コルドヴァでの旅は毎日歩いて、初めての山を開拓して、雪もコンスタントに降って、だんだん感じを掴み、それぞれに課題に挑み、ローカルにめちゃんこよくしてもらって、毎日感謝と感動にあふれていた。
10代の頃から犬猿の仲といわれたフォトグラファーとして同行していた山岸とはたびたび衝突しながらも、アラスカという地でヘリを使わず、スノーモービルも使わず、自分たちの足で歩いて攻めるだけ攻めた。日没の7時、8時まで山にいることもしょっちゅうで、そこらへんは流石のクルーで、危ないけど無事にサイコーな旅として最後を迎えることができた。
クルーの自分以外が全員初アラスカということで、歩いて登れる限界を超えるほどのトライをできたことや、クリフアウトだらけのスティープ&パウダーフェイスでルートファインディングしながら且つ撮影をするという難しいことに挑めたことは普通の友達同士で行く海外旅行といえば異質で、ぶっ飛んだことができて、とんでもない仲間が揃っていることを密かに喜んでいた。
惜しまれつつギリギリまでコルドヴァにとどまって乗った帰りのフェリー。to ヴァルディーズ。
天気と、雪を見て最後の数日をヴァルディーズにするか、コルドヴァにするか、何日もみんなで相談していた。悩みまくったね。ブレタブレた。みんないいところ滑りたいから、真剣にブレまくった。
それでも帰りに通るだけでもヴァルディーズのエリアの山を見たいっていうことで、ヴァルディーズ行きのフェリー。
ヴァルディーズなら任してよ!と言えるほど通い詰めているエリア。
とりあえずこのハーバーフロントのバーでアメリカンなブラッディマリーを飲んで、街をうろついて、山へ。。
歩くなら、ってことでコルドヴァにしていた。フェリーライドも超ファンタスティックだし
ヴァルディーズのエリアは一際山がデカいから、斜面にアクセスするにはヘリか、スノーモービルまたはキャット、セスナとか動力がないと滑れる斜面はかなり限られる。
早速ジェシーの情報で美味いピザ屋へ。乾杯して、たらふく食って、駐車場にでて解散の準備をしていると、空には特大のオーロラが。。カーテンだよ、動いてるよ!、、
次の日 2台の9mあるキャンピングカーを返して、空港へ。Green.labクルーのイチロー、ジローさん、TakashiIto,SatoshiSaitoとゲイブに名付けられたヤママイスター(山岸惇)とまきちゃんMakiTakatsujiとしばしの別れ。あんまり長くすると感傷的になるからサラッと。じゃね!また日本で!つって
おれは、ここからソロトリップになる。
ジェシーが空港に来てくれて、ジェシーの家に。
コルドヴァどうだった?アラスカンでもあんまり行くところじゃないからな、つって
サイコーだったよ
ヴァルディーズは、過去最悪ってくらい降ってなかった。実際帰りにドライブした時、山見て驚いた。ない、ない、とは聞いていたが、本当になかったから。
ターナゲンパスも気温上がったし降ってないってことで、、ジェシーの家の10センチくらいの氷に覆われた駐車場の除雪したり、ジェシーの新しい超デカsoundsystem&DJブース+モービルが2台入るトレーラーを完成させる手伝いをしたり、、
それに、コルドヴァで使いまくって壊れたバックパックをアンカレッジのかっこいい靴屋さんのゴッドおばちゃんに直してもらったり、、ヴァルディーズ、トンプソンパスへ行く用意に数日間過ごした。
お気に入りレペゼン大阪Sno-manのバックパック。物持ちのいいおれは気に入ったものはずっと使うし壊れたら直す。直してもらうんだけどw
直してもらった後ってなんともいえない気持ちになる。
これ、10年以上使ってる。ww
使いすぎ
いいものはいい。
こちらはアタックバックというか、ライディングパック、ヘリパックの10L SLY-TECHのバックパック。脊椎ガードついている優れもの こちらも修理。
プラス、BCAのバックパックも持って来ているけどBCAのは新しいし丈夫だから大丈夫。
ついにHome,Sweet Home,いや、山,sweet 山、おれの魂が置き去りになっているアラスカの山、ThompsonPassへ。
今年は去年に続きAlaskaSnowboardGuidesというヘリサービスのベースキャンプに潜伏する。
来いよ。お前のベッド用意してあるぜ。って、言ってくれるから。
奇跡としか言いようがない状態なんだな。
今年のルームメイトとなり、また新たな一生の付き合いになるであろう友達になった、Ross。
無害ガスヒーター付きのアーミーキャンプスタイル
ただ、ロスは散らかす。おれもまあまあだが、ロスはちょっとやばい。でもまあ、気楽だ。
いきなりご馳走にありつけた。
超巨大、かに
そして、今年はさらなる奇跡、Ski-dooXP800 165 または XP850 172だっけな
850は新しいクラスだけど半端ない。2人乗りでのパワーの安心感 キャタ175の浮き具合。でもおれにはでかくて長く感じた。モービルを雪山で乗りこなす難しさはモトクロ、ジェットの比ではない、、、超危ないし難しいしパワーもいる。普段乗っていないおれにしたらまずこれをうまく乗って仲間に問題なく心配かけずについて行くことが最初のミッションでもある。
それにしても最新モデルはチョーーーーーーー乗りやすくアクセルも軽く故障の心配もほぼなく始めた頃に乗っていたマシンに比べたらとてつもなく進化していてラクではある、が、その分危険なところ、今までスノーモービルでアクセスできなかったところまで限界を伸ばし続けているから結局緊張感は変わらない。
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帰って来たぜ〜〜〜
深呼吸ううううううう
マイ・ランチセット ナッツがてんこ盛りのパンにスイスチーズかスモーク・ゴーダチーズ、イタリアンサラミかプロシュートを挟み、(バターはめんどくさいから塗らない)トレイルミックス、人参とスナックピー、さらにリンゴ2個、水1L、象印の水筒に日本から持って来た粉末抹茶 という ほぼ、これ。
8時、9時まで明るいし、月も出れば明るい。ここでの1日は長く、急いで!待つ。HarryUp and Wait.っていう、皮肉が日々が続く。もう慣れたもんで。
アラスカン・リビング 何度かアップしようと思います。
ブログというかリポートになってますが、どうぞ今後もチェックしてください