SMITH OPTICS
(左)SQUAD
★PRICE: ¥17,500~¥20,000
(右)SQUAD XL
★PRICE: ¥23,000~¥24,500 ※調光レンズ設定あり
※どちらのモデルもレンズ2枚が標準装備
SMITHのスタイルを担う平面レンズモデル
ここ数年レンズテクノロジーの進化に注目が集まっているゴーグルだが、トレンドが平面レンズへと傾きつつあることをご存知だろうか。いつの時代も巻き起こる球面レンズ・平面レンズ論争。軍配がどちらに傾くかは時流によって左右されるが、今、平面レンズを支持するライダーが徐々に増えつつある。海外の映像を見ても平面レンズを使用するライダーが多くなってきているし、天海 洋をはじめ日本でも敏感なコアスノーボーダーからその波は広がっている。その理由はいたってシンプル、平面レンズがカッコいいという評価が高いからだ。
テクノロジーのイメージが強いSMITHでも平面レンズ人気は高まりつつある。今季は6つの平面レンズ装着モデルがラインナップされていて、その中でもライダー陣が好んでチョイスしているのがSQUADとSQUAD XL 。SMITH若手ライダーのほとんどがどちらかを使用している。SQUADは初めて登場した14-15シーズンより継続的に人気があり、SMITH史上最大のレンズサイズを持つ平面レンズモデルのSQUAD XLが昨シーズンに登場。シンプル&クールなデザインで、アースカラーなど渋めの色味やアーバンスタイルのコーチジャケットとも相性がいい。しかし、曇りにくさではレンズの容積が多い球面の方が優れているのだという。つまり、どちらかといえばスタイル重視のライダーがデザイン性というポイントで選んでいるようなのだ。「視界の広さと曇りにくさはSMITHだからもちろんだけど、単純に平面のデザインがかっこ良くて使っています」天海 洋(談)。SMITHのラインナップのなかで、スノーボーダーにとって永遠のテーマであるカッコ良さを担っているのがこの2モデルと言える。SQUAD XLの方が縦にも横にもレンズサイズが大きいのでより広い視界を得られるが、顔の形によってどちらがフィットするかが異なるので、自分の顔に合わせてチョイスするのがお薦め。ハイエンドモデルと比較すると手頃な値段なので、SMITHゴーグルを使ってみたい!という人も手が出しやすいのも嬉しい。
SMITHの平面レンズはカーブ状に一枚一枚金型成型した後にレンズの形にくり抜かれるので、シート状のレンズをくり抜いた後に熱を加えて成型する一般的な平面レンズよりも歪みを抑えられ、且つ強度も高く、ミラー剥がれなどが起こりにくい。また、レンズに水分吸収素材が練りこまれているため、曇り止め加工が剥がれるということがなく半永久的に機能する。SQUAD XLには調光レンズもあり。スタイルを保ちながらテクノロジーもしっかり追求している部分にSMITHのブランドとしての強いこだわりを感じられるゴーグルだ。
今期のラインナップ(デジタルカタログ)はこちら。