第4回「フロントテールプレス」の巻〜LATEproject×FREERUNグラトリ大百科

人気上昇中のLATE project presentsによるグラトリHOW TOムービーシリーズ「グラトリ大百科」。3ケ月間に渡ってLATE projectのメンバーがグラトリHOW TOのポイントになる技を徐々にレベルアップさせつつ解説していきます。さあ、いよいよ初級編はこれでラスト、今回は「フロントテールプレス」です。このムービーを見て、シーズンインに向けてイメトレしつつ、テンションをアゲていきましょう!! 次回からはいよいよお待ちかねの中級編がスタート!!

フロントテールプレス

フロントテールでスタイルを磨け!!!!
by 瀧澤憲一(瀧澤賢一:ライダー紹介ムービー

激しい技に 目が行ってしまいがちなグラトリですが、
その細かな動きの中に かっこよさがにじみ出てきます。

一言で表現すると、【スタイル】これです。

【スタイル】を出すためには、
その人がどんなスノーボードをしてきたのかに直結してきます。
滑りのスキルやセンスがにじみ出てくるものが【スタイル】になりますね♪

一つの激しい技をいくら練習していてもこの【スタイル】は磨かれません。

ではどうしたらこの【スタイル】に磨きをかけて、かっこよく滑ることができるのか?
それは、【基礎力】に磨きをかけることです。

フリーランならカービング、キッカーであれば、グラブや180、360の低回転
グラトリであれば、プレス系の技やオーリーノーリーの基本です。
このベーシックトリックに【スタイル】が入ると
おのずと、他の動きにも かっこよさがにじみ出てくるものです。
スタイルを磨くためには 特にフロントテールがおすすめ!
身体の軸と絞りがしっかりとできていないとかっこよく決まりません♪
さらに、リワインドやオーウェンなど憧れのトリックのベースにもなります♪
グラトリをやり始めると、飛び級しがちなこのプレス系のトリック
あなたは自信をもってかっこよく決めることができますか?

今回は、技のやり方からちょっと脱線しましたが、プレス系の技の重要性をお伝えしました♪
やり方やコツに関しては 他のレイトライダーが細かくアドバイスしてくれているので
そちらもしっかりチェックしてくださいね♪

さぁ、次回からは中級編!
お題は、スピン系のトリックに入りますよぉ〜♪

お楽しみに!!!

<<<<<LATE project メンバーからの アドバイス>>>>>
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幻影(幻影:ライダー紹介ムービー
第1に上半身の絞り!
フロントテールプレスの時に大事なのは、上半身の向きです!下半身は進行方向に対してお尻先行!上半身は進行方向に対して胸を先行で身体を絞る!この絞りで上手に軸を安定させます!
第2にボードのトーション(ねじれ)を使う!
軸になる足は足裏全体を意識して、プレス時に上げる方の足は進行方向に対して真横につま先を突き出す様にしましょう!コレをする事でボードが中心から捻じれて、減速も逆エッジも最小限に抑えることができます♪
第3に後ろ手の位置!
後ろ手を進行方向の視界に入る様にしましょう!コレをする事で上半身の捻じれと目線の位置が修正し易いと思います!
目線を下げない!コレも重要ですよ?♪
以上3つのポイントであなたもフロントテールプレスマスター♪

山本純士(山本純士:ライダー紹介ムービー
単純な技こそ『色』が出る!
是非このプレス系の技はスタイルにこだわってトライしていただきたい!
上半身と下半身をしっかりと絞り、その態勢をキープすることが重要です。
プレス中は、目線と肩を常に谷側へ向けておく意識で!
板を踏んでいる方の膝を内側へ入れてあげるとよりスタイリッシュになりますよ♪

神保賢一(神保賢一:ライダー紹介ムービー
1 顔・肩・腕は進行方向へ
両腕を使って肩の進行方向をキープしましょう。
特に左肩を開くと、上半身が開きやすくなります。
2 右膝は内側に荷重、トゥで乗る
右足の親指付け根に荷重し、右足トゥで乗ると逆エッジ防止になります。
右膝は両モモがくっつくぐらい内側へ荷重しましょう。
3 左足は進行方向へ伸ばす
左足を伸ばすことで、90°回転させた板が逆回転しないようになります。
フロントテールの形が出来たらあとはカッコつけましょう♪
逆エッジになりやすく、痛い目に何度もあったことあるので
カリカリバーンでは特に注意してくださいね!

