小雪が心配された今シーズンだが、日本屈指の豪雪地帯である新潟県・南魚沼エリアはやはり期待を裏切らない。数日間の降雪で一気に石打らしさを取り戻し、全面滑走可能な最高のコンディションを、ローカルライダー佐藤亜耶と星 宏樹が滑り尽くす。
Text: Aya Sato
Photo: kentaroufuchimoto
石打の朝を楽しむなら、まずは山頂へ
寒波が到来すれば一晩で50㎝は優に超える積雪がある石打丸山。リフト運行開始から、ついついナイターまで滑り倒してしまうほど、様々なコースを楽しむことが出来るのが石打丸山の魅力である。そんな石打は、全23コース全面滑走可能で、コンディションもバッチリ整っている。
石打丸山のローカル流の楽しみ方をご紹介
まずは運行開始に合わせて、サンライズエクスプレスに乗り込む。昨シーズンからこの世界最新鋭コンビリフトが開通したことにより、雪の少ないシーズンでも標高が高くコンディションの良いエリアに楽々アクセスできるようになったのも嬉しいポイント。
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前日に降雪があり、翌朝晴れた日の朝イチにローカルがまず狙っているのは山頂の新雪グルーミングバーンだ。降った翌朝は、パウダー狙うんじゃないの?と思うかもしないが、まずは上質な雪で優雅なターンを楽しむのがローカルのオススメライン。白く雪化粧した魚沼平野を一望できる山頂ゲレンデの幅広バーンをめいっぱい使ってビッグターンをすれば、最高の一日の始まりだ。
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「石打丸山を遊びつくすなら、やっぱりトップtoボトムでしょ!」
山頂での朝活を終えて、次に紹介したいのは石打のトップtoボトムだ。山頂が最高なのは言うまでもないが、石打の魅力はビギナーから上級者までレベルを問わず楽しむことが出来る、コースバリエーションだろう。
沢地形やジャンプスポットまで、様々な地形に富んだゲレンデを楽しみながらボトムまで滑り降りることが出来る。マイペースに1人で楽しむのもいいが、やはり仲間とポイントごとにセッションするのがスノーボードの醍醐味。「次はあそこを狙いに行こう!」「トレインで飛ぼう!」と、毎日のように滑っているローカルたちも日々新しい遊び方を開拓しながら楽しんでいる。
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ボトム付近まで降りてくると、次はデビルダウンコースの脇パウを食い尽くす2人。全面非圧雪のこのコースでは、降雪時は国内でも有数の豪雪エリアの天然雪を堪能することができる。大雪のナイターでも大人気のコースだ。非圧雪エリアだからこその、日々変わるバーンコンディションを味わってほしい。
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デビルダウンコースを降りると、サンライズラインに合流。最新鋭のコンビリフト「サンライズエクスプレス」の下を通るこのコースは、壁や落ち込みなどのジャンプスポットが豊富で、トップtoボトムの後半になっても当て込みたいポイントが盛りだくさんだ。
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ボトム到着したら今度は6人乗りチェアに乗って再び上部エリアへ
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レベルを問わず堪能できる石打のトップtoボトム。山頂エリアでは山頂ゲレンデの他にも迂回路のメルヘンコースもある。また、ベースエリアではデビルダウンコースの他にサンライズラインがあるなど、その時の気分に合わせてボトムへ向かうコースを選ぶことができるのが石打丸山の醍醐味と言えるだろう。
滑り終わったらリゾートセンターで一息。
快適な空間で休憩も充実
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サンライズエクスプレスとともに昨年新しく登場したリゾートセンター。大きな鏡や最新のドライヤーなどを完備した更衣室や、キレイで温かいラウンジスペース。さらにはカフェスタンド、石打丸山オリジナルグッズも販売しているショップまで揃っている。滑るときはもちろんのこと、オフスノーでも活躍しそうなプロダクトを買うことが出来るGOLDWIN専門店もぜひチェックしてほしい。
石打丸山は今シーズンで70周年!様々なイベントを開催中
昨シーズンから次々と新しいコンテンツを発表し変貌を遂げる石打丸山だが、今シーズンは70周年目となるシーズンだ。それを記念して様々なイベントを開催している。
ゲレンデ内にある各レストランに70年記念メニューが登場。ゲレ食に定評のある石打丸山ならではのイベントだ。詳細はコチラから
他にも、購入したリフト券裏面に必要事項を記入し、スキー場内3箇所にある応募BOXにて応募すると抽選で合計70名様に豪華賞品をプレゼントが当たる70周年記念プレゼントキャンペーンや、インスタグラムに「#ishiuchi70th」を付けて投稿するとオリジナルグッズがもらえるインスタグラムハッシュタグキャンペーンも開催している。70周年記念に関するキャンペーンの詳細はコチラから
ローカル2人による石打の楽しみ方はいかがであっただろうか。全面滑走可能となり、一気にトップシーズンのコンディションへとギアチェンジした石打丸山の “今” をぜひ堪能してほしい。
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