Snow Expo in SYD

こんにちわCAPです。帰国してから既に1週間以上が過ぎまして、シドニーの素晴らしい秋の天気と雰囲気が相当過去となっているようですが…まだ1週間しか経ってないのか‼︎IMG_0941Snow Expoは毎年シドニー(とメルボルン)で開催されている”旅行博”の雪版です。日本からもメジャーな山は全て出展もしくは観光協会などとタッグを組んでエリアで出展しています。メインスポンサーがユナイテッド航空という事もあり北米の山々もところ狭しとブースを出してPRをしておりました。Snow Expoはもちろん一般の方が気軽に入れる場所と共に業界の人(主に旅行業界)が出入りするオーストラリア市場を狙う為にはとても重要なイベントなのです。IMG_0938ブース横には本物の雪などあってキッズ達が靴がビショビショになりながら遊んでいます。シドニーは冬でも比較的温暖な気候。だから地元キッズにとっては雪なんてあまり見れないんですよね。雪山には興味があって、旅行も好きなオーストラリア人。そんな国民性が相まって、遠く離れた日本や北米に飛びスキーやスノーボードをする事は日本人が海外に行く感覚よりもずっと身近なのだと思われます。
IMG_0939だからなのか世界中で広がるシーズンパスアライアンスの取り込みにも各リゾートは躍起になっています。世界規模で一番大きいアライアンスである「Mountain Collective」NZの2山、AUSのTHREDBOや北米のアスペン、マンモス、ジャクソンホール、そしてウイスラーなどそうそうたる面々!そしてその中に先日共通券販売を始めるとリリースしました白馬バレーも!いいなー。アルツ/猫魔も仲間入り出来ないかな〜
IMG_0940しかしCAP忘れていました(笑)昨年度からコロラド州のカッパーマウンテン、スティームボードスプリング、ウインターパークと提携をしておりました。アルツ/猫魔のシーズンパスを持参している方はある一定の条件がありますが基本これらの山で滑るのは無料となります‼︎最近コロラド行ってないから、そろそろ行きたいっす。SBN主催でツアーでもやってもらいましょうか?(笑)
IMG_0953実のところ、2013年にこのSnow Expoに来た時は福島の名前を出すだけで恐れられていました。しかし時は経ち震災から5年。ようやくほんの少しずつですが「行ってみてもいいかも?」という雰囲気を感じ始めました。これって凄い進歩で、それを肌で感じるだけでも色々な可能性が創造できるとだいぶ前向きな気持ちになります。併せて冬の白馬やニセコに行った事がある方ならお分かりだと思いますが、あまりにもインバウンズが多すぎ。そんな環境を自国民である彼らも少々嫌気がさしているのも事実。つまり「自国民が誰もいない場所どこ?」=「福島」というのを刷り込んでいければ徐々に集客ができると感じています。まあ、まだまだ時期尚早の部分もありますが…。いつもこの時期のSnow Expoは冷たい雨が降って寒いイメージがありました。しかし滞在中はほぼ毎日快晴。素晴らしい天気。素晴らしい空気。これでサーフィン出来れば最高なんですが…あいにく板は持参しておりません。ただ何故かスノーボードがメチャクチャしたくなる気持ちに。よーし今年の夏は南半球に飛ぶか!?

CAP

2005年から12年間。星野リゾートアルツ磐梯/裏磐梯猫魔スキー場のマーケティング責任者として、魅力開発、広報、営業、販促を統括。過去はBURTON SNOWBOARDの初心者専用ボード"LTR"の開発にも携わる。2017年5月より株式会社Sherpaに移りスノーを織り交ぜたインバウンズ誘客/集客コンサルタントを開始。引き続きFREERUNのライターも兼任。2018年7月からcitywave TOKYOのsenior adviserとしてアジア初の人工リバーサーフィン施設の運営責任者として従事。2019年6月よりスポーツファシリティマネジメントに移籍をしてより広範囲のアドバイザー業を開始。現在は福島のインバンウンズ集客最大化プロジェクトを進めつつ、シーズン中はオーストラリア メルボルンに本社があるmint tours(https://minttours.com)の専任ガイドとして日本の山を外国人に紹介している。 ------------------------ Twitter:@kei4cap Instagram:@kei4cap