北海道パウダーベルト。そう呼ばれるのは、北海道の中央部に200kmにも渡りベルトのように南北に伸びるスノーフィールドのこと。標高2,000m級の山岳地帯やスノーリゾート、ローカルスキー場まで、世界でも有数のパウダースノーを満喫できる広大なエリアが広がっている。
このエリアを旅するスノーボーダーを、”拠点” としてバックアップするのが、北海道第2の都市と言われる旭川の街だ。パウダーベルトの一角に位置し、周辺のスキー場(トマム・富良野・カムイなど)や山岳部(黒岳・大雪山旭岳など)にもアクセスしやすい。
街にはローカル感を満喫できる食事処や飲み屋がひしめきあっていて、アフタースノーの観光という点でも充実度が高い。滑るだけでなく、食や文化なども含めてその街の魅力を満喫したいスノーボーダーの旅にぴったりの場所なのだ。
そして、ここを訪れるスノースポーツ愛好家のための宿として名乗りを挙げたのが、「街ナカ」ホテル「OMO7旭川(おも)」。2018年に旭川市は「旭川、スキー都市宣言」を発表。スキーヤー・スノーボーダーを全面的にサポートする施策をアップデートし、5年目となる今冬も、スキーヤー・スノーボーダーファーストを高らかに宣言する。
ホテル内にOMOチケットカウンターを設置
スキー場に到着してからリフト券を購入すると、とくに朝イチはチケットカウンターが混雑していることが多く、滑走時間が短くなってしまう。少しでも時間を短縮できるようにと、この冬からホテル館内でリフト券や引換券が購入できるようになった。雪の状況に合わせてスキー場を選びたい人は、前もってチケットを用意しておくのも難しい。ホテルで手に入るのはとても嬉しいサービスだ。
■リフト券や引換券の購入が可能なスキー場:カムイスキーリンクス・キャンモアスキービレッジ・サンタプレゼントパーク・ぴっぷスキー場
■対象者:宿泊者・外来どちらも可
都市型ならではのアクセスの良さ。
車がなくても移動に困らない
北海道といえば車必須のイメージだが、OMO7に宿泊するならその限りではない。空港からホテルまでは電車かバス(もしくは両方)で移動できるし、ホテル周辺のスキー場へは宿泊者専用の無料バスを利用可能。運転が苦手な人でも、移動の心配なくパウダーベルトの良質な雪を満喫できる。
宿泊者限定のバスが運行するのは、昨年に引き続き大雪山旭岳、カムイスキーリンクス、サンタプレゼントパークの3か所に加え、この冬からぴっぷスキー場へも運行ルートが広がった。
「SNOW BUMラウンジ」がパワーアップ
スキーヤー・スノーボーダー同士が交流できるOMOベースのSNOW BUM ラウンジがパワーアップ。今年はその日の滑りを振り返れるモニターが登場!
30種類のスノーワックスが無料で利用可能
雪質や雪の温度にあわせて使い分ける必要があるスノーワックス。しかし、旅先に何種類ものワックスを持っていくのはなかなか難しい。
そんな悩みを解消するのが「WAX BAR」。30種類の中から好きなワックスを選んで板をベストコンディションに整えておける、人気のサービスだ。
■料金:無料
各スキー場の雪の状況をリアルタイムでキャッチできる
ホテル内に設けられた「本日のパウダー情報」コーナーでは、毎朝のイベントとして、その日最もパウダーを楽しめるスキー場を紹介。各スキー場のスタッフに取材した情報をリアルタイムで発信しているので、情報としてはかなり信用度が高い。
アフタースノーに旭川の街を満喫できる
グルメツアー
ホテル周辺には地元の料理を堪能できる飲食店が多く集まっていて、なかにはスキー・スノーボードファンが集まるというお店も。そんなスノーバムたち御用達の酒場を案内してくれるのが「SNOW BUM御用達酒場ツアー」だ。
地元のお店を知り尽くしているOMOレンジャーがおすすめするお店なら間違いなし!美味しいお酒とご飯を楽しみつつ、山の情報を交換したりと充実した時間を過ごそう。
■料金:1,000円
■時間:19:00発
■予約:OMO7旭川公式ホームページより前日までの予約(https://omo-hotels.com/asahikawa/)
他にも、ここでは紹介しきれない、スキーヤー・スノーボーダーファーストのサービスが満載のOMO7旭川。北海道へのスノートリップを予定しているなら、ぜひ拠点の候補に入れてみてはいかがだろう。
「スタジオルーム」というお部屋限定で、希望すれば、スノーギアを収納できるスタンドを用意してくれる(要予約)。嵩張る荷物をスッキリしまうのに便利。
館内には乾燥室も完備されている。正面玄関のすぐ近くなので、ホテルに戻ったらそのまま乾燥室に保管もOK。
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