信頼の称号[ak]の実力を使いこなして、最強の装備で滑り倒そう

~Prologue〜

高性能ウエアの進化を牽引してきた[ak]

スノーボードウエアはライディングを快適に楽しむうえでとても重要だ。ライディングでは激しく体を動かし、汗ばむほどになりながらも、極寒のコンディション下のリフト乗車では急激に冷える。汗ばんだ状態からの急な冷えは、余計な寒さを誘引し、モチベーションも低下させる。また、いい雪やノートラックバーンを求めて自分の足で山を登れば、ライディング中以上に汗をかくということもある。
 要するにスノーボードでは外部からの水分の侵入を防ぎながらも、ウエア内部で起こる極めて大きな温度変化に素早く対応する性能が求められるのだ。だから、スノーボードウエアは暖かく、防水性さえ備わっていればいいという単純なものではないということ。
 Burtonから発売されている[ak]コレクションをあなたはチェックしたことがあるだろうか。スノーボードシーンにおけるウエアで、ファッション的エッセンスが先行していた時代に一石を投じるかのように高度な機能性を備え、シンプル、かつ洗練されたデザインを採用し、我々のウエアというものの概念を大きく変えるインパクトを与えて続けてきた。アラスカ州の略称である[ak]というコレクション名は、文字通りアラスカという広大な自然、そして究極のコンディションの中でもライダーをサポートする機能性を意味する。
 絶対的な信頼性を得ている防水透湿性素材GORE-TEXを使用し、これまでにないタフで快適なアウターは、バックカントリーといったハードなシーンはもちろんのこと、ちょっと大人のフリースタイル系ライダーたちも魅了し、存在感を一気に拡大した。高性能素材の使用だけでなく、動きやすい立体裁断と雪山での動き、コンディションの変化に的確に対応できる細部のシステムを導入。さらに洗練されたシルエットをベースにしながらも、スノーボードらしさを融合させたプリント柄やカラーデザインを導入したプロダクト登場させるなど、多岐に渡る魅力を発信してきた。

アウター+レイヤリングで完成される最高の機能

さらに[ak]は高性能アウターウエアの代名詞としてシーンを牽引してきたということに限らず、[ak]コレクションとして「レイヤリング」という概念を我々により認識させてくれる大きなきっかけとなった。GORE-TEX 2レイヤー、3レイヤーを採用した最先端のアウターと共に[ak]コレクションには高機能ベースレイヤー、フリースやダウン素材のミッドレイヤーなどのアイテムが数多くラインナップしている。
『ライダーが向かう雪山のエリア、コンディションは?そこでどんなスタイルで滑るのか?どんな環境の変化が予測されるのか?』
 スノーボードウエアはアウターだけを重要視するのではなく、目的に応じて適切な性能を発揮するベースレイヤー、ミッドレイヤーを組み合わせ、レイヤリングで内部環境を調節。そのうえでアウターが機能することにより、最適な環境をつくりだすことができる。
 さらにそのレイヤリングの組み合わせ方によって、幅広いコンディションでの適応が可能。まさにシステムとして機能させることが大切。つまり[ak]は、決して極寒用コンディションに優れているだけでなく、スノーボーダーがオールシーズン、オールラウンドなスタイルで楽しむために開発されたウエアなのだ。とはいっても、ライダー自身が適切なレイヤリングをおこなわなければ、十分な機能を引き出せない。ゆえに[ak]コレクションは、アウターだけでなく、ベースレイヤー、ミッドレイヤーを自分のニーズに合わせて適切に選ぶということがとても重要なのだ。


~Topics-1〜

あなたの選択は、GORE-TEX 2レイヤーか? 3レイヤーか?

圧倒的な防水性と防風性、快適さをキープする透湿性を備えた高性能素材GORE-TEX。アウターはシェルとも呼ばれるが、選択の際にポイントになるのが、2レイヤー、3レイヤーという種別。その違いをしっかり理解した上で、シェルを選び、あなたなりのレイヤリングを考えていくことが必要だ。
<2レイヤー>
シンプルかつ、イージーに手に入れる最強の保温性
GORE-TEXファブリクスは防水透湿フィルム、GORE-TEXメンブレーンの表側だけに生地を圧着したもの。つまり裏地が必要になのだが、その裏地素材を変えたり、裏地との間にインサレーションを入れているモデルもある。そうすることでGORE-TEX基本性能にアウターにおいて保温性能を備付けることも可能。2レイヤーのウエアは裏地の素材がポイント。柔らかい素材を使うことでウエア全体の手触りもソフトで着心地も優しくなる。また、レイヤリングもベースレイヤーをしっかりおこなうことで、ミッドレイヤーをライトにすることも可能。よりイージーに[ak]コレクションを使いこなすことが可能だ。

