今シーズンからSPに加入した猪瀬智也
気になる加入のきっかけや彼のスタイルについて聞いてみた。
Q1:今年の1月からSPチームに加入とのことですが、きっかけを教えてください。
猪瀬:菅谷佑之介さんからの紹介です。
菅谷さんの事は自分は昔から一方的に知っていて、カービングとグラトリの融合スタイルが憧れでした。
自分がSNSで動画をあげたりしていくなかで菅谷さんが反応してくださったりして繋がりができていき、菅谷さん主催の動画コンテストに参加したり、自分が主催した室内ゲレンデのイベントに菅谷さんが来てくださったりと、関わりも増えていきました。
Q2:ご自身でもイベントを開催しているとのことですがどのようなイベントを開催しているのか教えてください。
猪瀬:3年ほど前からスノーヴァ新横浜という室内ゲレンデに毎週通っており、ライダーの友だちと主催になり、去年の10月にグラトリのイベントを開催しました。内容としては室内ゲレンデを貸切にして、自由に滑ったり、グローブやゴーグルの試着会、抽選会などなどを行い、シーズン前の交流の場にしました!
室内ゲレンデと同じ主催のメンバーで1月には岩原スキー場で同じくグラトリイベントを開催もしました。
Q3:様々なビッテリーターンを取り入れながら滑るスタイルを追求していると伺ったのですが、ビッテリーターンとはどのようなターンですか?
猪瀬:身体を斜面に対して寝かすくらい倒し込みながら行うターンです。
Q4:ビッテリーターンにハマったきっかけはなんですか?
猪瀬:友だちが初めて見せてくれた時に『え?なんでその姿勢でターンができるの??』と驚き、とても印象に残りました。
そこから自分も挑戦するようになり、ビッテリーターンの楽しさを感じていく中で、どんどんハマっていきました。
Q5:様々なビッテリーターンを取り入れながら滑るスタイルと伺いましたが、ビッテリーターンには種類があるんですか?
猪瀬:まずは通常のターンのトゥサイドとヒールサイドのビッテリーがあり、
そこからリバースターンもビッテリーができるので、トゥリバースビッテリー、ヒールリバースビッテリーもあります。
また肘を支点としたエルボービッテリーターンなどもあり、様々な種類があります。
Q6:なるほど!一言でビッテリーターンと言っても様々な種類があるんですね。
そんなビッテリーターンの魅力を教えてください。
猪瀬:何よりも雪面を体全体で滑っていく気持ち良さがとても快感です
もうこれに尽きます
Q7:これからビッテリーターンを始めたい人に何かアドバイスがあればお願いします。
猪瀬:まずは1番に怪我に気をつけて欲しいです。
手をついた時にグローブの素材によってはブレーキがかかるものあったり、その日の雪質によっては手がはじかれたりする事もあります。
勢いでやってしまうと怪我のリスクが上がってしまうので、当日の雪面のコンディションの確認をしっかりしてから挑戦してもらえたらと思います。
【Profile】
猪瀬智也/1989年6月29日生まれ
■身長/178cm
■スタンス/レギュラー 54cm
■アングル/前 9度、後ろー9度
■スノーボード歴/8年
■ホームマウンテン/尾瀬岩鞍・岩原・スノーヴァ新横浜
■使用アイテム/ビンディング : SP CORE
■Instagram/inose.tomoya