VIVA Winter Park

こんにちわCAPです。アホみたいな移動を繰り返し日本に帰国いたしました。初日のカッパーマウンテンで何故か不完全燃焼の気持ちが拭えなかった理由が分からないまま翌日ウインターパークへ向かいます。FullSizeRender⬆️CAPお初です。といいますのも、カッパーやキーストン(シーズンパス提携無し)、パークで有名なブリッケンリッジ(これまた提携無し)、はたまた世界的にも有名でBURTON USOPENの会場になっているVail(当たり前ながら提携無し)などのエリアから少し離れ、単独に位置しいつも「ここ行こう!リスト」から外れている言わば盲点なリゾートだったのですが…

IMG_2694⬆️おーーー。雰囲気が良い。駐車場から伸びる無料ゴンドラ(立ち席&窓無し)で小さいビレッジを見渡すとまさにディズニーランドのウエストランドが広がります。IMG_2741⬆️あまりの雰囲気の良さにワクワクします。ここがウエスタンランド調なのにはしっかりと訳がありまして、アメリカ大陸横断鉄道(サザンパシフィック鉄道)の通過点であり、難所のロッキー山脈越えの長大鉄道トンネル「Moffat Tunnel」の出入り口。1928年に完成した全長10kmの鉄道専用トンネルのお陰でアメリカ東西を繋いでいるらしい….。つまり西部(=ウエスタンランド)開拓の立役者だからこそ、ウインターパークはその様相をリゾート全体の統一デザインにしているようです。

IMG_2706⬆️しかし一度山に入ると西部開拓時代の様相はなくなり、現代技術の粋を集めた一大リゾートであります。効率的かつ超距離の高速リフトが掛かりアルツのようにピークが何個も存在する巨大な山。しかも斜面も単調ではなく捻れがある箇所が多く全く飽きない地形。。。これまた全く盲点でありました。だって、「どうせ単調でデカイ山だけなんだろう」とタカを括っていましたが、いやいや相当楽しめます。

FullSizeRender 2⬆️もちろんパークも至るところにレベル別で存在し、22ftのスーパーパイプも完備。どことなくかカッパーよりもスノーボーダー比率が高い気が。CAP的にカッパーが不完全燃焼だった理由。それは「単調な地形」が原因だったんだと。

IMG_2680⬆️リフトから撮った写真を見て「ただのコブ斜面!」と思うか急なバンクが続く急斜面と見るかは己次第。ここ15年以上こんな地形を滑り続きてきたのにアルツや猫魔にいるとすっかり忘れていた感覚。リフトから見たラインを覚えておいて一寸狂わずその地形を当て込む感覚。すっかりと忘れていました。。。急斜面だけではなく、中斜面のグルーミングランも広大な片斜面になっていたりと横乗りのスノーボードにはなかなかご機嫌な山な事が理解出来ました。

FullSizeRender 4⬆️アルツ猫魔共通パスはカッパーとここウインターパーク、そして少し離れたスティームボード。この3箇所の利用が可能ですがここウインターパークは断然お勧めです。しかししかしよく調べると1日券が149$‼️こりゃシーパス使ったほうが断然お得。しかも山の上のレストランはカッパーよりの若干高め?地形も山も素晴らしいけど価格はやっぱりコロラド価格でした。

久しぶりに自然の急斜面地形を滑った良い感覚を持ちながら取材転戦ツアーが開始します?

CAP

2005年から12年間。星野リゾートアルツ磐梯/裏磐梯猫魔スキー場のマーケティング責任者として、魅力開発、広報、営業、販促を統括。過去はBURTON SNOWBOARDの初心者専用ボード"LTR"の開発にも携わる。2017年5月より株式会社Sherpaに移りスノーを織り交ぜたインバウンズ誘客/集客コンサルタントを開始。引き続きFREERUNのライターも兼任。2018年7月からcitywave TOKYOのsenior adviserとしてアジア初の人工リバーサーフィン施設の運営責任者として従事。2019年6月よりスポーツファシリティマネジメントに移籍をしてより広範囲のアドバイザー業を開始。現在は福島のインバンウンズ集客最大化プロジェクトを進めつつ、シーズン中はオーストラリア メルボルンに本社があるmint tours(https://minttours.com)の専任ガイドとして日本の山を外国人に紹介している。 ------------------------ Twitter:@kei4cap Instagram:@kei4cap