例年に比べて暖かい日が続いていましたが、ここへ来て一気に冷え込んできました。この週末もオープンを始めたスキー場もいくつかありますね!いよいよ冬の到来です。そんな今月は、雑誌ならではの企画を特集しました。スノーボードフォトに秘められている撮影の舞台裏のストーリー。どんな状況で、どんな想いで撮影されたのか。その一瞬を捉えるために辿ったカメラマンとライダーの軌跡を紹介します。
増田塁揮インタビュー
早熟ともてはやされた10代。成熟と評価された20代。円熟期に入った30代。しかし、当の本人は未熟と感じているようだ。自身が突き詰める究極のフリースタイルが表現できるまで、終わりのない自己探求の旅はまだ続く。時にはクールにラディカルに、またある時にはファンにコミカルに、喜怒哀楽たっぷりのスノーボーディングスタイルに注目すべく、増田塁揮の現在地を確かめてみた。
INSIDE STORY Photograph × Japah Field
最高の一瞬を捉えた舞台裏
写真として記録される数百分の1秒という瞬間。それは、スノーボーダーが体現するライディングと、それをアーティスティックに捉えるフォトグラファーの感性、双方がクロスオーバーして生み出される。だからこそ、1枚の写真に大いなる価値があり、その舞台裏には沢山のストーリーがある。ここに日本の各地の雪山で撮影された12枚のフォトグラフにまつわるストーリーを紹介する。
フォトグラファーの知見と予見がもたらした必然
大久保 勇利 × 中田 奨
北海道にしてはまとまった降雪がなかった昨シーズン2月末。それでも遊べる雪が残っているだろうとこの日この山を目指したのは、20年以上通って培った経験値によるものだった。その読み通りの景色が広がっていた。
40分の過酷な状況で残した念願の1枚
小林優太 × 渕本 健太郎
シーズン終わりの5月中旬。かろうじて残っている雪を求めて急遽決まった撮影で狙ったのは、フォトグラファー渕本 健太郎が撮りたかった朝焼けの一枚。イメージ通りの色を切り取るチャンスはたったの40分…。
HOKKAIDO POWDER BELT
北海道パウダーベルトを巡る旅 vol.3
北海道の中央に南北約200キロに渡り広がるパウダーベルト。トマム、富良野、カムイ、旭岳、黒岳などのスノーフィールドの総称であり、このエリアには2,000m級の山岳地帯から、スノーリゾート、ローカルスキー場、旭川の街と、冬の雪山を十分楽しめる環境が揃っている。今回はそんなパウダーベルトの魅力を、トマム編と旭川編の2つのテーマに分けてお伝えする。
ゴールデンエイジの育成環境と注目キッズ
未来のニューエイジを目指すキッズたちの育成環境にフォーカスを当てた。この世代の子供たちがスノーボードに打ち込むには、本人たちの思いはもちろん、両親を含む周りの大人たちの考え方やサポートも大きな要素になるだろう。メキメキと力をつけ注目されつつあるキッズたちがどのような育成環境にいるのかを、2つのケースから探った。
他にも、スノーボーダーのオススメのコースにスポットを当てた『BEST SNOW RESORT GUIDE』、320名様にリフト券が当たる『リフトチケットプレゼント企画』など、12月直前の人気企画も掲載!
ぜひチェックしてください!
フリーラン12月号
¥980(税込)
11月27日(月)より、全国書店、スノーボードショップ、AmazonなどWEB書店で販売
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