「スノーボードにハマった!」→「もっと上手くなりたい。しかも、手っ取り早く!!」→「そんなワガママな願いを叶えてくれるボードが欲しい!!!」といった思考回路のスノーボード初心者や初級者は少なくないはず。そこでオススメなのが、上達スピードを早めてくれて、さらにコスパ最強説さえあるRIDEのエントリーモデルの2本だ。
撮影協力: 石打丸山スキー場
初級者がスノーボードを選ぶうえで何よりも重要なこと。それは自分の意志どおりにボードを操作しやすいかどうか。つまり、弱い力でも扱いやすく、スピードが出ても安定感がある。さらに逆エッジにもなりづらいモデルがベストだ。そんな魔法のようなボードは存在するのだろうか。先に結論から言うと……ちゃんと存在する! それが今回紹介するRIDEのエントリーモデルの2本なのだ。
そんなマジックボードのキーワードは「キャンバーとロッカーのいいとこどり」「やわらかいフレックスとトーション」の2つ。
純粋なキャンバーボードだと、確かに直進安定性が高く、かつターン中のエッジの喰い付きはいいけれど、ターンの切り替え時などに不意にエッジが雪面に引っ掛かる可能性が少なくない。そこでノーズやテールにロッカーを取り入れることで、エッジの引っ掛かり感を抑え、さらにボードを取り回しやすいというメリットがプラスされる。
また、初級者は低速域で滑ることが多いため、フレックスとトーションはやわらかいほうがボードを操作しやすい。それはターンにおいても、グラトリやパークライドにおいても同様だ。さらに、ボードを的確に操作する筋肉、通称・スノーボード筋もあまりないはずなので、硬いボードでは簡単にコントロール不能に陥りやすいのだ。
これまで述べてきた条件を兼ね備えているのが、RIDEのメンズボードのAGENDAとウイメンズボードのHEARTBREAKERだ。どちらもキャンバーとロッカーのハイブリッド構造で、フレックスもトーションも非常にやわらかい。しかも、かなり価格も抑えてあるコスパに優れたモデルとなっている。初めてのマイボードとしても購入しやすいというのも魅力だろう。
それでは、その2本の実力を、文章で長々と説明するよりも、実際に試乗しているムービーのほうが伝わりやすいので、さっそくチェックしてもらいたい。
まずはメンズボードのAGENDA。テストライダーは炭谷涼太。
△RIDE
AGENDA
◆全長: 152cm
◆ウエスト幅: 25.1cm
◆ノーズ&テール幅: 29.3cm
◆サイドカーブ半径: 9.3/7.8/9.3m
◆推奨スタンス幅: 55.9cm
◆サイズバリエーション: 149, 154W, 155, 157W, 158, 161Wcm
◆価格: 63,800円
続いて、ウイメンズボードのHEARTBREAKER。テストライダーは須藤恵美。
△RIDE
HEARTBREAKER
◆全長: 143cm
◆ウエスト幅: 23.6cm
◆ノーズ&テール幅: 27.7cm
◆サイドカーブ半径: 9.4/6.9/9.4m
◆推奨スタンス幅: 45.7cm
◆サイズバリエーション: 139、147、150cm
◆価格: 63,800円
ボードに乗らされていては上達なんてできっこない。上手くなるためには自分からボードを乗りこなすことが重要だ。このRIDEのエントリーモデルの2本は、「自分でボードに乗る」という大切なことに、きっと気づかせてくれるはず!
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