長年にわたり培われた樹脂成型技術と、テクニカル競技やレースのトップシーンで活躍し続ける実力派ライダーとの共同開発により進化を続けるOJK PLATE。来季も新たなる新型プレートが続々登場するが、なかでも「CP-04」は、軽さとしなやかさを追求し、ターン性能を次のステージへと導くプレートとして注目が集まっている。
金属製プレートが主流だったカービングシーンにおいて、OJKの樹脂プレートは、軽量で価格も抑えられ、より多くのライダーに選ばれてきた。初代「CP-01」から7年、最新作となる「CP-04」では厚みを従来の11mmから5mmにまで薄型化。大幅な軽量化と取り回しのしやすさを実現しながら、適度なしなりを持たせ、板本来の動きを活かす設計がなされている。
形状面でも改良が加えられた。従来は中央に配置されていたキャンバー形状を、CP-04では後方にわずかにセットバック。これにより、荷重移動がよりスムーズになり、特にターン中盤の操作性と安定感が向上した。加えて、OJK独自のリブ構造がボードのしなりをサポートし、グリップ力と反発力を適切にコントロール。結果として、ライディングの質そのものを底上げする仕上がりとなっている。
素材は2タイプを用意。MIDDLEはポリエチレン製で振動吸収に優れ、柔らかいボードにもなじみやすい。フレックスを活かしたいライダーや、プレート初心者にも扱いやすい仕様だ。一方のHARDはABS GR2000を採用し、グリップと反発が強め。よりダイレクトな操作感を求める上級者に適している。見た目はフラットながら、裏面のリブの高さ調整によって、効果的に力の伝達と解放を設計しているのも特徴だ。
取り付け面も柔軟で、4×4、2×4、チャンネルと各種インサートに対応。付属のロングビスで、幅広いボードに装着できるのも魅力だ。工具さえあれば、自分のバインディングと合わせてすぐに導入できる利便性も嬉しい。カラーはMIDDLEがピンク・イエロー・ブラック、HARDはグレープ・ブラックと、足回りのカラーにアクセントも加えて楽しめる。
このCP-04は、ターンの精度と安定感を追求するライダーはもちろん、ボードの特性を活かしながら反発をプラスしたい人、軽さと操作性を両立させたい人にもぴったりだ。プレートを初めて試してみたいというライダーにとっても、扱いやすさと性能のバランスが取れたモデルとなっている。雪質や斜面状況を問わず、確かなエッジ感覚と加速感を得られるその性能は、滑りの幅を広げてくれるはずだ。
スノーボードのターンという美学を、より深く、より鋭く楽しみたいすべてのライダーへ。OJK PLATEの新たな提案「CP-04」が、その足元を支えてくれる。




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