初心者がマイボードを選ぶならRIDEのエントリーモデルが間違いない理由。

今シーズンこそレンタルボードから卒業してマイボードをゲットしたいと考えている人へ。初めてのマイボードだからこそ妥協は厳禁。かといってたくさんある種類から初心者が自分に合った1本を見つけ出すのはとてもむずかしい。そこで今シーズン30周年を迎えるRIDEスノーボードからリリースされる初心者向けの2モデルをプロライダーに徹底的にテストしてもらった。果たして、レベルアップをしたい人にオススメなボードとは?そしてその2本のフィーリングはいかに。
Photo: Jun Watanabe
Movie: unseul film
Special Thanks: SAPPORO TEINE

今回、RIDEのエントリーモデルをテストしてくれたのは野々垣 瑠(左)加藤咲子(右)

RIDEスノーボードの初心者用モデルを徹底テスト開始

初心者用のボードと聞いてあなたはどんなイメージを抱くだろうか。価格が安くて、性能は二の次?グラフィックデザインもイマイチ?いやいやスノーボードブランドからリリースされている初心者用ボードの実力は実はものすごくハイレベル。プロライダーが乗っても十分楽しめるくらいしっかりと作り込まれている。

今回は北海道を中心に活躍するふたりのプロライダーに北海道・サッポロテイネでRIDEのエントリーモデルを試乗してもらった。

ひとりは札幌出身の野々垣 瑠。彼はバックカントリーでの撮影をメインに活動し、過去には北海道のテレビでスノーボード番組のMCを担当していたこともある。

普段からこの板に乗っていると思うほど、すぐにアジェンダを乗りこなしていた野々垣

そしてもう1人は、北海道を中心に活動する「さっこ師匠」ことプロライダーの加藤咲子。この2人にそれぞれメンズ、レディースのエントリーモデルに実際に乗ってもらい、その乗り心地をフィードバックしてもらった。

普段から北海道のパウダーを滑りまくっている加藤は初めて乗ったハートブレイカーでも非圧雪バーンをフルスピードで滑り降りていく

プロライダーも太鼓判!初心者用ボード驚きの実力

野々垣 瑠が試乗したモデルはメンズのエントリーモデル、アジェンダ。レベルアップを狙う初心者から中級者のためのソフトフレックスボードだ。

撮影した日はパウダー、パーク、ピステンバーンとあらゆるフィールドでアジェンダの実力を試してもらうことができた。野々垣がアジェンダに乗って、とくに強く感じたのはターンの入りやすさだったと言う。
「普段乗っている板は2本あって、パウダーで乗りやすい板とグラトリしやすい板。いつもは得意なジャンルで性能が特出した板に乗っているんですけど、今回乗ったアジェンダはグラフで言えばまさにど真ん中の癖のないモデル。だからターンの入りがすごく素直で扱いやすかったですね。乗ってみると分かるんだけど、意外と張りもあって板が動かしやすい。初中級者向けだけど上級者が乗っても面白い板だと思いました」。

ターンの入りやすさが調子良いアジェンダで、膝上ほどのドライパウダーのスプレーを舞い上げる

アジェンダはノーズとテールの長さが同じツインチップシェイプ。またボードのセンター部分が雪面から少し浮いたキャンバー、そしてノーズとテールの先が少し反り上がったロッカーと呼ばれる形状を採用している。この反り上がったロッカー形状のおかげで、初心者でもターンのきっかけがつかみやすくなっているのだ。

このボードでレベルアップするポイントを聞いてみると。
「バインディングを板の中心にくるようにセッティングするのが良いと思います。レギュラーでもスイッチでも同時にうまくなるようなイメージですかね。ゲレンデでくるくる回りながら滑ったりして、ボードの操作性を高めていければ早くレベルアップすると思いますね」。

エントリーモデルでありながらプロライダーの野々垣を魅了しているのは性能だけではなかったようだ。
「アジェンダのグラフィックはカッコいいですよね。このクラシックなロゴとか見た目も気に入っていて、そこに最新のテクノロジーが合わさっていてすごく良い板だと思いました」。

ボックでのテールマニュアルもソフトフレックスのアジェンダなら朝飯前だ
キッカーでもアジェンダの性能の高さを証明するように高さのあるオーリーを披露

RIDE SNOWBOARDS
AGENDA(アジェンダ)
使用サイズ: 155cm
有効エッジ: 121.6cm
ノーズ・ウエスト・テール: 29.6/25.2/29.6cm
サイドカット: 7.9m
サイズバリエーション: 149, 152, 155, 158, 154W, 157W, 161W
価格: ¥57,200

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ターンの楽しさを教えてくれるハートブレイカー

加藤咲子に乗ってもらったハートブレイカーはレディースのエントリーモデル。5万円台というリーズナブルな価格帯でありながら、パークからゲレンデフリーランとオールマウンテンでの滑走をイメージしてデザインされている。

またソフトフレックスなので、脚力の弱い女性でもしっかりと板を踏み込んだターンがしやすい。加藤もその乗りやすさに驚いたという。
「このモデルはツイン形状で、ノーズとテールにロッカーが入っているのでターンの導入がスムースでした。あと足元のセンター部分がキャンバーなので、しっかりとしたエッジングができるボードでとにかく乗りやすい印象ですね。ターンのしやすさや板の取り回しがかなり良かったので、レベルアップしたい初級者から中級者の女の子にとてもオススメです」。

リフト下の少し荒れたバーンでもハートブレイカーならノープロブレム

ハートブレイカーの魅力はやはりなんと言っても乗りやすさと曲がりやすさ。板の取り回しが楽なので、自分の進みたい方向へクイックに反応してくれる。
「最初に選ぶ板はいきなりハイレベルなモデルをチョイスするよりもこういったエントリーモデルを選んだ方が良いと思います。やっぱりターンの楽しさを教えてくれるのがいちばん大事ですよね」。

プロライダーも気に入ったシンプルなボードグラフィックはとても初心者用とは思えない

最初に選ぶ板だからこそ、癖のないエントリーモデルがオススメ。しかも国内外でイケてるライダーが揃い、カッコいいブランドイメージのあるRIDEがリリースするだけっあって、ハートブレイカーもアジェンダもボードグラフィックがクラシックテイストで渋い。これにはふたりのライダーもお気に入りの様子だ。

加藤も、「エントリーモデルにはないカッコよさがありますよね。女性って板選びでグラフィックも悩むと思うんですけど、ハートブレイカーのシンプルで飽きの来ないシックなデザインが好きな人は結構いると思います」。

普段はパウダーやカーヴィングばかりの加藤も、あまりの乗りやすさにパークでジブも魅せた
どんなフィールドでも高い滑走性能を発揮するハートブレイカーはキッカージャンプも飛びやすい

RIDE SNOWBOARDS
HEARTBREAKER(ハートブレイカー)
使用サイズ: 147cm
有効エッジ: 112.7cm
ノーズ・ウエスト・テール: 28.1/23.8/28.1cm
サイドカット: 7 m
サイズバリエーション: 139, 143, 147, 150
価格: ¥57,200

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パウダーを当ててからゲレンデを滑ってカーヴィング、その流れでパークへ。なんでもこなせるボードだった


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