“濡れず、あたたかく、長時間滑れること”。それこそがスノーボード上達に不可欠な条件であり、「VOLUME GLOVES/ ボリュームグローブ」が25年以上にわたり追求し続けてきたことである。ライディングに集中するためには、まずグローブ内が濡れないこと。そして、手が冷えずに不快感や疲労を感じずに使い続けられること。そのひとつひとつの答えを積み重ねてボリュームグローブはデザインされる。
「必要な機能に絞り込み、余計な装飾は排除する」という開発コンセプトに基づき、すべてはライダーのフィードバックから始まる。ゲージ縫いや日本製ネオプレーン素材、手首周りのフィット感、細部の軽量化など、あらゆる要素に“実用性” が宿る。そのブランドコンセプトを象徴するのが、ALT MtBCレーベルの「ALT3000 ULTRA」と「ALT1000 ULTRA」だ。
通常グローブは、それぞれのモデルごとに開発される。だが、この2モデルは併用することを前提に同時に開発されているのだ。ハードな環境下のバックカントリーでの歩行から、滑ることまでを想定。各モデルが専用的にパートを受け持ち、その日を快適に登り&滑ることを可能にする。それがALT3000 ULTRA & ALT1000 ULTRAのグローブのセットだ。
「ALT3000 ULTRA」は、ボリューム史上もっともあたたかく、もっとも頼れるグローブ。開発の出発点は「待ち時間が長くても指先が冷えないグローブを」というバックカントリーガイドの声だった。GORE-TEXを表地と内部インサートの両方に使う“ダブルGORE-TEX仕様” により、防水・防風・透湿性は最高レベル。中綿にはPRIMALOFT GOLDを従来量の約2倍手首まで配置。さらに、ボリュームグローブ独自の「指先キャップテクノロジー」が冷えの原因となる指先をガードし、真冬のかぐら山頂でも頼れる保温力を発揮する。新設計の「ノンストレスシェイプ」は“握る・開く” という基本動作にストレスを感じず、長時間の使用でも疲労を抑えてくれる。 グローブの着脱を容易にするカフ構造、長めの丈で袖の上から被せることが可能なデザインなど、実用性にも抜かりがない。バックカントリーから極寒のゲレンデまで、最上の快適性を求める全ライダーにとって、理想的な選択肢となっている。
「ALT1000 ULTRA」は、ALT3000 ULTRAを外した際に使用するグローブとしてデザイン。バックカントリーで手を使うときや、ストックの操作性、歩行時の握りやすさを追求している。 つまり、バックカントリーで滑走するまでをカバーするグローブなのだ。最大の特長は、5本指それぞれの動きを妨げず、自然な握り心地を実現するノンストレスシェイプ。特に親指と人差し指、小指の縫い目の配置を見直し、水分の侵入を防ぎながらも細かな操作性を確保した。細身の指設計によって、バックカントリーでの作業やストック操作もグローブを外さずに行える。手の平にはゴートレザー(山羊革)を採用し、柔らかさと強度を両立。さらに、日本製ウルトラストレッチ・ネオプレーンを手首に用いた「ウォーターブロックシステム 2」により、抜群のフィット感と着脱のしやすさも確保している。もちろん、スノーボードする際にも抜群の機能性を発揮する。ALT1000 ULTRAは完成度が高く、様々なジャンルのライダーが好んで使用する、オールラウンド5フィンガーの進化系で、次世代の定番と言える存在ともなっている。
ゲレンデからバックカントリーまで、どんな環境でも快適なALT3000 ULTRA、バックカントリーからゲレンデまで使用可能で操作性の良さに特化したALT1000 ULTRA。どちらも上達を支えるための頼れるパートナーとして、今シーズンの信頼できる選択肢となってくれるだろう。




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