HYPER
SIZE: 154、157、159W、160
PRICE: ¥104,500
最新のコンセプトを導入し、優れた性能を備えたフリースタイルモデル・フリーライディングモデルを数多く生み出しているGNU。スムースなターンをストレスなく楽しめる非対称構造や優れたエッジグリップを生み出す波型にうねったマグネトラクションエッジ、目的に合わせたボード性能を引き出すバナナテクノロジー(ロッカーとキャンバーを最適に組合わせ、独特の快適な乗り心地を生み出す技術)など、最先端のスノーボードが、サスティナビリティに配慮したUSAのマービン社のファクトリーで開発される。世界中のスノーボーダーに愛されるブランドとして、今季も魅力的なラインナップが揃った。
その中でも多くの注目を集めているのが、昨シーズン初登場したマウンテン・フリーライディングボード「HYPER」だ。トラビス・ライスやブライアン・イグチのホームマウンテンとしても知られるフリーライディングの聖地、アメリカのジャクソンホールをベースに活躍し、バックカントリー・スロープスタイルのコンテスト「NATURAL SELECTION」でもその実力を示しているブレイク・ポールが愛用するモデル。
ボードセンターがロッカーで両足下にキャンバーがあるダブルキャンバー構造(HYBRID C2x)と、長めのフロートノーズにテーパードされたディレクショナルシェイプを採用し、ウエスト部はやや細めでマグネトラクションを搭載。テールはスムースなパウダーターンを可能にするハーフムーンテールという見るからに面白そうなシェイプのボード。ゴールドロゴを配置したシンプルなホワイトデッキにブラックソールの組合わせはGNUのラインナップとして新鮮で、新たなるGNUファンをひきつける魅力にもなっている。
C2x 構造に大きくセットバックすることで、パウダーでの浮力は申し分ない。走り出しからすぐに加速し、トップスピードでオープンバーンを走り抜け、タイトなツリーランも楽々と切り返して抜けられる。そして全体的にソフトなフレックスなのでボードコントロールが行いやすく、さらにウエストが細めなのでカービングのエッジの切り返しもスムースで、ターンがよくキレる。それでいてパークに入れば、十分ジャンプも楽しめてしまう。まさに乗り手次第で様々な可能性を切り開いてくれるボードだ。
フリーライディングにトリックを織り交ぜながら、自然地形を楽しむ、ゲレンデを気持ちよくクルージングしたいという人に是非乗っていただきたいボードだ。
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