hokkaido trip

こんにちわCAPです。3月に入りまして加速度的に雪が減っていますが、まだまだあります。アルツが20日でクローズするのが些か勿体ナイです。いやー勿体ナイ。さて業務も一段落したので1泊2日の弾丸北海道ツアーに行って参りました。弾丸過ぎて笑える移動でしたが、雪にも天候にも恵まれて相変わらずのハッチャケ具合で足腰立てなくなるまで滑り倒しました。IMG_2347成田発6:00のjetSTARで千歳へ移動。天候晴天、気温マイナス15℃…。北の大地が迎えてくれますが、寒いです。ただここ48時間で結構降雪があったようで既にニセコヒラフのゲート前は大混雑との情報が。いいんですよ。急ぐ旅ではないのでゆるりとニセコに向かいます。IMG_2368Drink WaterのWが剥がれていますが、羊蹄山とK2 Party Platter。143cmのレングスからは想像出来ないような浮力に感謝。既に出遅れスタートになるとニセコは至る処トラックだらけ。タイトなツリーを滑らないとフレッシュな場所には辿り着けません。しかし!このレングスはやっぱりそんな場所でこそ真価を発揮する感があります。ガイド役のヒロ君のおかげで終日柔らかい場所を散策。う〜んやっぱり長い距離と標高差、そして斜度が適度にあるツリー。最高?スクリーンショット 2017-03-03 12.15.34身体中の疲れを夕焼け羊蹄山?が癒してくれます。今年は既に70日近く滑走しているので身体はよく動くのですが、フロントサイドトラバースが長いニセコは脹脛がモゲそうです。若干ビッコを引きながら倶知安駅からローカル線で小樽まで移動します。思えば初めてニセコに訪れたのは今から23年前。高校の卒業旅行と称して青春18きっぷで千葉県市川からやってきました。交通費を究極に絞りレンタルが可能だったからこそ翌日のヒラフで人生初のスノーボードをやれた事を考えるとニセコはまさに生誕の場所なんですよね。感慨深いです。スクリーンショット 2017-03-03 12.21.55しかし41歳の今でも節約の心は常に持っています。小樽泊にした理由は駅前のドーミーイン内にカプセルルームがあることを知っていたからです。朝食が美味しい事。露天風呂がある事。夜9時過ぎには無料の「夜鳴きそば」と称しラーメンが食べれる事。全て折り込み済みです。だからこのカプセルルームがたった2500円となれば泊まらない手はありません。IMG_2376じゃーん。翌日も晴れ?そして大好きな手稲オリンピアの北壁ラップを狙います。効率よくリフトと急斜面の沢が何本も、、、CAPにとって桃源郷。折しも雪は最高、銭函在住の滑り仲間である吉村さんと我を忘れたようにムサボリます。やっぱり手稲ね。沢の中は既にトラックアウトしていましたが、尾根上の雪はまだまだフレッシュで少しタイトなツリーをやり過ごせばそこはまさにパラダイス??昨日の疲労をすっかり老体にムチを打ちまくります。結果お昼過ぎまで滑り倒し→昼食→電車で千歳→バニラエアで成田→京成で上野→新幹線で郡山→磐越西線で会津若松…(笑)なかなか酷いルーティンで帰宅は0時をまわっていました。

それにしてもやっぱりフリーランいいですね。しかもチャレンジングな地形だと尚更燃えます?複雑な地形の中フリースタイルをさらっと入れる滑りを目指した16-17シーズン。もう少し練習したかったなぁと。地形を読む力、そこから創造する力。そしてそこにフリースタイルを入れる…。まだまだ進化の可能性を感じさせた23年目の北海道でした。

CAP

2005年から12年間。星野リゾートアルツ磐梯/裏磐梯猫魔スキー場のマーケティング責任者として、魅力開発、広報、営業、販促を統括。過去はBURTON SNOWBOARDの初心者専用ボード"LTR"の開発にも携わる。2017年5月より株式会社Sherpaに移りスノーを織り交ぜたインバウンズ誘客/集客コンサルタントを開始。引き続きFREERUNのライターも兼任。2018年7月からcitywave TOKYOのsenior adviserとしてアジア初の人工リバーサーフィン施設の運営責任者として従事。2019年6月よりスポーツファシリティマネジメントに移籍をしてより広範囲のアドバイザー業を開始。現在は福島のインバンウンズ集客最大化プロジェクトを進めつつ、シーズン中はオーストラリア メルボルンに本社があるmint tours(https://minttours.com)の専任ガイドとして日本の山を外国人に紹介している。 ------------------------ Twitter:@kei4cap Instagram:@kei4cap