16.17 PSA ASIA Topic vol.31!!!

PSA ASIA Snowboard Pro Tour

2017/3/15

Round 16

Slopestyle

Morispo CUP

鷲ヶ岳スキー場を知っていますか?
岐阜にあるスキー場で
なんといっても「おもしろい!!」
支配人、井森さんは選手に向け「日本一面白いスキー場を目指してやっています!」と訴え続け、更にはうけないスピーチを繰り返していました。

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そんな面白い支配人が使ったパーク請負人は田中こうすけ
この男、こよなくスノーボードを愛す。スノーボード界全体を見守り
鷲ヶ岳から日本全体に「パークという遊び場がこういうものだ!」を伝えていく役目を全うしている裏方中の裏方。
鷲ヶ岳パークディガーも熟練の手付きで数多くのアイテムをピカピカに仕上げる精鋭がそろい、奥美濃地区パーク代表の座はここにありと言わんばかりの
「THE ACTIVE」PARK
で、MORISPO CUPは開催された。
第2回目となるMORISPO CUP。

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滋賀県に本店を置くモリスポは多くの競技会をサポートしスノーボード全体の発展を担う神様的ショップである。本拠の西日本地区全線もサポートし大会を盛り上げ続けている。

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そのMORISPO CUP前日までは雨予報。蓋を開けたら朝から20cm積雪の大雪。

開催が危ぶまれる状態であったがそこは鷲ヶ岳ディガーチームの腕の見せ所。
サササと雪を払いのけシュシュシュと角を出しオンタイムにて大会は開催された。
女子予選。
30人、定員マックスでのスタートでダブルアップ方式各ヒートから2名オーバーオールで2名の6人が決勝に進める。
狭き門を条件に豪雪の中攻めるしかない戦いが繰り広げられた。
まずは結果から
1位 KOKOMO MURASE
2位 KASUMI YAMAZAKI
3位 AKIKO FURUKAWA
4位 HIKARI YOSHIZAWA
5位 KUMIKO KANEZAKI
6位 YUKI SAGA
トップの村瀬はこの鷲ヶ岳を普段から滑り倒し、隅から隅まで知っているといわんばかりの滑りを見せた。
Flp270out→B360→F720
2位の山崎はBsl→F360→B540をしっかりメイク
3位にはベテラン古川が50-sl→B360から綺麗なF540を決めてくる
47WeekSJで優勝した吉澤が50-50→B360→F360を安定して決め4位に
決勝メンバー唯一のアマチュアがここに入ってくる。九州から参戦の金崎は
50-50→F360→B540をビタメイクで5位
6位には50-50→B360→F360を北海道から来た佐賀が入った。

この6人で行われた決勝は天気のせいで1本目で勝負が決まった。
1番出走佐賀は50-50→B360→F540をさらっと決める
続く金崎は緊張を隠せずキッカーで転倒
3番手吉澤は50-50→B360→B720をメイクし決勝を熱くさせる。
古川も攻める50-50→B360→F720
山崎は50-50→F360の後少し詰まってしまいラストキッカーをB180でしめた
ラストランナー村瀬は予選で決めたルーティーンをさらに精度を増して決めて来た。

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優勝 村瀬 心椛
2位 吉澤 光瑠
3位 佐賀 優輝
4位 古川 亜希子
5位 金崎 久美子
6位 山崎 樺純

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男子の予選は大雪のせいでプランを変更
JIBから第1キッカーはスルーし第2キッカーのみを採点となった。
常に雪が降り続く中予選は黙々とこなされていった。
そんな雪を気にもとめず、華麗な演技をくりだしてきた。
1位 RYOMA KIMATA
2位 YUURI OOKUBO
3位 RUKI TOBITA
4位 RYO AIZAWA
5位 HIROAKI KUNITAKE
6位 KEITARO HIRAOKA
7位 SOUTA UMEHARA
8位 YUKI OMURA
9位 HAYATO HASEGAWA
10位 YUJI YOSHIMOTO
11位 HINATA TSUJI
12位 HARUKI OOHORI

トップの木俣はとにかくJIBが鮮やかだった。周りがざわつく完成度をだしていた。
大久保はとても元気よく羽がついているようなランを見せ2位
神立、南郷と優勝している飛田も雪を微塵も感じさせない完璧なランを繰り出した。

男子の決勝もやはり1本目で全てが決まった。
その1本目は誰が優勝でもおかしくないルーティーンが目の前で繰り広げられた。
2番出走の辻はSW bsl→B900→SW900
7番出走平岡はcab270in→cab900→wc1080
続く國武はB270in→F720→Bwc1080
10番出走飛田 SWB270in→SWB900→F1080
11番出走大久保cab270in→B900→Bwc1080
12番出走木俣 cab180in→B900→SWB900
このサーカスみたいなルーティーンの中で勝ったのは
ルーキー國武大晃!
完璧なwcを誰よりもスタイリッシュに決めた結果が表彰台の真ん中に来た。

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優勝 國武大晃
2位 飛田流輝
3位 大久保勇利
4位 平岡敬太郎
5位 辻陽太
6位 木俣椋真

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Morispo CUP

ファイナル映像

表彰式映像

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目まぐるしく変わる天候の中で会場を熱く燃え上がるスタイルを魅せてくれたプロライダー達、そしてメイン協賛を頂いたMORISPO前田様、本当に有難うございました。

また来年も更に盛り上がる大会を開催してくれることを期待しよう!!