昨年、白馬八方尾根スキー場で行われた、日本のファンたちと一緒に滑ることが目的のライディングイベント「Ride With GUCH」が今年も開催された。イベント会場に選ばれたのは栂池高原スキー場。当日集まった約15名の参加者とともにメロウにライディグを楽しんだ当日の様子をレポート。
Photo: Tomokazu Kuwano
2/8(金)。白馬栂池高原スキー場にブライアン・イグチがやってきた。目的は「Ride With GUCH」に参加するためだ。昨年初めて訪れた白馬をとても気に入ったようで、今回の来日を楽しみにしてくれていたグッチさん。今年は彼のファミリー(奥様と2人の息子)も一緒に来日し、イベントにも参加した。いつも穏やかな雰囲気を漂わせて笑顔が印象的なグッチさんだが、今回は家族と一緒ということもあって、ライダーとしてだけではなく父親としての優しい顔も見られる貴重な1日でもあった。
開会式のグッチさんの登場&挨拶に参加者もアガり、その雰囲気のまま山頂へ移動。記念撮影後、ライディングがスタート。この日の天候は序盤は晴れ。雲海を見下ろせる最高の景色。ゲレンデは風がやや強く、少しハードパックなコンディションだったが、参加者の皆さんもブライアンファミリーも気にすることなく和気藹々とした雰囲気で滑っていく。広いオープンバーンで、みんながついていけるスピードをキープしながら気持ち良いラインを滑っていくグッチさん。参加者の方もグッチさんの滑りを見逃すまいと後ろから追いかける。同じコースを何本か滑ったあとはパークバーンへ。サイドの地形を拾ったり、キッカーを待つ列の中にグッチさんも混じったりと参加者の方達との距離感も近い。そして、パークを流しながらグッチさんの往年のトゥイークも見ることができた!感動!!
イベント中は、2人の息子を気にかける場面もあり、周りの大人たちも微笑ましく見守っていた。もちろんファンのことにも目を配りみんなが楽しんでいるかどうかを考えてくれている様子がわかり、彼の人柄の良さをより一層感じた。途中リフトで一緒になった参加者の方と話をすると、グッチさんと一緒に滑れる嬉しさと貴重さを噛み締めているようだった。
ライディングの後は、サイン会&写真撮影タイム。レストランの中に専用の会場が用意されていたのだが、会場に移動する前から雪上で板を持ちながら写真撮影が始まっていた。会場に移動するとイベント参加特典のブライアン・イグチオリジナルTシャツが配られ、サイン会がスタート。
ひとりひとりに丁寧にサインをし、時にはイラストを描く。ゆっくりと言葉を交わし、記念撮影。これもファンにはたまらない時間。VOLCOMOストーンクッションやDVDを持参する強者もいて、それを見たグッチさんも嬉しそうにサインしていく。
始終ニコニコ笑顔で、たっぷり時間をとってファンとの交流を楽しんでいるグッチさんに、ファンの皆さんも大満足の様子。来期もやりたい!という声も上がっているようなので、もし開催されたらぜひご参加を!
Q_今日のイベントはどうでしたか?
とても良い日だったね。たくさんの人たちと会い、滑って。今回は家族連れだったんだけど、子供たちの忍耐強い姿にとても感動したよ。特別な日になった。アリガトウ。
Q_家族について教えてください
長男のMilo(マイロ)が9歳で、次男のSilas(サイラス)6歳。彼らは日本には初めて来たよ。妻のLily(リリー)はずっと昔に日本に来たことがあって、今回で2度目。日本は久々だね。
Q_イベントの後は日本でどういう風に過ごす予定ですか?
子供達は学校に行かなくちゃいけないから、数日間過ごした後に帰国する予定だよ。日本にいる間は家族で過ごす時間を楽しみたい。東京へ観光したり、日本食を食べたりして満喫したいな。
イベントの様子を動画でどうぞ!