VOLCOMのフラッグシップモデルに搭載されたT.D.S.に注目！

11/30/2018

過酷な気象状況下において、軽量・保温・通気という要素を最高レベルで満たしてくれるThermal Defense System® (T.D.S.)を搭載したうえに、Gore－Tex®を採用し、Gore® C-Knit™裏地を使用した逸品、まさにVolcom Outerwearのフラッグシップモデルと呼べるアイテムを紹介。

まずはVolcomが特許を取得しているT.D.S.について。身体に熱が必要な部位（肩、背中、胸回り）に600+フィルパワー・ダックダウンパネルを配備して、余計なインサレーションによるかさばりや無駄なモコモコ感を軽減。もはやセカンドレイヤーも不要なレベルで、必要十分な量となっている。また、ダウンはRSD（レスポンシブル・ダウン・スタンダード / 羽毛品質協会）で品質が保証されたもので、製品になるまでの全工程を追跡することができ、人道的な扱いを受けているダックから採取されたものを使用している。CSRに対して高い意識を持つVolcomならではだと言える。パネルとパネルの間にある程度の隙間を与えて、熱がこもり過ぎないようにしているのにも注目してもらいたい。
さらに手首のハンドゲーターにはインサレーションパネルが付いており、脈を流れる血液を集中的に温めて全身に回している。最初は締め付けに戸惑うが、慣れてしまえば血流による体内温度の上昇をすぐに体感できる。
Gore-Tex®による冷風のシャットダウンはもちろん、C-Knit™裏地によって柔らかさも得ている。そして、Volcomが特許を取得しているジャケットとパンツをジッパーでつなぐZip Tech®システムによって、ジャケットとパンツの隙間風を遮ってくれる。さらには、フード内に収納されている取り外し可能なフェイスマスク内蔵のシステム、Face Tech™2によって突然の防風にも対応が可能となる。ウエア内の温度が上昇し過ぎたと感じたら、すぐに脇の下のベンチレーションで対応できるのも申し分ない。これらの優れたテクノロジーを最大限に搭載したモデルがこのジャケットなのだ。