kissmarkにさらなるフィンランド人ライダーが加入 超過激なストリートもこなすMARTIN KALLIOLAだ

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kissmarkに新たなるフィンランド人ライダーが加入した。MARTIN KALLIOLA(マーティン・カッリオーラ)だ。現在24歳、kissmarkのホームページには、2014 BGVロシアングランプリ(ロシア) ビッグエアー 4位、2014 フリースタイルオープン(ブルガリア) スロープスタイル 優勝、2014 FISヨーロッパカップ(ブルガリア) スロープスタイル 優勝とヨーロッパのTTRツアーやFISの大会でそこそこの成績をおさめている実績が記されているが、すでにTEAM kissmarkで活躍中ヤンネ・コルピやマルクス・マリーンの同じくフィンランド人ライダーと比較すると、どれもビッグタイトルではない。

「スノーボードを始めたのは2003年、当時14歳の頃。地元でおこなわれたスノーボードキャンプに参加したことがきっかけ。最初はハーフパイプの大会によく出てたという。(Onboard Magazineでのインタビュー記事より)」しかし、今の彼はハーフパイプのスペシャリストではない。身長は約180cmという長身の持ち主、良く鍛えられた体つき。その彼が脚光を浴びたのはムービーシーンだ。今から2シーズン前の2013年にフルパートムービーをリリース。ヨーロッパの大人気プロダクションのフィルマーが主に撮影したそのパートは、かなりのインパクト。海外のUS TransWorld Snowboarding MagazineやOnboard Magazineで高い評価を得ている。映像を見てもらえばわかると思うが、ストリートでのヤバいシーンがたくさん収められている。中でもトリプルダウンのステアをメイクするのに、彼は200回に及ぶチャレンジを繰り返したという。しかもそのなかで最初のキンクでやられ4~5m下の道路に叩き付けられたのは本当に危険なシーンだったという。彼を知るものからは「Fithter」と呼ばれ、激しすぎるチャレンジでも決して疲れを顔に出さず、徹底的にやり通す。撮影クルーから休憩を提案しても聞き入れないほどの集中力を見せるという。まさに迫力のシーンの連続、海外のメディアが高い評価を与えているのも納得だ。

しかしマーティンはフィルミングだけで活躍することを目指しているわけではない。ストリートで鍛え上げた鋭い感性を武器に、スロープスタイルでの実力もさらにスキルアップをはかっている。撮影とコンテストも両方こなす、特にTTR 6スタークラスの大会で勝つことを目標に動いている。そして同時にオリンピック代表の座も狙っているという。まだまだ激しく進化していきそうなライダーだ。

TEAM kissmarkでもちょっと異色なマーティン。しかし今後TEAMとしての活動にも合流し、バリバリのコンペティターたちの影響を受けながら、これからどんな活躍を見せるのかが楽しみだ。

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