上達を導くギア〜YONEXのテクノロジーがライダーたちのパフォーマンスを引き上げる

バドミントン、テニス、ゴルフなど、YONEXが様々なスポーツ分野でその技術力を主張してきたなかで、今やスノーボードの世界でも「YONEXといえばカーボンボード」というイメージは定着し、最先端テクノロジー駆使し、最先端のハイパフォーマンスのギアを作り出すブランドとして認知されている。先日公開した記事においても、YONEXが20年以上にわたるスノーボード開発において、どのような進化を遂げてきたのかを紹介したが、そこには他ブランドでは真似できない技術力とモノづくりに暑い情熱を持った熟練の技術者による日本国内の工場生産という厳格な品質管理の体制が背景となっている。だからこそ、トップライダーたちが認める優れた製品がつくりだせるのだ。では、実際に今シーズン登場するギアには、どんな魅力的性能を備えているのか?今回の記事では探ってみたいと思う。
高さのあるエアーが戸塚優斗の持ち味。YONEXのボードの軽さと強い反発力がそのパフォーマンスを支えている
高さのあるエアーが戸塚優斗の持ち味。YONEXのボードの軽さと強い反発力がそのパフォーマンスを支えている

戸塚優斗のワールドカップ優勝が立証するYONEXの魅力

オリンピックイヤーを迎える今シーズン、「誰がそのシーンをリードしていくのか?」に注目が集まる中で、たニュージーランド・カードローナでおこなわれたFISワールドカップ・ハーフパイプでYONEXチームライダーの戸塚優斗が優勝。そこで彼が見せた「高さ」から繰り出す高難易度のトリックにも、YONEXのボードの性能が大きなアドバンテージを与えているようだ。1発目のエアーから、とにかく最後のエアーまで、戸塚のライディングで際立っていたのはエアーの高さだ。そこに効果を与えたのがYONEXのカーボンテクノロジーがもたらすボードの秀でた反発力、そして軽さだ。若干15歳、初めてのFISワールドカップ出場。メダル争奪戦をリードすべく、誰もがその表彰台を狙い、全力でぶつかってくる中での強豪たちを圧倒した戸塚の滑りは、YONEXの実力を強烈に世界へと印象づける結果となった。

「軽さ」への限界を超えた異次元の乗り心地が完成

戸塚優斗を優勝へ導いたひとつの要因、そのボードの「軽さ」にフォーカスしてみよう。YONEXが今年発表したラインナップの中でも、最も注目されるのが、自社のプライドにかけて創造したという新型軽量コアの構造とそれを採用したニューモデル「REGNA」だ。YONEXではこれまでも最軽量を求めてISOコア、アラミドハニカムコアなどの軽量構造、高強度カーボンの芯材であるカーボンウォールコアを採用して、次々と軽量ボードを開発し続けてきた。しかしながら、これまでの技術では既存の「軽量化」の限界を超えるには及ばず。そこには新たなる革新的な新型構造の導入が必要とされ、YONEXのラケットやゴルフクラブで培ってきた技術のスノーボードへの応用が試され始めた。
そして新たなる技術を導入した待望の軽量化を達成。それが高密度で衝撃吸収性の高い素材「マイクロコア」をカーボンの殻で包み込み、コア自体の強度を向上させることに成功した新型軽量コア「CSMC(Carbon Shelled Microcore Construction)」だ。コアの強度が向上することで補強材の量が大きく減少し、ボードの軽量化を実現。さらに振動吸収にも優れるという性質も持ち合わせ、ボードが滑走時に生じるビビリも解消させる。つまりさらなる軽さと共に滑りの安定感も向上させたというわけだ。与えられたネームは「REGNA」、YONEXのテニスラケットの最高峰モデルともその名を共有するスーパーハイエンドの称号。154cmで僅か2,090gという軽さ実現しつつ、大幅な安定感を向上させた新たなるフラッグシップボードは、よりアグレッシブな滑りを求めるスノーボーダーにとって、今シーズン最注目すべきボードであることは間違いない。

「REGNA」の軽さを引き出す新型軽量コア「CSMC」。高強度であるから補強材も減少できるのだ
「REGNA」に異次元の軽さをもたらす新型軽量コア「CSMC」。高強度であるから補強材も減少できるというメリットも得られるコア材だ
REGNA(レグナ) ¥200,000+税 ◆サイズ:154、158 ◆シェイプ:ディレクショナル ◆キャンバー:NORMAL CAMBER ◆コンベックス形状
REGNA(レグナ) ¥200,000+税
◆サイズ:154、158 ◆シェイプ:ディレクショナル ◆キャンバー:NORMAL CAMBER ◆コンベックス形状


