足首が自由に動くってどういうこと!? SHADOW FITがさらなる進化へ。「NEW DISTRICT」

SALOMON SNOWBOARDS
DISTRICT
COLOR: GOLDEN YELLOW(全3 色)
SIZE: S, M, L
PRICE: ¥39,600


サロモンが独自に開発したSHADOW FITテクノロジーはバインディングの常識を塗り替えた。ハイバックを支えるヒールカップを柔軟性のある素材にすることで、サポート力はありながら足首部分を360 度自由に動かすことができる。ブーツ全体はしっかりと包み込むようにホールドしつつ、足首から上の可動域が驚異的にアップ。SHADOW FIT 登場時は、かかと部分が動くことで自由度がアップした反面、ヒールカップを柔らかくしたことで、素早い反応を求めるスノーボーダーからはレスポンスが鈍いのではという疑問もあった。しかしSHADOW FITにはヒールカップを取り囲むようにケブラーワイヤーが配置されている。ブーツからハイバックに伝わった力がケブラーワイヤーを引っ張り、ベースプレートのつま先側を引き上げる。つまりハイバックへの荷重がダイレクトにベースプレート、そして板へと伝わっていくように計算されていた。

SHADOW FITテクノロジーは発売当初から素早いレスポンスを求めるスノーボーダーも納得のハイパフォーマンスモデルだったわけだ。

そして22/23シーズン、SHADOW FITの中でも最もソフトなモデルと位置づけされていたDISTRICT(ディストリクト)が大幅にアップデートされた。

大きく変更されたポイントはアンクルとトゥのストラップの素材。これまでクッションタイプだったアンクルストラップが一枚素材のインジェクションに変更。左右非対称のアンクルストラップは外側より内側にねじれやすくなっている。これは膝や足首を内側に入れやすくなっていることを意味している。可動域のあるSHADOW FITのメリットをさらにアップさせる機能と言える。トゥストラップには爪状のパーツがつき、ブーツのつま先をトゥストラップの上下の爪でガッチリホールド。さらにハイバックは先シーズンの同モデルに比べて張りがプラスされている。これにより柔らかいハイバックの魅力を維持したまま、サポート力とホールド力を兼ね備えたバランスの取れたモデルに仕上がっている。

これまで上位モデルのホログラムや、ライダー使用率ナンバーワンのハイランダーが人気だった。しかし今年各地でおこなわれた試乗会では、最新モデルのディストリクトはプロショップのスタッフやチームライダーからの圧倒的高評価を集めたという。その理由はやはりインジェクションへと改良されたストラップとハイバックのサポート力の向上だろう。元々ソフトなモデルとしてエントリー層も扱いやすかったディストリクトが、上級者も納得させる機能を手に入れ、あらゆるスノーボーダーを満足させる完璧なバインディングとして今シーズンリリースされる。SHADOW FIT テクノロジーが誇る究極のライディング体験を知らないなんてもったいなさすぎる!


手で握るとぐにゃっと形を変える唯一無二のヒールカップ。これぞSHADOW FIT テクノロジー独自の究極の足首感覚の秘密だ

スタイルを出しやすいバインディングですね

「ディストリクトは今までSHADOW FIT の中でもソフトな部類だったんですけど、今季モデルはヒールカップを手で触って分かるくらい張りがプラスされています。ヒールカップが硬く改良されたおかげで、足首は今まで通り自由に動かせるけど柔らかい雪面からしっかりした雪面までカバーできるようになりました。ピステンバーンやパーク、パイプといった踏み固められた雪面でもサポート力があるのには驚きましたね。あと左右非対称のアンクルストラップは外側への動きにはある程度硬さを感じるんですが、膝を内側へ倒しこむような動きがかなり入れやすい。これ実はアンクルストラップの内側に横方向のスリットが入っていて、膝を内側に倒し込みやすくなって、外側には行き過ぎないように改良されたからなんです。全体的なしっかりしたサポート力に加えて、ストラップで自由度がさらにアップしたような印象です。足首の自由度は相変わらず抜群なので、膝下の動きを演出したい人にすごく向いているモデルだと思います。パークを含めてグラトリのような遊びのトリックにも調子良いし、フリーライディングでもスタイルを出しやすいバインディングですね」ー 契約プロライダー / SAPPORO EXPERIENCE BASE(ブランドストア)ストアマネージャー(店長): 藤本広海

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