日本一のガールズライダーを決めるコンテスト「SNOW ANGEL CUP」が週末2/25-26に新潟県・上越国際スキー場で開催された。
この大会は今回が初開催となり、2日間の日程で初日はJIB STAGE、2日目はJUMP STAGE。そして賞金総額はなんと100万円。かつてここまでの賞金がかかったガールズコンテストはあっただろうか。当然、全国からレベルの高いガールズがプロアマと集結し、ハイレベルな戦いが2日間に渡り繰り広げられた。
初日2/25(土)はJIB STAGE。全国から腕自慢のジバーが集まる中、優勝賞金40万円を獲得したのは、若干12歳の村瀬心椛だった。そして、予選からも他を圧倒した滑りとスタイルを見せていた、34(Miyon)は準優勝という結果で10万円を獲得。(JIB STAGEの写真はこちら)
翌日2/26(日)はJUMP STAGE。この日のために作られた大会専用のビックキッカーで華々しいライディングを飾る参加者たち。予選のファーストステージはひとり3本のライディングからベストポイントが採用され、ポイントの高い上位8名がUP。1本目から攻めるライダーも多く、高さのある720や高難易度の900やCAB900なども繰り出せれ、男子さながらの高いレベルの戦いになった。
1位通過は安定感のあるジャンプを見せていた鈴木徳子。優勝候補の岩渕麗楽も最後の1本でメイクしギリギリで予選通過。他にも佐藤夏生などスロープスタイルで活躍する常連ライダーも順当に名を連ねる中、十代のライダーも予選通過という結果になった。
セミファイナルからはトーナメント形式のノックアウト戦。ひとり2本のベストポイントで争われた。見事ファイナルへ勝ち進んだのは14歳の松澤優花と、昨日のJIB STAGEでも優勝を果たしたこちらも若干12歳の村瀬心椛。村瀬心椛は、昨日もハイレベルなジブバトルを戦っていたのにも関わらず、その疲れをもろともせず最終決戦まで勝ち進んだ。フロントサイドの松澤優花と、バックサイトの村瀬心椛。それぞれ高さのある720を繰り出し、優勝は村瀬心椛。なんと今大会ジブ&ジャンプと2連覇を果たし、合計80万円を獲得!そして、ガールズシーン新時代の幕開けを確信させるニューヒロインが誕生した瞬間となった。
安定間のあるベテランのライディングと、ネクストエイジの勢いを感じることのできたJUMP STAGE。今後のガールズシーンを引っ張る本気の姿を見ることができ、これからも彼女たちの活躍を期待したい。