「Anonのゴーグル&ヘルメット、ココがいい!」を検証する

ライディングの集中力を高め、そして快適に楽しむということにおいて、視界と安全の確保はとても重要だ。
近年存在感を増すAnonのゴーグル&ヘルメット。Anonが選ばれる理由、Anonだからこその良さ。Anonのリアルな使用感。常にプレイヤー目線でものづくりをおこなってきたからこその性能へのこだわりと機能の信頼性が伺える。
そんなAnonならではの魅力をスノーボードショップの方に聞いてみた。


ーまずは、仙台のプロショプ「DREAD HOUSE」オーナーで自らもAnonを愛用している高橋聖一さんに聞いてみた。

SYNCのしなやかさとフィット感、そして何よりフォルムがいい。

 

Anonのゴーグルって、M4やM5、今季新登場のM6のようにMAGNA-TECHでレンズ交換が一瞬で可能なMシリーズのイメージが強いと思います。僕も使ったことがありますがホントに調子いい。でも、僕がちょっと古いタイプの人間なのか、マグネット仕様のフレームレスっていう“今っぽさ”が、あんまり好みじゃなくて。レンズを交換したり拭いたりする時間も、僕の中では大事な時間だから。MAGNA-TECHだと早すぎて、仲間と会話する時間がなくなるんですよ(笑)。

そこで辿り着いたのがSYNC。M-FUSIONっていうマグネット+サイドパーツで簡単にレンズ交換ができるし、何より昔ながらの見た目がしっくりくる。レンズもやわらかく、しなやかに顔にフィットする感じもいいですからね。MAGNA-TECH搭載のMシリーズって、どうしてもレンズそのものが少し硬い印象があって。雪山で実際に装着して比べても、僕の顔にはSYNCが一番フィットしました。ちなみに、今季新登場のフレームありモデルのNESAは小ぶりなフォルムなので、大人だと顔がけっこう小さい人向けかなと思います。

あと、Anonはレンズの性能もすごくいい。お気に入りは、サニーブロンズっていうオレンジっぽいミラーレンズ。スペアで付いていることが多いレンズですが、曇り空でかけても視界が明るいし、コントラストも上げてくれるから地形がすごく見やすくなる。

それに、フェイスマスクが磁石でフレームに付くMFIもすごく調子いいですね。薄手なのでトップシーズンはあんまり使わないけど、春に鳥海山へモービルで行くときなんか、首に通しておいて寒いと感じたらサッと鼻まで上げればパチンって留まる。めちゃくちゃ便利ですよ。


常に車にはRODANを積んでいます。

 

普段から常にヘルメットを被るわけじゃないんですけど、AnonのRODANは持ってます。背面にあるBOAダイヤルで細かいサイズ調整ができて、ラインナップの中でも一番リーズナブルな価格帯なので。お店でも、このモデルは売れ筋なんですよ。僕がヘルメットを使う場面は、夏油高原のツリーランコースとか、ヘルメット必須のエリアに入るとき。あと、お店の滑ろう会みたいに、ちょっと行儀よく滑るとき(笑)。だから常に車には積んでます。もちろん、WAVECEL搭載のハイエンドモデルも被りやすいし、ムレにくいし、快適なのは知ってるんですが……やっぱり5万円はデカい(苦笑)。安全面を考えたらすごく大事なアイテムなんですけどね。ただ、どちらにせよ、ゴーグルもヘルメットもAnonで揃えてるので相性は抜群ですよ

WEB: http://dread-house.com     Instagram: https://www.instagram.com/dreadhouse2025/

1Fには最新のBurtonギアをフルラインナップで展開する「Burton Store Sendai」を構え、2Fにはストリートカルチャーを軸に注目ブランドをセレクトする「DREAD HOUSE」を展開。フロアごとに明確な役割を持たせた2店舗構成により、スノーボードとストリート、それぞれのカルチャーを深く楽しめる発信拠点となっている。



ー続いて、ビギナーからベテランまで多くの来店客を迎える「スポーツデポ」のスノーボード担当スタッフに聞いた。

「外からは見えない。中からは、よく見える」のが魅力です。

 

AnonのゴーグルならオススメはSYNCですね。標準装備のレンズに加えてボーナスレンズが1枚付属し、さらにフェイスマスクが磁石でフレームに装着できるMFIフェイスマスクも付いて3万円を切る。そんなコスパの非常に高いモデルなんです。

近年は、レンズが調光仕様のモデルを求める方も増えています。ですが、特に若い世代のスノーボーダーは、ゴーグル装着時に外から目が見えないミラーレンズを好む傾向にあります。どうしても調光レンズだと、紫外線量が少ないときにレンズのカラー濃度が薄まり、外から目が見えやすくなってしまうんです。その点、Anonのレンズはミラー加工がしっかりされているにも関わらず装着すると視界は明るく、視認性を高めてくれるハイコントラストレンズなので地形の起伏や雪面の凹凸がとても見やすいです。さらにフラットレンズなので歪みもなく、ナチュラルな視界を提供してくれる。長年スノーボードをされている方は、最近はフラットレンズを好む傾向がありますし、現在のゴーグルのトレンドにもマッチしていると思います。

