Burtonより“横乗り”カルチャーからの新たな視点からスノーボードの奥深さを伝える映像「MY TURN」全5篇が随時配信中

少しずつ秋の気配も深まり、冬の訪れ、期待感も高まりつつある時期。スノーボードの視野を広げていくうえでオススメの映像を紹介しよう。
Burtonによる10月14日より随時配信されている「MY TURN」だ。

“表現豊かなライダーが残す雪上のトラック”からインスピレーションを得た「MY TURN」は、
これまでのスノーボードムービーとは一線を画し、スノーボードという“横乗り”カルチャーからの新たな視点と気付き、
そして問題提起を、幅広く社会全体に対してもたらす映像作品。
このムービーは、フォーカスされている出演者それぞれの物語でありながら、
スノーボードというスポーツ及びカルチャーそのものに影響を与えるほどのインパクトを持つ、大きなテーマを掲げている。

「MY TURN」のストーリーテラーであるセレマ・マセケラは、
世界的に愛されているテレビ番組司会者・スポーツ解説者であり、俳優・ミュージシャンでもある人物。
カメラの前でも、またスノーボード中においても、同じように穏やかな空気を創るマセケラは、
これまで何十年にも渡ってスノーボードにおける最高峰のシーンを取材し続けている。
今回のMY TURN制作にあたっては、それらのリレーションを活かして、高い影響力を持つ人物たちにインタビューを試みている。

「MY TURN」の5つのエピソードには、世界中から選ばれたアスリートやストーリーによって構成されている。
ディマ・ルチキンは、13歳の天才スノーボーダーで、ウクライナ人。
戦争によって故郷を失った難民として、オーストリアのインスブルックで家族とともに暮らしている。

リウ・ジアウは、中国に初めてスノーボード競技のオリンピックメダルを持ち帰ったスノーボーダー。
これは、カンフーから始まった彼女のスノーボード人生における、思いがけない旅のハイライトになった。
スイスLAAXリゾートを経営するレト・グルトナー氏は、世界中のリゾートにおけるサステナビリティの基準を推進している。
人気のフリースタイラーであるゼブ・パウエルは、スポーツが進むべき未来そのものの変革をリードしている。そして、Burton の Culture Shifters イベントにおいて、マセケラはスノーボードコミュニティをより多様で包括的なものにするために、その方法についての議論をモデレートしている。

セレマ・マセケラは、次のように語っている。
「Burtonと連携し、スノーボードというユニークな視点を使って世界中の力強い人間の物語を伝えることができて光栄です。
スノーボードに乗って山を滑り降りるという極めてシンプルな行動が、非常に大きな影響力と変革力を持ち、見る人たちと、場所、
空間とを結びつけていく。5つのストーリーには、そんな想いが込められています」

13歳のウクライナ難民に始まり、世界がこれまで見てきた中で最も予測不可能なスノーボーダー、
そして、より包括的なスノーボードコミュニティを構築する探求に至るまで、
Burtonは、この「MY TURN」というムービーを通して、スノーボードというスポーツ及びカルチャーを再構築する新たなコミュニティのあり方を提案している。