高精度で力強いカービングを可能にする最先端の設計と構造
OGASAKA SNOWBOARDS
FC-S
SIZE: 150, 156, 159, 162, 165（写真左）
PRICE: ¥129,800
SIZE: 157W, 160W, 163W（写真右）
PRICE: ¥132,000（税込）
「FC-S」はOGASAKA SNOWBOARDSの中でもエキスパート向けのカービングボードとして位置付けられ、JSBAデモンストレーター中本優子、越 博も使用しているモデルだ。特にターンの安定性とカービング性能を重視したモデルであり、これまでのモデルと比較しても進化した性能を誇る。セミハンマーシェイプのデザインにより、ボードはターンの際に優れたエッジグリップを発揮し、特に高速域での安定性が向上している。
サイドカーブは以前よりも少し深めに設定されており、ターンの初期にボードがしっかりとエッジを掴み、スムーズにカーブを描けるようになっている。また、テーパードは控えめに設定されており、ターンの際にボードが無理なく曲がりやすく、直進性を損なうことなく安定した滑走を提供する。
フレックスバランスの調整やアーチ形状の微調整により、雪面のコンディションに関わらず、高いパフォーマンスを発揮することができる。硬めのフレックス（FLEX: 4.5）に設定されており、強い圧力をかけることで、力が効率よく加速力に変換され、高速走行時でも安定性を保ちつつ、力強い推進力を感じることができる。
スピード感あふれるカービングを可能にするセミハンマーシェイプ
「FC-S」のターン性能は、特にエキスパートライダーにとって非常に重要な要素である。セミハンマーシェイプにより、ターンを開始する際、ボードのエッジがしっかりと雪面に食い込み、ターン前半で圧をかけるとボードがしっかりとたわみ、その後の反発力で加速していく。この特性により、ターンの精度と加速力が一体となり、スピード感あふれるカービングが可能になる。
ターンの入りがスムーズであり、サイドカーブの設定により、ボードが無理なく曲がりつつも、エッジグリップを最大限に発揮する。ターンの後半では、踏み込んだ力が推進力に変わり、ボードはそのまま加速し続ける。これにより、高速域でも安定してカービングを楽しむことができる。
また、フレックスが硬めに設定されているため、しっかりと踏み込むことで、その力が効率的にボードに伝わり、より強力な加速感を得ることができる。特に高速走行を重視するライダーにとって、「FC-S」の滑走性能は非常に魅力的であり、カービングを極めたいと考えるライダーにぴったりのボードである。
強い圧力をかけてもその力を効率よく推進力に変える「FC-S」の特性は、特に安定した高速走行を求めるライダーに魅力的であり、ゲレンデで思いっきりカービングを楽しみたいという方に強くおすすめしたいボードである。
足の大きいライダーや安定性を求めるライダー向けにワイドモデルもラインナップ。ワイドモデルは、ボードの幅が広いため、大きなブーツサイズでもエッジグリップを維持でき、雪面での安定性が向上。特にパウダーや硬い雪面での滑走時に安定感を発揮し、滑らかなターンが可能だ。
ライダーのモチベーションを高めるデザイン
「FC-S」は、性能面での進化だけでなく、そのグラフィックにも特徴的な変遷を遂げてきた。デザイン面でも毎シーズン進化を続け、ライダーの精神やシーズンごとのテーマを反映したグラフィックが採用されてきた。
23/24シーズンでは「イーグル」、24/25シーズンには「ホワイトベアー」、そして25/26シーズンには「ドルフィン」とその年ごとに異なる動物がボードに描かれ、これらのデザインは単なるグラフィックに留まらず、ボードの持つ「力強さ」や「俊敏さ」を象徴するものとして、ライダーに深い印象を与えている。
「FC-S」のグラフィックは、ただの装飾ではなく、ボードが持つパフォーマンスを視覚的に表現する重要な要素であり、ライダーのモチベーションを高め、情熱を刺激するデザインとして位置付けられていて、グラフィックと性能の両面において常に進化を遂げてきたのだ。
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