今シーズンリニューアルした石打丸山スキー場は、女性にとって行きやすいゲレンデに生まれ変わった。以前からこのゲレンデで遊んできた佐藤姉妹が実際に訪れその魅力を体験。

ガールズライダーが快適に楽しめる石打丸山
首都圏から車を走らせること約2時間。関越トンネルを抜けると今までの景色が嘘だったかのようにあたり一面が雪に覆われた雪国がお出迎えする。全国的にも圧倒的な積雪量を誇る湯沢/ 南魚沼エリアだ。このエリアには多種多様なスキー場があり、フリースタイルパークのメッカとして今もスノーボーダーから根強い人気がある。その中でも、バラエティ豊かなコースバリエーションを誇り、国内屈指のモンスターハーフパイプや最先端パークなどを有し、このエリアの伝統的なパークカルチャーを牽引するゲレンデが石打丸山。ローカルを始め、県外のスノーボーダーなど多くのウィンタースポーツ愛好者に愛され続けている老舗リゾートだ。1949年に開業し70年の歴史のあるこのゲレンデが今シーズン、遂に生まれ変わった。
シーズン前から話題を集めていた石打丸山。そのリニューアルの全容を知るべく、このゲレンデに幼い頃から通い詰め、ガールズシーンで活躍する佐藤姉妹に、生まれ変わった石打丸山を実際に体験してもらった。

新たなランドマーク「リゾートセンター」で準備も快適
今回は「ガールズスノーボーダーが快適に利用できるゲレンデ」をテーマに、リニューアルしたばかりの石打丸山の新施設を紹介していく。撮影当日、彼女達との待ち合わせ場所に設定したのは、ゲレンデ中央口の駐車場前に完成した「リゾートセンター」。館内はまるで海外のリゾートを彷彿とさせる全面ガラス張りの開放感溢れる心地よい空間が広がる。男女それぞれ更衣室が設置されているので、快適にウエアへと着替えることができる。もちろんコインロッカーも完備。女性更衣室にはドライヤーつきのパウダールームも備わっている。メイクはもちろん滑り終えた後の濡れた髪を乾かすこともできるという徹底ぶりで、ガールズスノーボーダーにとって嬉しい環境が整っている。
スノーリゾートに必要な機能を集約させたこのセンターハウス。インフォメーションデスクでリフト券を購入することができるのだが、なんとスマートフォンのキャッシュレス決済が新しく導入されている。他にもパンやコーヒーなどの軽食も販売されていて、2階の無料休憩スペースでゆったりとくつろぎながら準備することができる。
さらに、ゴーグルやグローブなどのアクセサリー類やオリジナルグッズなども購入できるショップや、地域初出店となるゴールドウインの専門店もオープン。GOLDWINブランドをはじめ、THE NORTH FACEやC3FITなどのスノーギアからタウンアイテムまで幅広いアイテムを取り揃えている。








世界最新鋭コンビリフトでラクラクアクセス
センターハウスで滑る準備を整えたら、新たに導入された世界最新鋭のコンビリフト「サンライズエクスプレス」で一気にゲレンデ中腹までアクセス。10人乗りのゴンドラキャビンと6人乗りのチェアリフトが1本のワイヤロープを共有して運行する混合型リフトで、今までは第一リフト→第二リフトと、2本のリフトを乗り継がなくてはゲレンデ中腹へとアクセスできなかった距離をひとっ飛び。しかも、フード付きの6人乗りチェアは、体にフィットするバケットシートにシートヒーターが備わっているので暖かく快適だ。また、リフト乗り場の床面には乗車をサポートするローディングカーペットを採用して安全性も向上させている。降雪時でもゴンドラはもちろん、チェアリフトに乗っても快適に効率良く楽しめるようになった。

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さらに、中央エリア中腹には新たにトリプルリフトが導入されたので、ハーフパイプが利用しやすくなるとともに山頂へのアクセスもスムースになったことも加筆しておきたい。
寒さ知らずのエンジョイパウダー
撮影当日はトップシーズンのベストパウダーデイ。ここまで快適になった石打丸山のゲレンデを存分に楽しんだ佐藤姉妹のふたり。子供の頃からこのゲレンデを滑り込んできただけあって、絶好のスポットをチョイスし、雪まみれになりながら1日を楽しんだのは言うまでもない。

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


滑った後はNEW OPENのレストランでオシャレランチ
サンライズエクスプレスの山頂駅を降りた先には、今シーズンより「オーストリアスノーハウス」が新設されている。南魚沼市はオーストリアのスキーリゾートと姉妹関係にあり、日墺友好150周年を迎える2019年に記念事業(オーストリアSNOW)の一環としてこのレストランが誕生したのだ。このレストランでは本格オーストリア料理が楽しめ、2人は魚沼平野の美しい雪景色を背景に暖炉を囲みながら暖まり、オシャレランチを楽しんだ。
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
丸一日、リニューアルした石打丸山を快適に楽しんだ佐藤姉妹に魅力を聞いた
佐藤亜耶
「サンライズエクスプレスの乗り心地が良くてびっくりしました。柱を通る時に揺れる感じもないし、シートが暖かいのですごく快適です。あと、アクセスが楽になったのも凄くいいと思います。今まではリフト2本の乗り継ぎが面倒くさくて下まで降りないことも多かったんですけど、サンライズエクスプレスだと1本で同じ場所まで行けるので、下まで降りることも増えました。私は大人数で滑ることが多いので、10人乗りのゴンドラだとみんなで乗れるのも嬉しいです。一度にいっぱい乗れるせいか、土日もそんなに混んでる印象はないですね。
センターハウスもすごく便利だと思います。家が近いのでウエアのまま家に帰って着替えていたんですが、帰った直後って寒いんですよね。暖かいセンターハウスで着替えられるのは快適です。日帰りで滑りに来る人にも利便性がとても良くなったと思います。
この辺ってお米が美味しいのもあって日本の食べ物が多いので、珍しいオーストリア料理が食べられるのも魅力ですね。スイーツも美味しかったです。生まれ変わった石打丸山は最高。ぜひぜひみなさんにも来てほしいです」
佐藤夏生
「サンライズエキスプレスができたので滑りにも良い影響があるんじゃないかなと思います。上から下までのアクセスが楽であればあるほど長いライディングができるし、ロングライドすると自分自身も鍛えられるし、滑る時間が長いと滑りに入り込めるので。しかもナイターも6人乗りの長いリフトがあるっていうのはかなりいいと思います。
センターハウスでは自分のスイッチのオンオフを切り替えられます。スキー場に来て一回スイッチ入れて、帰りは着替えたりしながらオフに。準備をしながらどう滑るか作戦会議もできますよね。後はパウダールーム。更衣室やお手洗いでお化粧を直すのは人が多いと気が引けるので、専用の場所を設置してくれているとやりやすいです。ショップもあるので忘れ物をしても買い物ができるし、ゴールドウインのストアでも新しいアイテムを見て刺激を受けられると思います。私はなるべく現金を持ちたくない派なので携帯でチケットを買えるようになったのも本当に嬉しいです。
オーストリア スノーハウスはヨーロピアンな雰囲気を楽しめると思います。食事も美味しくて、ビールとかワインとかいっぱい置いてあるので、レストランをメインに遊びに来るのもいいかもしれませんね」
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