China power

こんにちわCAPです。前回(前回ブログ)に引き続きCAPかなり中国が好きなんです。この秋立て続けに3回行って分かった事…。それは中国が好きな事が再確認できました(笑)。まずそもそも中国って近くて遠い国というイメージがあります。しかしそれはこの登場で完全に打ち破れました。

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↑↑今回も前回も前々回も全て渡航に際して使用した航空会社は中国版LCC。現在、春秋航空、奥凱航空(OK航空と読む…)など多種多彩なLCCが飛んでいます。その価格は衝撃的で、春秋航空などは片道5,000円(燃油チャージや税金を除く)と超破格で中国まで行けます。これなら気軽に足を延ばす事が全然出来ます。

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↑↑羽田出発直前の搭乗ゲート。お客さんは95%中国人。日本人はほとんどおりません。が安かろう良かろうです。LCCの狭さも北京近郊の天津まで3時間、大連までなら2時間。沖縄に行くのとほぼ変わりません。ただこの奥凱航空。羽田発が午前2時半という夜行便?早朝便?安さのワケは席の狭さ以外にも罠が仕掛けてありました。現地着は午前5時。全く寝れません(笑)

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↑↑日本が誇るテクノロジーの一つに「新幹線」があります。大抵の外国人観光客は新幹線の速さと正確さにただただ驚き、そして興奮いたします。しかし!中国版新幹線(CRH)も全く負けておりません。今回は国内移動の殆どをCRH使用しましたが、常に定刻発車&到着。最速350km/hでも揺れは殆どなし。予約は簡単で価格も安い。中国の印象を一番変えたのがCRHかもしれません。中でも12月の大連出張の時、大連から東北地方の大都市哈爾濱(ハルピン)までの4時間半の移動はまさに東京から山口までの移動と同等。そこを300km/hで疾走する姿はまさに世界一高速鉄道が発達している国である中国をまじまじと感じました。それにしても何故ハルピンまで移動したのか??答えはこちら↓

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↑↑ハルピンに今年6月にオープンした「WANDA SKI PARK(万逹娯雪楽園)」ドバイにあるSKIDUBAIよりも規模が大きく現在世界一の大きさを誇る室内スキー場です。折角大連まで行ったのだからここを見なくては勿体ない!CRHに乗って行って参りました!写真ではちょっと分りづらいですが、写真左側にはもう1本コースがありまして、写真の幅はちょうど半分となりその巨大さが分かると思います。

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↑↑これが左側に位置する一枚バーンの上部。ほほ〜。斜度は中級斜面程度ですが、なかなか面白そうじゃないですか♡雪質は室内ゲレンデにありがちな少しモサモサした感じの雪。館内は常に-3℃に保たれてはいますがガッチリと圧雪バーンという雰囲気ではありません。しかし室内でこの規模。贅沢は言ってられません。早く滑りたい!という気持ちを抑えつつ…勿論全てレンタルなのでイケてないギアと格闘しながら滑り出します。

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↑↑しかしそうは問屋は卸してくれません…。頂上まで行くリフト券は3時間券からで中間まで行くリフト券よりも約2倍の価格差(!!!)当日CRHに乗り遅れたりして滞在時間はたった1時間半という事から上級コース(実際は中斜面ですが…)は泣く泣く諦めて安いチケットを購入。つまり中間からの緩斜面主体しか滑れません。でも良いんです。滑れれば。2018/19シーズンのキックオフはまさかのハルピンの室内スキー場になるなんて夢にも思いませんでした。

IMG_8151↑↑CRHといい、街の高層アパートといい、ビジネス街のビル群といい…。そしてそして勿論この室内スキー場。中国の底知れるパワーを感じました。いやいやこの国には絶対勝てない。もしテクノロジーなどで勝とうと思ったらそれはかなり勘違いで、日本の一歩二歩先を行っている感がヒシヒシと伝わりました。8年前に比べて”お腹を出しているオジサン”や”辺り構わず痰を吐くかっぺオジサン”の数も相当減りましたし街中も凄く綺麗になりました。まさに高度成長を感じます。しかし中国に無く日本にあるものもたくさんあります。相変わらずのツンデレサービス精神や人と人を介したサービスなどはまだまだ日本は圧倒的に優れています。ハードとソフトの融合が今後この国で勝ち抜く為に重要なキーになるのでしょう。なぜ中国が好きなのか?それは底知れるパワーを感じ毎回の様に違った進化している顔を見れる事だと思います。勿論…中国料理かなり美味しいですが。。。

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↑↑蘭州ラーメン最高です。

CAP

2005年から12年間。星野リゾートアルツ磐梯/裏磐梯猫魔スキー場のマーケティング責任者として、魅力開発、広報、営業、販促を統括。過去はBURTON SNOWBOARDの初心者専用ボード"LTR"の開発にも携わる。2017年5月より株式会社Sherpaに移りスノーを織り交ぜたインバウンズ誘客/集客コンサルタントを開始。引き続きFREERUNのライターも兼任。2018年7月からcitywave TOKYOのsenior adviserとしてアジア初の人工リバーサーフィン施設の運営責任者として従事。2019年6月よりスポーツファシリティマネジメントに移籍をしてより広範囲のアドバイザー業を開始。現在は福島のインバンウンズ集客最大化プロジェクトを進めつつ、シーズン中はオーストラリア メルボルンに本社があるmint tours(https://minttours.com)の専任ガイドとして日本の山を外国人に紹介している。 ------------------------ Twitter:@kei4cap Instagram:@kei4cap