FUUMA
Size: 139、144、150、152、155cm
Price: ¥50,000
エントリー層向けボードに位置づけられていたFUUMAが今季フルリニューアル。その大きな変更点は、キャンバーではなくハイブリッドキャンバーを採用した点にある。これまで150cm、152cm、155cmの3つのレングスはツインチップのキャンバー仕様だったが、今季モデルから初級者や中級者に加えて、どんなレベルのスノーボーダーでも遊びやすいように、ボードセンターにはキャンバーを、ノーズとテールにはロッカーを取り入れたハイブリッドキャンバー仕様になったのだ。しかも、フレックスはかなりソフトな設計で、まったくクセがないのも魅力のひとつ。そのおかげで、初心者は逆エッジの心配をそこまでせずにターンの練習に打ち込めるし、パーク愛好家はそのスムースな取り回しを武器にジビングのスキルアップを狙いやすくなった、と断言しても言い過ぎではないだろう。また、次の特徴は昨季モデルから踏襲されているのだが、ビギナーの女の子にはターンやカービングをきちんと覚えてもらうために、レディースサイズである139cmと144cmはディレクショナル形状になっている。フリースタイルなアクションにトライする前に、いや、その精度をアップするためにも、滑りのベーシックスキルを伸ばす。そんな重要なことを学ばせてくれるモデルでもあるのだ。
そして、何よりも今シーズンのFUUMAを語るうえで外せないトピックがある。それこそがグラフィックに恵比寿天や大黒天、毘沙門天でおなじみの七福神を採用したことだ。しかも、レングス違いでグラフィックが異なるのではなく、七福神それぞれのグラフィックに全レングスが存在する(139cmと144cmは恵比寿天と弁財天のグラフィックのみ)。つまり、ユーザーが好きなグラフィックを自由に選べるということ。そんな眞空にしかできない“らしさ”全開の斬新さが、「誰かと同じ」を嫌うスノーボーダーにはピッタリとマッチするのは言うまでもない。
もちろん、何か願いがあるのであれば、お目当ての神様(グラフィック)を探し出し、このボードに願掛けをするのもナシじゃない。そんな幸せを運んでくれるかもしれない縁起のいいボード、一家に一本、いかがだろうか? 知らない間に運気が上昇し、気がつけば狙っているトリックを覚えている……なんてことがあれば儲けものだ。
眞空雪板等 20/21 OTHER TOPICS
*以下TOPICSは随時UPしていきます。
眞空雪板等から、しなやかな動きが自慢のジブ&グラトリボード「SHOUKI」
フリースタイラーの頂点を目指すなら眞空雪板等「TEPPEN」で
——————
今期のデジタルカタログはこちら。