また、片手で簡単にレンズ交換ができるM4やM5といったMシリーズほどではありませんが、SYNCも左目側のストラップ付け根にあるロックを起こせば、あとはマグネットでレンズ交換が非常にラクにおこなえます。そこも魅力ですね。

Anonのゴーグルは老若男女の幅広い層から指示されていますが、やはりBURTONがプロデュースするブランドということでユーザーからの信頼も厚いように感じます。

 

選ばれる理由は、軽さ・操作性・フィット感。


RODANとRAIDER 3の取り扱いがありますが、お店で人気が高いのはRODANです。最大の魅力は、その圧倒的な軽さ。また、アゴヒモを留めるラチェット部分がマグネット仕様(FIDLOCK)になっていて、とても簡単に着脱できる点も支持されている理由だと思います。寒いなか毎回グローブを外してアゴヒモを留めるのはツライですからね。RODANならグローブしたまま片手で着脱可能。かなり便利です。

フィット感について言えば、RAIDERもラウンドフィットで調子はいいのですが、RODANは後頭部のBOAダイヤルで最後の微調整がおこなえます。そういった細かな部分への配慮も見逃せないポイントです。

また、ヘルメットを愛用されているお客様は、下にビーニーではなく薄手のバラクラバだけのケースが多いです。そのほうがスマートに見えますし、実は安全面も高まります。下にビーニーをかぶると、ヘルメットが浮いてしまって本来の性能を発揮しにくくなるんです。選ぶべきサイズも変わってしまいますしね。

あと、ゴーグルとヘルメットを異なるブランドにすると、装着した姿を横から見たときに、ヘルメットかゴーグルのどちらかだけが出っ張ってアンバランスに見えることもあります。両方をAnonで揃えると見た目もすごくスッキリしますし、フレームがヘルメットに当たって干渉する……なんてこともありません。

さらに、ヘルメットは耳当てがあったり、内部の素材自体が発泡剤だったりするので保温性や断熱性が高く、実はとてもあたたかいんです。このようにメリットが多いので、お店のお客様のヘルメット着用率は、現在、徐々に増えています。

 

ビギナー向けからエキスパートまで、多種たくさんのスノーボードギアを揃えている大型店。「スノーボードエキスパートアドバイザー」とはスポーツデポ/アルペンに在籍するスタッフの中でも、スノーボード分野において高い専門知識と接客スキルを認定された社内資格(認定制度)を持つスタッフを示す。

<記事中で紹介されているモデル|SYNCとRODAN>
フレームカラー: Oat、他7色
レンズカラー: Perceive Variable Blue (21% / S2), Spare Lens: Perceive Cloudy Pink (53% / S1)、他8色
価格: 29,700円(税込)
詳しくはこちらでチェック

サイズ:S〜XL
カラー: Black、他3色
価格:22,000 円(税込)
詳しくはこちらでチェック


Check Point|ゴーグル選びで悩むことは?
「調光レンズと交換式レンズ、雪山で本当に見えるのはどっち?」

 

ゴーグル選びで迷いやすいのが「調光レンズ」と「ハイコントラストレンズ(交換式)」のどちらが良いかという点だ。ここ最近の調光レンズは性能も向上し、一枚で幅広い天候に対応でき、レンズ交換の手間もない。便利さだけで見れば、とても優秀な選択肢だ。
よく言われていることなのだが、雪山で求められる「視界の質」という視点で比べると選択肢は変わってくる。フラットライトでの地形の見え方や、降雪時のコントラスト、ピーカンでの眩しさ対策まで含めると、天候に合わせてレンズを交換できるハイコントラストレンズの方が、明らかにクリアで安全な視界を確保できる。自分の持っているレンズでその日に適したものを選ぶ方が、無理なく最適な視界をキープできるだろう。
・調光は『万能で使えるけれど、どこまで見えるか?』
・交換式は『手間はあるが性能が高い』
とくに曇天や降雪、スピードを出す滑りではその差がはっきり感じられるはず。最高の視界はやはりレンズ交換で最適なレンズを選んで使うところになる。
「とにかく良い視界が欲しい」「カービングなどのスピード系、パークでの正確な視認性を重視」「バックカントリーでの正確なラインの見極め」そういったニーズには、その日に最適なハイコントラストレンズを選んで装着するのがおすすめだ。


Anonゴーグルの魅力をチェックしてみよう!!

