雪面のギリギリをハイスピードで駆け抜ける/谷口 淳

西日本でクラブウエストを運営する谷口。
スノーボードの技術はもちろん
枠を越えて楽しさを伝え続ける彼に
カービングとアイテム選びについて迫った!

Q1:普段はどちらでどのようなスノーボードをされているんですか?

谷口:普段は、兵庫県のハチ・ハチ北スキー場でスクールで活動しながら、お客様へのレッスン、スクールスタッフへのレッスンを行なっていて、空いた時間でスタッフと地形やツリーやパウダー、もちろんカービングもしながら、山全体を遊びながらスノーボードしています。

Q2:ハチ北スキー場のスクールでは校長として運営もされているそうですが、その中でクラブウエストというチームを組まれているとうかがいました。
チームではどのような活動をされているんですか?

谷口:クラブウエストは、スクールに通うという感覚のものでシーズン通してクラブウエストの担当インストラクターが指導にあたります。昨年度は関西のみならず四国や広島など幅広い地域から、10代から50代まで幅広い世代の約40名が所属して、「技術認定テストに合格したい!」「インストラクター試験に合格したい!」「大会に出て上位に入りたい!」
など目標を持って、それをインストラクターがサポートして指導に当たります。みんな同じ方向性の人たちが集まりますので、レッスンの後などは仲間同士で切磋琢磨して仲良く練習したり自由に滑ったりと取り組んでいます。特にカービングやスノーボードの基礎の部分が中心ですので、カービングを覚えたい方やスノーボードの滑走技術の向上を図りたい方などが対象となります。それらをとりまとめて運営しています。
現在は22−23シーズンのメンバーを募集中です。

Q3:現在メンバーを募集中なんですね。
メンバーには誰でもなれるんですか?
メンバーになるためにはどうすれば良いですか?

谷口:メンバーは、斜面で連続ターンができれば誰でもOKです!なにか目標があるとなお良いですね。
メンバーになるためには、スクールHPから申し込みページから申し込みしていただき、入会金をお支払いいただきましたら完了です!
あとは熱い冬に向けて心の準備を!

Q4:申し訳みHPアドレスを教えてください。
参加したくてもなかなか踏み出せなくて、、
という方もいらっしゃると思うんですが、そんな方の背中を押す一言をお願いできますか?

谷口:そうですよね〜、ほんとそれ!なかなか踏み出せない方が多いと感じます。基本的に内向的な方が多いので、参加したい思いがあるけど、遠くから見てるって方もおられます笑
でも、勇気を出して入ってしまえば、「え、、意外簡単に馴染めて楽しい!面白い!」って方が多いと思います。
というのも、インストラクターは見た印象より、みんなフランクで熱い!あとはみんな関西なので。。面白い人多いですね。メンバーの方々は目標や意識が近いので意気投合しやすい。結果、居心地は悪くない。みたいな。
あ、一言で済まなくなってすみません。。。一言でいうなら、まずは動かないと始まらないし、変わらない。スノーボードというスポーツを通して、切磋琢磨できる仲間が待っています!
気になった方は、こちら!
https://www.west-sbs.com/

Q5:もうこれ見たら即URLクリックですね♪
楽しそう!が伝わってきました!!
カービングって板はもちろんですがブーツやビンディングにも結構こだわるって聞いたことがあるんですが、谷口さんのおすすめのアイテム教えてください。

谷口:そうですね!ブーツについては、ボードを立てていく際にしっかりと頼れる。そして、パワーロスを無くすためにしっかりフィットする事が求められます。特にカービング中はかかとが浮くとロスが大きくなるのでかかと周りのホールドがとても大切です。そのかかとのフィットを個人に合わせてリキッドで自由に調整できるリキッドフィットを備えたhead のeight boaはカービングにはおすすめです。アウターもしっかりしていて頼りになるブーツです。
バインディングは、足首のホールドが圧倒的に強く、それでいてある程度自由のきくsLAB.ONEが気に入っています。またこのビンディングはリアエントリーシステムで着脱が非常にしやすいことに合わせて、ヒールカップを持たないので、カービング特有のボードを鋭く立てたヒールサイドターンの際でもビンディングがドラグする事がありません。
そして、バインのベース部分が薄いことで、雪面とのコンタクトや雪面状況を感じる事ができるのは私にとって重要なことですね!アルミベースプレートのダイレクトな反応も気に入ってます!

Q6:なるほど!やはりギア選びにもしっかりとしたこだわりお持ちなんですね!
谷口さんにとってカービングの楽しさってどんなところですか?

谷口:やっぱり雪面ギリギリをハイスピードで駆け抜けてキレていく感覚ですね。そして、外力とのバランスを保ちつつターンを繋いで綺麗な円を描くのはとてもエキサイティングです!

Q7:Q1の質問では、カービングにとどまらず山全体を使ってスノーボードを楽しまれている印象を受けました。
今シーズンご自身でスノーボードに対しての目標はあったりしますか?

谷口:普段からあまり種目にこだわらず、スノーボードを楽しむという事を大切にしています。その総合滑走能力の向上がスノーボードの新たな可能性を引き出してくれたり、色々な楽しみ方を提供してくれます。最近は、レース、バンクドスラロームなどシンプルで分かりやすい種目が面白いので、そんな大会にどんどん参加して、楽しむ事がしたいですね!
もちろん、本業のカービングの大会を中心にしっかりと昨シーズン以上の成績を残してスクールを引っ張っていきたいと思っています!

【Profile】
谷口 淳 / 9月 20日生まれ
■身長/166cm ■スタンス/レギュラー  58cm
■アングル/前 27度、後ろ 3度
■スノーボード歴/ 22年
■ホームマウンテン/兵庫県・ハチ北スキー場
■使用アイテム/
ブーツ:EIGHT BOA Lliquid fit
ビンディング:sLAB.ONE
ゴーグル:CONTEX PRO 5K /MAGNIFY 5K PHOTO
■Instagram/taniguchi.jun