自由自在に扱える新しいハンマーヘッドでテクニカルカービングを極める

フリースタイルシーンでの活躍も目覚ましいYONEXだが、かつてから非常に定評があるカービングシーンで今シーズン大いに話題となっているのが、新しいハンマーヘッドシェイプを採用したボード「SYMARC」だ。レーシング用ボードで定評のあったTHE Cシリーズのアウトラインを受け継いだ新設計モデル。テクニカルカービングのシーンでは、長めの有効エッジを活かしたキレのあるカービングターンを可能にし、しっかりとしたグリップを得られるハンマーヘッドが注目されているが、実際にはどうしてもコントロールにライダー自身のテクニックが要求される難しさがある。しかし「SYMARC」ではノーズ部、テール部のトーションをソフトにしつつ浅めのサイドカーブを持たせ、センター部はトーションをハードにし、しっかりとグリップするサイドカーブに設定。つまりターン導入部はねじれ易いノーズで引っかかりなくスムーズに、そしてセンターでは踏み込むことでしっかりとグリップさせる。また。ターン後半では抜けが良く、切り返しも楽になるという設計。キャンバーにもノーズ・テールに約7㎝程のフラットな面を設けることで、スイートスポットが広がりスムーズなターン導入を可能にするEASYRIDE CAMBER(イージーライドキャンバー)を採用。こうしてこれまでにない扱いやすいハンマーヘッドを完成させたのだ。さらに「SYMARC」に振動吸収に優れるAZ31を搭載してパワーアップさせた「SYMARC Mg」も登場(数量限定)する。ここまでの細かなボード性能を完璧にコントロールすることができるのも、YONEXの優れた技術力があってこそだと言えるだろう。

SYMARC(シマーク) ¥96,000+税 ◆サイズ:156、160 ◆シェイプ:ディレクショナル ◆キャンバー:EASYRIDE CAMBER ◆コンベックス形状
SYMARC(シマーク) ¥96,000+税
◆サイズ:156、160 ◆シェイプ:ディレクショナル ◆キャンバー:EASYRIDE CAMBER ◆コンベックス形状


グラトリでもYONEXの技術力が高性能ボードを生み出した

レーシング、テクニカルカービング、フリースタイル、フリーライディングと様々なシーンに特化したスペシャルボードを提供してきたYONEXが、今シーズン提案する新たな展開がグラトリボードだ。「カーボン」というと硬めというイメージを持つ人がいるかもしれないが、YONEXはフリースタイルシーンで幅広く評価されているように。そのボード性能を自由自在にコントロールできる技術力を持っている。そのYONEXが本気でつくった「グラトリボード」は実に興味深い。カービングやハイパフォーマンスのフリースタイルと比べると、いったいどんなところでYONEXがこれまで開発してきた技術が生かされているのだろうか?
SBN FREERUNのコンテンツでも注目されるグラトリライダー、吉武大貴や高橋 玲といったLATEprojectムービーでも活躍するライダーたちが愛用するのが「ACHSE」というボード。ノーズ、テール部にカーボンリボンを導入しチップ部にポップな反発性能を持たせた「X-POPTIP」は、まさにYONEXのカーボンリボンのパワーをフルに生かした構造。柔らかさの中にも強い反発性を持たせることで、様々なトリックに変化を与えられる可能性を引き出してくれる。同時にノーズ・テールに約7㎝程のフラットな面の効果でルーズな操作性をもたらすEASYRIDE CAMBERを採用し、圧倒的にコントロールしやすく、コンベックスソールにすることでエッジの引っ掛かりを抑え、スピン系、プレス系のトリックのし易さを向上させた。
これまでコア素材からすべての補強素材に至るまで、現在のYONEXの技術を持ってすれば、素材の使い方によってあらゆる特性を自由自在にコントロールできる。だからこそライダーが求める細かな要望や、スペシャルな特性を引き出すボードを的確に作り出すことができるのだ。

ACHSE(アクセ) ¥77,000+税 ◆サイズ:147、150、154 ◆シェイプ:ツイン ◆キャンバー:EASYRIDE CAMBER ◆コンベックス形状
ACHSE(アクセ) ¥77,000+税
◆サイズ:147、150、154 ◆シェイプ:ツイン ◆キャンバー:EASYRIDE CAMBER ◆コンベックス形状

あなたも自分のスタイルに合わせた中で、YONEXがつくりだす優れたパフォマーンスを一度味わってみてはいかがだろう。最新のボードの性能はあなたのレベルを引き上げ、新しいスノーボードの楽しさに導いていく可能性を十分秘めているに違いない。

YONEX BRAND PAGE

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