Men’s Burton [ak] GORE-TEXスウォッシュ・ジャケットGORE-TEX 2レイヤー素材を使用し、湿気を蒸散させ、暖かさを逃がさないPrimaLoft® Silverインサレーションをベストのように配置し、悪天候でも体のコア部を集中的に温める。さらに吸汗性や透湿性を高めるライトウェイトライナーも搭載。適度なフィットのシルエットで肘や肩の運動性に優れた立体裁断も採用。¥57,200

Men’s Burton[ak] GORE-TEXスウォッシュ・パンツGORE-TEX 2レイヤー素材に体温に反応し、常に内部環境を自動でコントロールして快適なコンディションに整えるLiving Lining搭載のストレッチタフタライナーを装備。膝の両側がジップで開き、素早いクールダウンも可能。パフォーマンスに優れたレギュラー立体裁断フィットで動きやすさも抜群。¥48,400

<3レイヤー>
ガイドグレードで、自由自在にコンディションを調整する
一方GORE-TEXメンブレーンを挟んで表地、裏地共に圧着され、軽量かつタフにつくられているのが3レイヤー。レイヤリングで全ての内部環境の調節をおこなうので、とても幅広いコンディションで性能を発揮させることができ、その防水透湿の技術も最高峰のレベル。シェルが軽量なので、ミッドレイヤーにダウンを着用してもかさばらず、動きやすい。特にバックカントリーでは、レイヤリングの細かな調整でコンディションの変化にもしっかりと対応できることが大きなメリットになる。

Men’s Burton[ak] GORE-TEX 3L プロホバー ジャケットGORE-TEX社が開発した究極の防水性と耐久性、そして柔軟性を備えたGORE-TEX Pro 3レイヤー透湿性素材を使用。ガイドグレードの耐久性と軽量性と細部まで使いやすさした機能性に優れたバックカントリー仕様のジャケット。世界で活躍するプロフェッショナルも愛用。¥85,800

Men’s Burton[ak] GORE-TEX 3Lフリーバード ストレッチ ビブパンツ

超軽量、そして高透湿性を備え、柔らかな質感で着心地にも優れたGORE-TEX C-knit 3レイヤー素材を仕様。伸縮性も十分に備えて動きやすさに優れ、大口ベンチレーションで温度調節もおこないやすい。¥71,500


~Topics-2〜

無敵の[ak]アウターの性能を引き出す、
最強レイヤリングの構成アイテムをピックアップ

<ベースレイヤー>
ウエア内の一番下、直接肌に触れるのがベースレイヤー。大切なのは汗を吸い取り素早く乾かすこと。ポリエステル素材、メリノウール素材など、必要な保温性と透湿、速乾性を考慮して特性を備えたベースレイヤーから選ぶ。

Men’s Burton[ak] ベイカー POWER WOOL ベースレイヤー クルーネック トップ柔らかいメリノウールベース。軽量でありながら厚手のレイヤーに負けない保温性を発揮。透湿性に優れ汗を素早く吸収し、乾燥。バックカントリーの厳しい状況下でも、1日中を快適過ごすための性能を備える。¥17,600

Men’s Burton[ak] ベイカー POWER WOOL ベースレイヤー パンツ¥17,600

Men’s Burton[ak] ヘリウム POWER GRID ベースレイヤー クルーネック トップ保温性や透湿性に優れ、軽量&高耐久なPolartec® Power Grid™素材を使用。肌にピッタリとフィットしつつ、寒さをブロックしながらも適度なフレックスで動きやすい。¥12,100

Men’s Burton[ak] ヘリウム POWER GRID ベースレイヤー パンツ¥12,100

<ミッドレイヤー>
ベースレイヤーの上に着るミッドレイヤーは、ベースレイヤーが取り除いた湿気を引き続き外側へ逃がしながらも、保温力を持つことで体温の調節をおこなう。フリースやインナーダウンなど、その日のコンディションや温度変化も考慮してアイテムを選ぶ。防寒レベルをここで調節、ミッドレイヤーの使い分けはとても重要だ。

Men’s Burton[ak] ベイカー ダウンジャケット軽く優れた保温性を提供する800フィルパワーのダウン素材、暖かく軽いリップストップ素材を使用したにパッカブルのライトウェイトダウンジャケット。さらに耐久性に優れた撥水加工も施され、脇にはベンチレーションも装備。バックカントリーに欠かせないアイテム。¥30,800

