YONEXの注目度急上昇ボード!! 4XP / 4XP POWTWIN 〜『最高に楽しい瞬間』を手に入れるための1本を選ぶ

今年もラニーニャ予報が続く中、雪がしっかりと降る我々スノーボーダーにとっては期待が高まるシーズンになりそうだ。そんなシーズンインに向けてそろそろ本格的な準備を始めるべきタイミング。そこでまずはボード選びとなった時、あなたの頭に思い浮かぶのはどんなボードだろうか? ひとことで「滑る」といっても様々なスタイルがあり、自分がよく行くゲレンデの状況やコンディションによって、一番効果的に使えるベストボードというのは変わってくる。ボード選びは、スノーボードの楽しさを大きく左右するものだけに選択には大いに悩むところ。
 あなたが何本もボードを所有できる状況だったり、滑る場所やコンディションがかなり絞り込めるのであれば、その目的にピッタリとあてはまったボードを選べばいいのだが、なかなかそうはいかないものだ。やはりオールラウンドに適応でき、飛んだり、あてたり、回したりといったフリースタイルの要素もスノーボードの楽しさには欠かせない。滑るというだけでなく、遊ぶという感覚が大事という人も多いだろう。それに加えて、朝一番と午後滑り終えるまでに、絶好のパウダー~凸凹~シャバ雪やアイスバーンといったコンディションの激変に遭遇することも意外と多い。こういった様々なニーズやシチュエーションを考えた時に最大限の満足感が得られるボード、その最有力候補としてチェックして欲しいのがここで紹介するYONEXの4XP、4XP POWTWINだ。

YONEXのラインナップの中でも、同じ「4XP」というネーミングを与えられながらも、それぞれが得意とするライディングスタイルは異なる。しかしながらこのボード本来の乗りやすさ、扱いやすさという魅力はどちらも大いに際立っている

フリースタイル全開で楽しむ、扱いやすさがアップ、
さらに魅力的なボードへと進化した4XP

YONEXといえば戸塚優斗や冨田せなを筆頭に世界のトップシーンで活躍しているライダーたちも使用する最先端のカーボン技術を駆使した高性能ボードを生み出しているブランドだ。ボードの芯材にカーボン技術を導入し、軽量でありつつ、ボード性能のバランスを自在にコントロールするYONEXの技術は、今や世界的に注目されている。

そのラインナップのなかで、4XPは長い年月を経て熟成され、多くのスノーボーダーのスキルアップをサポートしてきたフリースタイルの定番ボードだ。ツインチップ形状にノーズ、テールの接雪部付近にフラットエリアをセットしたEASY RIDE CAMBERを採用し、オーリーを仕掛けやすく、ジャンプをはじめ、様々なトリックにおいて「扱いやすさ」「安定感」を導き出す。「これぞベストなフィーリング」といえるセンター部分が柔らかめのフレックス。誰が乗っても「いいね」と感じる絶妙なバランスに整っていて、ゲレンデの中を思う存分遊びまくれる性能を備えている。

4XPはYONEXの他のモデルにも今季続々投入されているISOMETRIC TIP(ボードのティップ部の有効に作用する部分を拡大する構造)を2シーズン前のモデルからいち早く導入。トリックの仕掛けなどで重要となるノーズ、テールでのコントロールが、通常のツインチップ形状のボードよりもおこないやすいという評判が高い。今季のアップデートではここ最近ワイドなボードを求める人も増えているなか、157Wや160Wも追加されるなど、さらに4XPの魅力もパワーアップしている。

4XP
SIZE: 138, 143, 148, 151, 154, 157W, 160W
PRICE: ¥75,900

4XPはEASYRIDE CAMBERを採用。キャンバーの前後にフラットエリアを備え、コントロールのしやすさを引き出している
ノーズ、テールの有効部分をよりワイドにキープしたYONEX独自のコンセプトによるISOMETRIC TIP構造。ティップ部分が扱いやすいことでここを支点に繰り出すトリックでは安定性や、技のキレを向上させる

