リサイクル素材を70%使用した伸縮素材を採用。快適さと動きやすさを追求した3レイヤーシェルpatagonia『Snow Drifter』


patagonia
リサイクル素材を70%使用した伸縮素材を採用
快適さと動きやすさを追求した3レイヤーシェル

Snow Drifter Jacket
SIZE: XS~XL
PRICE: ¥48,000

Snow Drifter Bibs
SIZE: XS~XL
PRICE: ¥45,000

パウダーライドを楽しむスノーボーダーがウェアに求める性能とは? 保温性はもちろん必要だが、彼らはなによりも体を冷えから守ることを重要視する。激しい運動による発汗。冷えればたちまち体温を奪ってしまう。そのためハイクアップなど汗をかきやすい状況では透湿性に優れた3レイヤーシェルが重宝される。レイヤリングで体温調節を行う3レイヤーシェルはロングシーズンに渡り様々なシーンで使える汎用性の高さから信頼性の高いアイテムとして愛用されている。

パタゴニアの3層構造のシェルの中で特に注目したいのが、これまでよりもやや太めのシルエットになり、よりスノーボーダーがチョイスしやすくなったスノードリフタージャケット&ビブスだ。注目ポイントは5つ。まずは、ジャケット587g、ビブス584gと、とにかく軽くて柔らかい。そして、防水性、透湿性、耐久性に優れた独自のメンブレン “H2No” が吹きつける風雨や汗の冷えをしっかりと防ぎ、伸縮性を備えた生地が着心地の良さを実現する。さらに3層構造シェルとしては手に取りやすい価格帯も魅力。

実際の着心地について、昨シーズンこのセットアップをメインに着用していたパタゴニアアンバサダー丸山隼人氏に着用感を伺った。
「とにかく柔らかくて動きやすい。ハードなナイロン製のシェルみたいに生地の擦れる音も気になりません。どちらかと言えば、アルパインの過酷なコンディションに持ち出すことより、リゾートや森の中で滑る時や、家を出てから帰るまで着続けたまま行動できるといった着心地の良さが気に入っています。メインジップを開けずに胸のアウトポケット内からアクセスできる内ポケットはiPhoneを冷やさず濡らさずに入れておくのに便利です。パンツの方が生地の柔らかさと動きやすさをより強く実感しました。あらゆる動きを妨げられず、長時間の行動・滑走も快適に過ごせます。ビブのお腹周りは特にストレッチが効いていて動きやすく、厚めのレイヤリングでも楽々インできます」

もうひとつ注目したいのは、今季よりパタゴニアの全てのシェル製品にリサイクル素材が採用され、さらにフェアトレード・サーティファイド(公正取引認証済み)の工場で縫製されるということ。原油などの天然資源の使用を減らすため、1993年にリサイクルポリエステルの製造を始めてから26年。5年前にはリサイクルナイロンの使用を始め、昨年はリサイクルポリエステル100%素材のジャケットをリリースと、着実に環境的負荷を減らしている。公平な貿易を意味するフェアトレードもパタゴニアが目指す目標のひとつ。環境的だけでなく人道的にもサスティナブルな取り組みを続ける。その実直さがパタゴニアのブランドクオリティなのだ。

昨シーズンを通して、天神バンクド2019などゲレンデからBCまで様々なシーンで活躍する丸山隼人氏のアクティブなスノーボードライフをサポートしたSnow Drifter
ビブの上部は4方向に伸縮するダブル織り素材(リサイクル素材63%)を採用。通気性を備え汗をかきやすいお腹周りも快適
サスペンダーはフロント部分が取り外し可能。ビブパンツの弱点である脱ぎ着のしにくさが解決された

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