「INDY PARK JAM Rookie Fest」は、5歳から 18歳の選手が競い合うアジア最大級の大会。若手選手の登竜門として、国内の実力派U-18選手が集結。まさにこれから世界の舞台で注目されるだろうルーキーがその実力を競い合う大会だ。大会コースは主催者である橋本通代氏が主宰するキッズスノーボードスクール「KIRARA KAMP」監修のもと、国内トップレベルの知識と技術をもつ猫魔スキー場の造成チームがこの大会のために造成。コースは15m級のキッカー2つとジブセクションが3つで構成されていて、U-18といえども高難易度の技が繰り出される本格的仕様だ。
そしてこの大会は、世界スノーボード連盟(WSF)がおこなうU-18の世界一決定する「ワールドルーキーツアー」の予選を兼ねている。アジアでのスロープスタイルの予選はこの大会のみで、その他の予選はヨーロッパ、北米、南米、オセアニアの各地域で開催。大会の優勝者男女各1名は3月25日~30日にオーストリアで開催されるワールドルーキーファイナルに進出する。昨年度のファイナルでは大塚 健と村瀬 心椛が優勝し、日本チームが金メダルを独占しているのだ。
今大会では男子は昨年度のワールドルーキーツアーにも出場し、3位に入っている木俣椋真(キマタ リョウマ)1本目で92.75ポイントの高得点を獲得し、優勝。女子では1本目、2本目ともに安定したライディングを見せた木村 稜(キムラ リョウ)が優勝。ワールドルーキーツアーでの活躍が楽しみだ。
Rookie WOMEN
1位 木村 稜(キムラ リョウ)
2位 前田涼葉(キムラ スズハ)
3位 枝松千優(エダマツ チヒロ)
Rookie MEN
1位 木俣椋真(キマタ リョウマ)
2位 渡部陸斗(ワタナベ リクト)
3位 長谷川帝勝(ハセガワ タイガ)