POWTWINの登場で、再び4XPの注目度は急上昇中!!
「ツインチップでパウダーを楽しむ」という新たなるスタイルを提案

今シーズンもパウダーの期待感が高まる中、本格的なバックカントリーまで出かけてパウダーを楽しむということをせずに、手軽にゲレンデの端パウを楽しんだり、ゲレンデ内の未圧雪バーンで豪快にパウダーを楽しむという「お手軽パウダー」をもっと楽しみたいという欲求が強くなってきた人は多いと思う。「お手軽」ともなれば、ただパウダーをスラッシュするだけでなくて、パウダーの中でボードを回してパウダーグラトリ的なライディングもやってみたくなる。そんな時にドンピシャにハマるのが、4XP POWTWINというボード。その名の通り4XPのシェイプをベースにノーズを少し長めに設定し、幅もワイドサイズで、パウダーで求められる浮力をしっかりとキープ。
通常のツインチップだとパウダーでは後ろに重心を置く厳しい姿勢でライディングしなければならないが、ISOMETRIC TIP構造は浮力のアップにもプラスに作用し、POWTWINではパウダーのなかでも、楽な姿勢で自在にボードをコントロールすることができる。

POWTWINの最大の魅力はパウダーを自在に滑れる性能を持ちながらも、フリースタイル性にも優れていることだ。極端な大型ノーズを持つパウダーボードでフリースタイルを楽しむには、よりテクニックが求められたり、スイッチでの動き自体も難しくなったりというのが一般的。
しかしPOWTWINでは、元来の4XPの性能はそのまま生かされているので、パウダーの中でも今まで難しかったような動きがイージーにこなせる。そして春のパークメインのシーズンでは飛んだり、回したりとフリースタイルをしっかりと楽しむことも可能。例えば冒頭文で述べたような、朝一番はパウダーを満喫して、昼からはパーク中心で楽しむというスタイルこそ、POWTWINが最も得意とするところだ。

4XP POWTWIN
SIZE: 155W, 158W
PRICE: ¥75,900

4XPと同じく、4XP POWTWINもEASYRIDE CAMBERを採用。その素直なコントロール性はワイドバージョンでも大きな魅力となっている
4XP POWTWINはYONEXのフリーライドシリーズの流れを継承するISO SPEED 7500・グラファイト を採用している
FREERUN9月号増刊「スノーボードベストギアカタログ 22/23」では北海道のショップ「DROPS SURF」のオーナー・若杉氏が「これはパウダーの遊びの幅を増やしてくれるボード」とYONEX POWTWINの魅力を語っている

あなたの今シーズンの楽しみ方をイメージして
ベストチョイスを!!

4XPか4XP POWTWINか、この2本の最終チョイスで大いに悩むという人もきっといるはず。パークなどフリースタイルのスキルアップを重視するのか、パウダーでの遊びを追求したい、フリーライディングを重視したいのかで、最後の選択は違ってくる。またPOWTWINでは、フリーライディング性能を重視するならば、いつものサイズより1段階サイズアップを選択するのがオススメ。
なお、ボードのデザインもそれぞれが個性的で、4XPが恐竜をモチーフにしたアートワーク、POWTWINはYONEXのフリーライドシリーズを継承するクールな雰囲気が漂うちょっと大人のボード。
最後に付け加えておくが、円高の影響もあってスノーボードも値上がり傾向がある中、¥75,900(税込)というプライスは、これだけの性能を備えたボードとしてはかなりリーズナブルな設定だと言えるだろう。
今シーズン注目が高まっているだけに、早めに人気ボードを手に入れておこう。

4XP POWTWINも4XPもMade in JAPAN、YONEXの自社ファクトリーで丁寧につくられている。デッキのマット調の質感もその品質の高さを漂わせている
4XP(左)4XP POWTWIN(右)どちらを選ぶか? フリースタイル中心か、パウダーを重視か? 自分の楽しみたいライディングスタイルに合わせてセレクトしよう

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