PERCEIVE LENS|見えなかった雪、ラインが見える。

Anonの「PERCEIVEレンズ」は、ただ明るさを調整するだけのレンズではない。
雪面のディテールを立体的に浮かび上がらせ、どんな天候でも“見える世界”を大きく変えてくれる最新テクノロジーだ。
フラットライトで埋もれがちな起伏、ツリーランの木と雪の境界、パークの踏切りポイント。裸眼では判断しづらい細かな情報が一瞬でクリアに認識でき、ラインどりの自由度が一気に広がる。これがPERCEIVEレンズ最大の魅力だ。
視界の歪みを極限まで抑えた高精細な光学設計により、長時間滑っても目が疲れにくい自然なコントラストを実現。さらに、水分や油分をはじく特殊コーティングがレンズの曇りや汚れを防ぎ、天候が急変しても安定した視界をキープする。だからこそライダーの負担や不安を軽減し、快適なライディングを可能にしてくれる。
雪だけでなく、森、影、パークアイテム、空といった“ゲレンデを構成するすべての色”を最適化する発想から生まれたPERCEIVEは、ライディングそのものをアップグレードしてくれる“視界の武器”だ。


3種類のレンズタイプ:スタイルに合ったレンズ、モデルを選ぼう

TORIC(トーリック):もっとも自然で広い視界を生む。

人間の目のカーブに近い非球面設計を採用し、上下・左右の曲率を最適化。周辺部まで歪みが少なく、立体的でクリアな視界を確保するのが特徴。フラットライトや曇天でも雪面の凹凸がはっきり見える。
<特性>・自然で歪みの少ない視界 ・広い視野角 ・長時間でも目が疲れにくい ・地形の陰影がしっかり見える
<おすすめの人>バックカントリー、ツリーラン、不整地、高速カービングなど、どんな状況でも地形を正確に読みたいライダーに最適。

FLAT TORIC(フラットトーリック):見た目はシャープ、視界はトーリックレベル。

フラットに見えるモダンなルックスながら、光学的にはトーリックの歪みの少なさを持つハイブリッド設計。装着したときのバランスが良く、ヘルメットとも合わせやすい。
<特性>・スタイリッシュな見た目 ・端まで見やすい自然な視界 ・トーリックより少し軽快なフィット感 ・デザインと性能のバランスが高い
<おすすめの人>ゲレンデフリーランやサイドカントリー、見た目も性能も両方こだわりたいライダーに。

CYLINDRICAL(シリンドリカル):軽く扱いやすい薄型レンズ。

左右方向のみカーブし、上下はフラットな伝統的形状。Anonは端を薄く加工し歪みを最小限に抑えており、必要十分の視界性能を確保。軽くて取り回しが良く、コストパフォーマンスも優秀。
<特性>・スリムで軽量 ・クラシックでタイトなシルエット ・歪みを抑えた実用的な視界 ・手頃な価格帯
<おすすめの人>パーク、ジブ、ストリートなど、軽快さ・ルックス・コスパを重視する人に。


マグネットパワーだから快適

MAGNA-TECH

強力なマグネットの磁力を利用し、最速でレンズとフレームをしっかりと連結する機能。M4の場合は9個のマグネットの連結部分がある。

 

M-FUSION(SYNCに採用)

フレーム下部にマグネットを配置し、レンズを近づけると素早く位置決めが完了。その後、左右のラッチ機構でしっかりロックするため、滑走中の衝撃でも外れる心配が少ない。グローブを着けたまま直感的に操作でき、とても使いやすい。

MFI

フェイスマスクとゴーグルが磁石で連結するインターフェイスシステム。ゴーグルとフェイスマスクの一体化で快適さアップ。手袋をしたままでも簡単にドッキングでき、マスクとゴーグルがシームレスにつながると曇りを防ぐベンチレーション機能が効果を発揮する。


Anonのヘルメットだからこその快適性+安全性

完璧なフィットを実現するしくみ

Anonのヘルメットは、スタイルと機能を融合させたプロダクトとして高い支持を集めている。その背景には、ライダー目線で設計されたテクノロジーがある。安全性を守りつつも、快適さやデザイン性に妥協しない姿勢が貫かれた設計だからこそ、Anonヘルメットが多くのライダーに選ばれている。

・ロープロファイル&ラウンドヘッド |我々の頭の形にピッタリフィットし、頭部を大きく見せない自然なシルエット
・パッシブベンチレーション|常に快適な内部環境
・BOA® 360° フィットシステム|直感的かつ微調整可能
・FIDLOCK® マグネティックバックル|片手でカチッと操作


万が一の衝撃を衝撃を分散・軽減するWaveCel®

数百のショックアブソーバーのセルが網の目状に張りめぐらされており、そのセルが「曲がる」&「つぶれる」ことで直線的な衝撃力を軽減すると同時に、「滑る」ことにより回転しようとする衝撃力をも逸らすことができる。

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