北海道をベースに活動するフリーライディングのスペシャリストである原田将臣。ジュニア時代にはW杯を転戦するハーフパイプライダーとして活動、20代ではパークライディングを楽しみながらも活躍の舞台はバックカントリーがメインとなっていく。37歳を迎える原田将臣は、経験、知識、判断力を備え今の滑りが一番輝いている。彼は、SP Bindinsgの中からCORE Multientryを選んで使っている。程よいホールド感とレスポンスが彼好みなのだ。もちろんバックカントリーでは必須のマルチエントリータイプを使用している。
原田将臣にSP Bindingsについてインタビューを行った
SP Bindingsではどのモデルを使っている?
フリーライド、バックカントリーを中心に活動している中でCORE Multientry モデルを選んでいるよ。理由の決め手は、しっかりとアンクルがホールドされている中に、膝を曲げた時の足首の前後の動きが柔らかく動かすことができるのが気に入っているところ
将臣にとってしっかりとしたホールドと前後の程よい柔軟さが必要なんだね。そこが気に入ってくれているんだね。COREはハイエンドモデルのアベレージを抑えるモデルで将臣のアグレッシブな滑りには柔らかめで程よく調子がいいんだね。
リアエントリーは将臣にとってどう?使っている時の使用感とパフォーマンス性能に浮いて教えてください
脱着が慣れれば、簡単にできること。2つのバックルが通常のバインディングよりホールドできるんだけど自由に動かせるところがすごくいいね。だから、よりスタイリッシュに技が決められる。ターンの時、ハイバックとベースプレートを結ぶワイヤーケーブルのおかげでエッジコンタクトが速いと思う。そのおかげでよりキレのあるターンができるよ。
慣れると簡単だし、慣れると他のビンディングは使えなくなるね。2つのエボバックル と1つのアンクルバックルの3つでホールドするからすごくホールドがいいよね。それでいて自由度が高いから将臣のサーフライクなターンやスタイリッシュなクレイルグラブとかをかっこよく演出できるんだね。エッジの切り替えは、ハイバックから伸びるワイヤーケーブルがつま先を一気に引き上げるから速く感じるね。あの感覚はSP Bindingsにしかないから面白いよね。
BROTHERHOODとSLAB.ONEを使ってみてCOREを選んだ理由を教えて
ターンをする時に、後ろ足を内側に入れられるモデルが好きなんだけど、アンクルストラップの硬さがちょうど良くて選んでいるよ。BROTHERHOODだと少し柔らかくて、COREが丁度いいんだ。パウダーターンの時に少し反応の遊びが欲しいから樹脂ベースのディスクを使っているCOREがいいんだと思う。SLABだと少し反応が良過ぎちゃうんだ。僕にとってはね!
なるほどね。将臣の滑るスピードは一般的よりは速いからBROTHERHOODより少し反応の良いCOREが合っているんだね。COREは樹脂ベースのディスクだからアルミのディスクと乗り味が違うね。アルミはすごく反応がいいから。樹脂の程よい感じが好みなんだね。
マルチエントリータイプの良さを具体的に教えて
トゥーカップがバックルで外せるので深雪での脱着が圧倒的に簡単なんだ。これは本当に大事なことだよ。バックカントリーではね!ホールドの微調整も簡単にできるから快適性が高いね。
雪深いところでの脱ぎ履きはリアエントリーだけだと難しいコンディションも多いもんね。微調整も簡単にできるしね。バックカントリー好きやゲレンデでも雪深いところを狙う人にはマルチエントリータイプがおすすめだね!ハイバックはそのままで脱ぎ履きできちゃうしね。
フリーライディングを上手くなりたいと思うユーザーにCOREのこの辺を理解してこう乗ってあげるといいよっていうコツやワンポイントアドバイスある?
SP Bindingsはアンクルからくるぶし方向へのホールドとハイバックから甲側へのホールドがあって、締め過ぎちゃうことがあるから程よいホールドにセットするのがオススメだよ。アンクルのエボバックルで微調整するといいね。滑る前のセッティングが特に重要だから試行錯誤してみて。つま先のストラップは少し緩めに使うのが僕は好きでオススメだね。とにかく締めればいいってもんではないから必要十分なところがベストだね。
膝の動きが自由になるので、後ろ膝を内側に入れたサーフライクな動きがしやすいよ。上半身と下半身が良くねじれる動きが非常にしやすくていいと思う。だからターンを極めたい人にオススメだし、ぜひ使って欲しい。
サーフライクな滑り、膝が内側に入るようなスタイリッシュなターンを求める人にはすごくオススメだね!ガニ股で滑るより内股系のスノーボーダーにぜひ使って欲しい。とにかく乗れているターンを目指したいフリースタイラーにオススメ!将臣、インタビューありがとう。19-20シーズンもまた素晴らしいパウダーターンを披露してください
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