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2020-21 のLIB TECHのラインナップは実に40モデルにも及んでいる。フリースタイル、オールラウンド、パウダー&フリーライディングといったカテゴリーを超えた自由な発想で、様々なボードがマービン社で開発されているからである。それはスノーボードの楽しさを無限大に追求するLIB TECHが、あらゆる可能性へチャレンジし、常に最高のスノーボードを作り続けているという証でもある。ラインナップの中には、クセの強い万人ウケするものではないレアなスペシャルボードもあり(それもLIB TECHならではの魅力なのだが…)、そこから得られたデータにより「カッコ良さ+乗りやすさ」のバランスされたスタンダードモデルが誕生する。
そのような環境で15 年前に登場した「ロッカー形状+マグネトラクションエッジ(波型エッジ)」のBANANAテクノロジーは、スノーボードに革命を起こし、現在も進化を続けている。他ブランドでは作ることのできないLIB TECHのオリジナルテクノロジーが搭載された、多くのラインナップの中でひときわ人気を集めている3モデルを紹介する。
ワイド&ショートテールで
日本の地形ともベストマッチ
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T.RICE ORCA
ここ数年爆発的な人気となっているのがトラビス・ライスのプロモデル「ORCA」だ。こちらはもはや日本のみならず、世界的にもトレンドになっているワイド&ショートテールのフリーライディングモデル。パウダーではショートサイズとセンターロッカーを生かし自由自在に動きまわり、アイシーなバーンでは両足下のキャンバーと波状のマグネトラクションエッジによりカービングを思い通りにコントロールする。そんな理想的な遊び方を可能にするのがこの「ORCA」なのだ。短くキックした特徴的なホエールテールが、日本のツリーランやタイトな沢地形で威力を発揮する。スノーボードショップのスタッフからも、「ORCA は日本の地形で遊ぶのに最高だ」と言う声をよく聞く。うれしいことに今シーズンより144, 150, 156の3サイズが加わり全6サイズの展開となり、自分にピッタリのサイズが見つけやすくなった。パワーアップした「ORCA」でパウダーを泳ぎ、ゲレンデでキレキレのカービングを楽しんで欲しい。
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完成度を極めLIB TECHのラインナップを代表する
最強オールマウンテンボード
DYNAM0 & DYNAMISS
日本仕様のニューモデルとして発売以来、大人気となっているオールマウンテンモデルが「DYNAMISS」と「DYNAMO」だ。ジェイミー・リン、トラビス・ライスなどスタイリッシュなチームライダーとアーティスティックなボードグラフィックがLIB TECHの魅力であるが、なかなか自分の求めるスペックに合わず、実際に購入することができなかった人もいるだろう。そんな日本のスノーボーダーの体格を考慮して開発されたのがこの2モデルである。
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「DYNAMISS」は細身のアウトラインでとてもコントローラブル。142cmというガールズやジュニアに最適なサイズから、今シーズンより156cmと言うメンズでも十分に使えるサイズまで揃った。ボード全体に大きく入るキャンバーのセンター部分にマイルドロッカーを配置したハイブリッドキャンバーである “C3構造” とマグネトラクションエッジ(波型エッジ)のコンビネーションによりボードを自在にコントロール。パウダー、地形、ゲレンデカービング、さらにはフリースタイルのトリックまでと幅広くパフォーマンスを発揮する万能型ボードである。多くのモデルをテストして得られた膨大なデータからデザインされる主力モデルの完成度は恐ろしく高いということを実感させられる乗り味だ。しかもグラフィックはLIB TECHを象徴するジェイミー・リンのアートワークというのもたまらない。
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「DYNAMO」はパウダーでの高い浮揚力を備えながら、圧雪バーンでの高速クルージングまでも楽しめるオールマウンテンボード。DYNAMISS 同様、ボード全体に大きく入るキャンバーのセンター部分にマイルドロッカーを配置したハイブリッドキャンバーであるC3構造 とマグネトラクションエッジ(波型エッジ)、アウトラインはディレクショナルで緩やかなテーパードシェイプになっている。チームライダーたちも絶賛する乗り味で、朝イチのディープパウダーからゲレンデクルーズ、カービング系トリックまで、まさに雪山を縦横無尽に駆け回る “ダイナモ” の働きをする一本と言えよう。今シーズンより150cmも加わり、選択の幅も広がった。DYNAMISSよりもやや太めのアウトラインになり、パウダーでの安定感は抜群だ。グラフィックは、トラビス・ライスと組んでスタートしたアートプロジェクト「ASYMBOL」のアートディレクターを務めてきたマイク・パリロがデザインする。
DYNAMISSの149/153/156、DYNAMOの150/153/156と同じレンジにサイズが豊富にあるため、アウトラインやスペック、グラフィックも含めて迷うところだろう。自分の体格、足のサイズ、そしてどんなスタイルでスノーボードを楽しみたいのかを考えてベストボードを選んでほしい。
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