<<<<今週のPICK UP RIDER>>>>

ニックネーム:ジン ●趣味:サッカー ●生年月日:1987年1月9日 ●年齢:30歳 ●身長:168cm ●体重:62kg ●ホームゲレンデ:スノータウンYeti ●活動エリア:静岡、長野、福島 ●ボード歴:12年 ●ライダー歴:3年 ●チーム:DOUBLE ●スタンス:レギュラー ●角度:54cm、9°-9° ●ボードブランド:NOVEMBER ●ボードモデル:DESIRE ●ブーツブランド:NORTHWAVE ●ブーツモデル:EDGE ●バインブランド:DRAKE ●バインモデル:RELORD ●スポンサー:NOVEMBER / NORTHWAVE / DRAKE / B-side / OVYO / LATEproject
ニックネーム:ジン ●趣味:サッカー ●生年月日:1987年1月9日 ●年齢:30歳 ●身長:168cm ●体重:62kg ●ホームゲレンデ:スノータウンYeti ●活動エリア:静岡、長野、福島 ●ボード歴:12年 ●ライダー歴:3年 ●チーム:DOUBLE ●スタンス:レギュラー ●角度:54cm、9°-9° ●ボードブランド:NOVEMBER ●ボードモデル:DESIRE ●ブーツブランド:NORTHWAVE ●ブーツモデル:EDGE ●バインブランド:DRAKE ●バインモデル:RELORD ●スポンサー:NOVEMBER / NORTHWAVE / DRAKE / B-side / OVYO / LATEproject

吉武大貴(吉武大貴:ライダー紹介ムービー
1 最初のきっかけは軽くノーリーから入ると
後ろ足でプレスしやすいです。
2 上半身のひねりですが両手を大きく広げ肩を平行にひねると
上半身の姿勢が作りやすいです。
3 板を横にする意識よりも後ろ足を腰の真下に持ってくる
イメージで動かすと下半身の姿勢が作りやすいのでトライしてみてください!

田中ポール和樹(田中ポール和樹:ライダー紹介ムービー
回転もせず、複雑ではない技の為、ほとんどの人が見た通りのイメージでトライして簡単にできてしまう技です。
しかしこの技は体の使い方、板の使い方、スタイルを追求できる技なので、はいできた!だけで終わってしまうのはもったいないので飽きずにマスターしましょう。
この技で上半身と下半身の絞りを覚え、腕の位置や視線なども意識して練習すると良いと思います。
技のポイントとしては上半身と下半身の絞りを中途半端にしないことです。
なぜなら上半身と下半身の絞りが甘いと下半身の動きにつられて、板とともに体が回されてしまうからです。板が回ってしまわないように視線と上半身をつかって形を作っていきましょう。
また、慣れて来たらこの絞りの形に一瞬で持って行くことやプレスの高さを上げることなどにチャレンジしてみて下さい、この技はオーウェンにも繋がってくるので要チェックです。

室井洋平(室井洋平:ライダー紹介ムービー
足元を気にしすぎて目線が落ちていないですか?
目線は下ではなく前!胸を正面に向けることを意識しましょう。腕で先行すると上半身を捻りやすいです!
後ろ足はトゥサイドに荷重して、膝を内股に絞ると綺麗な形をキープできると思います!

岸波秀樹(岸波秀樹:ライダー紹介ムービー
上半身(目線)は進行方向、下半身は山側になるので平地で捻りの形をまずやってみてください。
軽くオーリーをかけてきっかけを作り後ろ脚を前に持ってくるイメージで身体を捻り腰を絞りましょう。

高橋玲(高橋玲:ライダー紹介ムービー
視線と上半身の先行+絞り
1 視線は常に前方向に送りましょう。常に前を見ることで下半身の絞りを入れやすく、バランスを保ちやすくなると思います。
2 フロントテールプレスをしている際、両肩が谷側に向かうよう体を思いっきり捻りましょう。
下半身と上半身の逆絞りをしっかりすることで、バランスの安定化が図れると共に、スタイルも出しやすくなります。
3 また、プレスにエントリーする前に上半身のみを少し山側に先行することにより、弾性(伸縮した際に元に戻る習性)が生まれ、上半身の絞りをスムーズに行うことが出来ます。エントリーに余裕が出来たら試してみましょう!

兵頭 龍(兵頭 龍:ライダー紹介ムービー
フロントテールのやり方は人それぞれ違うと思いますが、僕がオススメするのはノーリーから入る方法です。
ノーリーインだと板をしっかり送り出すことが出来るので、テールに重心が乗せやすくプレスがしっかり出来ます!
肩は平行に開く時に後ろの肩が下がらないように気をつけましょう。
後ろの肩が下がると頭が下がって腰が折れてしまうので、首を傾げないように胸を張って後ろ手の肘を上げるイメージを持つと良いと思いますよ!

田中陸太(田中陸太:ライダー紹介ムービー
その1 ボードをフラット。もしくは気持ちトゥ側に
その2 上半身・下半身のひねり。そして、肩
1 フロントテールの際に1番怖いのが、ヒール側の逆エッジだと思います。
それを防ぐためには、ボードはフラット。もしくは、気持ちトゥ側に乗るようにしましょう。
しかし、トゥ側に乗りすぎるとスピードが減速したり、転倒してしまいます。
2 上半身と下半身のひねり。
上・下半身が同じ方向に向いてしまうと、ボードはそちらの方向に回ってしまいます。
そこで、上半身と下半身で逆ひねりの状態を作ってあげてください。そうすることで、ボードの動きをロックすることが出来ます。
また、目線は下げすぎず、肩も左右どちらかが上がったり下がったりしないよう。
ボードと平行になる意識をしてください。
前回の『ノーリー』からフロントテールに入ってみたり、ウェーブ・ボックス等でもやってみてもらえたらと思います!