ALASKA ALASKA ALASKA

FLOWの撮影を、コロラドでという話だったのを、アラスカでできたらいいなあ、とマイキーに話したところ実現した、、さすがボス、デール(レーバーグ)、。というわけで、アラスカへ行く最低限一つの仕事らしい仕事の10日間の予定を持って一ヶ月行く事にした。おまけの3週間はもう、エクスプローリングですね。ワイルドな世界にビビらされるしスノーボードするのにサイコーな場所でできるだけここでスノーボードしたい。という気持ちが強い。昔から憧れていた場所。。

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トロピカル

そう今回は伝説の(?)ハワイ経由アラスカ行きをチョイス!

いつも直前過ぎていいチケットを取り逃しているけど今回もそれで2カ所経由を余儀なくされシアトルをチョイス。。初めて空港で夜を明かしたりしながら2日間くらいかかってアンカレッジに到着

 

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FLOW TRAVEL BAGS & KEENのHOWSER2 ハワイまではサンダル シアトルからはこれ 履き心地抜群。。

2日間の移動で時差・ボケまくり。そういえば飛行機で90歳のじーちゃんと隣で、またこのひとがファンキーで歴史っぽくてまあかなりのネタが聞けた。。歯医者さんでした。。おれの前歯4本インプラントもみせてあげた。。機内食おごってもらってしまった。シアトル来たら泊まって行っていいぞ!湖があってボートがあるからウォータースキーやるか!なんつって、90歳のじーちゃんに遊びを誘われている状況に世界の広さをまたしても感じていた。宗教観について聞かれて おれは仏教や神道は好きですね、なにも強要しないし。ダライ・ラマさんはおもしろいですよね というとおお、ダライ・ラマか 60何年前に18だかの時のダライ・ラマの親知らず、おれが抜いたんだよ。と。なあ、!とさらに隣の奥さんに。奥さんも「ええ、そうね。」ってほんとかーーーというおもしろいハワイーシアトル間でした。シアトルに夜着いて翌朝一番の便。。ホテルの往復さえ面倒くさい。と、24時間オープンしているという空港で過ごす事に。そしたら泊まってる人たくさんいていびきかいてる人もいた。飛行機で寝るマジック=本を読む。読み始めるとすぐ眠くなる。

そして、アンカレッジでマイキー(バシッチ)やティム、フォトグラファーのアーロンを待つ間、ローカルのアラスカではイケイケなDJ CROSSが来てくれて家に連れて行ってくれて不良の親父さんにも初めて会えたけどすごかった。もう、声出てなかった。声帯つぶれてますね、、という感じ

空港に行くとティム(ハンフリーズ)がすぐ目についた。なんて見つけやすいヤツなんだろう ティムはかなりおもしろいニュージャージー出身のスノーボーダーで、GOPROのライダーで彼のパークでの手持ち映像と編集のスキルの高さは一級品で有名。知らない人はぜひチェックです。スピンやスタイルもまたよくて。実際のゆるさとやる気があるんだかないんだかわからないいや昔よりやる気ある感じだけど常にカリフォルニアな感じのチャラさがサイコーでマイキーからは厳しめに当たられているところもおもしろい。ティムといるとほんとにピザばっかりになる。

と、いうことで無事集合いや、アーロンのフライトが遅れたりしてその間に買い物したりしてこの度で1つ目のハンバーガーを食べたりしてマイキーの飛ばし気味の4時間くらいでバルディーズに到着。おれは後ろで寝ちゃってました 時差ボケまくり。。
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アラスカ着いたー

1週間雪マーク。。撮影行けるのか?という感じ

とりあえず今回マイキーが押さえたBlackOpsValdezへリオフィスでヘリに乗る前の準備一通り(ヘリの説明 乗り方、注意事項のレクチャー ガイドとの挨拶 ビーコントレーニング 計量等)をするだけしてあとは天気が晴れるのを待つ。。アラスカはウェイティング・ゲームといわれるように、天気がよくないと危なくて滑れないのでダウンデイズは続く。自分は、ヒマな時間が大好きなので(というかヒマと感じない?)全く問題ない。ただ撮影は期限があるので滑れなかったらマズい。せっかく今回ここ数年の夢が叶ってスポンサーための撮影でヘリボーディングというまさに夢の10日間なのに1回も飛べないなんて有り得ない。

で、2日間が過ぎた。その間に前回のブログを書いていた。。

3日目、あれ、上抜けてそうじゃん、と思っていたら ポンっと飛ぶ事になった。

 

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バラバラバラバラバラバラバラバラ…. ポトッ。っていきなりこれ!

DreamSessionで滑ってから、次の1本目、これ。

その後も、こんな感じで 記憶が追いつかない、、ハンパない世界 今まで滑った中でトップクラスかその上でスティープ、パウダー、ロング、ヘクティック、、難しい地形 飛ぼうと思ったらあり得ないガケだったり、いきなりのフラットだったり、ハンパない速さと量のスラフだったり、、とにかくとりあえず良すぎてやばい ほんと覚えていられない、、もったいない、、ぐらいの感じ。ラインを空中からちらーーーっと見てはい、スタート。だから。ラインやアクションを決めマイキー、ティムと話してアーロンと無線で話して撮影。。アラスカ、攻めるとハンパなく危ないから、ほんと試される。。確実に少しビビり入ってた。もっと攻めれた、、とか思ってるぐらいがちょうどいいのかも。ほんと、やば、今死にたくない。やば。という感じ。いきなりそこ。

安全に徹すれば全く危なげなくヘリボーディングは楽しめますのでご心配なく。

ヘリボーディングで危なっかしい事をする人はごく一部の人たちだけです。

準備していない人にはあり得ないような危なさも経験と準備を備える事で安全に可能になったりするんですね。そのレベルを上げたくてやってますがいつでもリスクはでかくてハンパない遊び(仕事)だな。と。ヘリのガイドも、パイロットとかも。一番ヤバい。。

ティムもパークライダーだけど、アラスカでヘリボーディングできる事に心から喜んでいるしすごく吸収しようとしている。肝が据わっていてかつスマートでサーフィンもうまいからいいカーブするしなにより少しチャラいくらいのリラックスポジティブバイブスがなによりいい。

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写真上に移ってる点がティム。超スティープ&岩&パウダー。

ぶっ飛んでしまいそうな世界

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氷河。。

怖さと美しさが共存する自然
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今年のアラスカは全体に積雪が少ない。1月に雨降ってたくらいだから。クレバスだらけ

 

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極上のパウダー。。。

 

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稜線から滑り降りると、スノーモービルのクルーが。。

誰かと思ったらウィル!ここ3年バルディーズで一緒に滑っている仲間。去年は一緒にシアトルまでドライブしたし、最初にであったのはニュージーランドのWHC。それ以来1年に一度は一緒に滑っている奇跡の友達。たちとこんな山の奥の氷河の上で遭遇。すごすぎ。。

ウィル、ケイリン、イアン、ジェレミー、、ティム、アーロン、マイキー、、、DNAが近い、似ている人同士は友達になりやすいと科学的に立証されたらしいけど絶対その類いなんだと思ったアラスカでのワンシーン。

アラスカでヘリボーディング ハンパない

でも、満足できない 滑り

またやりなおさないと気が済まない

昨日より今日 今日より明日

まだこの夢は続く

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