Men’s Burton[ak] ヘリウム ストレッチ インサレーテッド ジャケット伸縮性、透湿性を備えた軽量ナイロン素材に優れた保温性と透湿性を発揮するThermacoreストレッチインサレーションを備えたミッドウェイトレイヤー。気温が上がって不要な時はポケットに簡単に収納できるパッカブル仕様。¥27,500

Men’s Burton[ak] ヘリウム ストレッチ インサレーテッド パンツ
寒さをシャットアウト、ビブパンツの下など寒く暖かさをキープしたいときに活躍するライトウェイトのパンツ。¥24,200

Men’s Burton[ak] ジャパン マイクロフリース フルジップ ジャケット
保温性と透湿性を高め、軽量でボリュームを抑えてパフォーマンスを最大化するPolartec®マイクロフリース素材のボディとPolartec® Power Grid™素材のパネルを備えた暖かいミッドウェイトのフリース。ストレッチ性に優れながらも快適に体温を調節。¥26,400

Men’s Burton[ak] マイクロフリース パンツ

優れた透湿性で汗を素早く吸収して放出する、暖かいライトウェイトのデザイン。動きやすくソフトなデザインでバックカントリーに欠かせないアイテム。¥19,800


~Topics-3〜

自分のエリアやライディングスタイルで
レイヤリングを構成する

<北海道>
3レイヤーのアウターにレイヤリングで極寒対策
マイナス10度以下という気温になってくる北海道。その極寒対策に着込んで何枚重ねるというのは間違い。GORE-TEX 3レイヤーのアウターの中には、上はベースレイヤーにインナーダウンを重ね、パンツはベースレイヤーにフリース素材のミッドレイヤーを重ねて保温。さらに北海道ではダウンをミッドレイヤーとして保温力を高めることも必要だ。また、各部のゲーターなどをきっちりセッティングして、外気をできるだけウエアの内側に侵入させないことが重要。そうすれば暖かさを効率良くキープすることができるのだ。

<本州>
フルシーズンに対応するなら3レイヤー、
ゲレンデがメインなら2レイヤーで
信越や東北といった本州のゲレンデは、気温も北海道ほど下がらない。しかし温度変化が激しく、湿気が多かったりと動くことで汗をかきやすい環境でもある。ベースレイヤーはしっかり汗を吸い、乾燥も早いものを選ぶ。3レイヤーなら、ベースレイヤー+フリースやインサレーテッドジャケット、予備にパッカブルのダウンをバックパックに入れて持っていれば万全。ゲレンデをメインで滑るのなら、2レイヤーのインサレーション内蔵のジャケットもおすすめ。2レイヤーならベースレイヤー+薄手のミッドレイヤーでも十分なコンディションをつくりだすことができる。ポイントは暑すぎないこと。ライディングによって必ず内部温度は上がるのでミッドレイヤーを着込み過ぎてしまうと「これ、今日はいらなかったな」となることも多いので注意。

<西日本>
比較的気温が高い西日本でもレイヤリングは重要
そこまで寒くないといっても、ライディングによって汗をかく。そしてやはりそれが冷えることで余計に寒さを感じたり、不快感に見舞われる。さらに降雪時と晴天時の気温の差も大きい。だからこそその日のコンディションに合わせてレイヤリングを選ぶことが重要。特に内部のオーバーヒートに要注意。ベースレイヤーの機能はとても重要。しっかり汗を吸収、速乾できるものを選択。2レイヤーのアウターの下は薄めのミッドレイヤーで十分なコンディション調整ができるはず。


~Other Topics〜

[ak]アイテムで快適なライディングをこちらから記事へ


[ak]コレクションを使いこなして
ワンランク上のスノーボードライフを

スノーボードは自然を相手にする遊び、だからこそ自然の変化にしっかりと対応していくことが必要だ。せっかく高性能なハードギアを揃えていても、ライディング後に汗をかいて冷え込み、寒さで一気にモチベーションがダウンしてしまっては意味がない。[ak]コレクションには『雪山でベストコンディション』を整えるための機能を完璧に備えたアイテムが豊富にラインナップしている。そして、その機能を使いこなすことで、より楽しく、そしてハイレベルなライディングを楽しめることは間違いない。一度使ってみれば、そのプライス以上の価値をきっと実感できるに違いない。
さあ、すでにシーズンのスタート間近、あなたにとってのベストを揃えよう。

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