こんにちわCAPです。怒涛の3連チャン投稿です。旅に出るとアウトプットが多くなります。だからこそ、ネタも増えるわけで淀みなく(?)指が動くものです。さて2週間のオーストラリアンレグが終了と同時に50時間以上の移動を経て中東イスラエル・テルアビブに向かいました。
イスラエルの首都Tel Aviv空港着陸前の地中海。画面をアップして頂くといますます!サーファーが!WQS(世界サーフィンリーングのクオリファィシリーズ)も開催されたりとここ最近イスラエルではとても人気が上がってきるようです。それにしても何故イスラエルまで??そもそも地理感覚をおさらいします。
ひえ~遠い(-。-; 東京からもちろん直行便あありませんので今回は台北、香港経由で参ります。前日にゴールドコーストから8時半かけて戻ってきて、東京トランジット(なんだか名前は格好いい)して直ぐに翌日のフライトに飛び乗りました。もうわけわかめです。テルアビブはイスラエルの実質的な首都。エルサレムが首都認定されていますが、政治的な都合で日本ではテルアビブが首都となっています。日本から見ると「なんだか物騒な国なんでしょ?」というイメージが強いのですが、実際行ってみると…
ヨーロッパのビーチかよ!(行ったことありませんが)ってくらい人が日光浴を楽しみ子供達が水際で遊んでいます。それもそのはずヨーロッパ人からすると「人気のリゾート」として名高いそうです。目の前の海はかの地中海!!水は綺麗でビーチ沿いにはちょっと古い感じがする老舗ホテルが立ちならびます。しかも目のやり場に困るような水着をきてる女性が多く天国です(笑)
ビーチから1本外れればカフェが延々と立ち並ぶストリートで皆さん昼間からワインとか飲んでます。写真は朝食なのですが、これにメインとなる卵料理が出てくるのです。つまりこのプレートは前菜プレート。ただね。CAP的にはアラビア料理と地中海料理のあいのこのイスラエル料理。かなり好きです。鼻血が出るほどオリーブを食べる自分にとってどこに行ってもオリーブがあるのはこれまた天国です。コーヒーは、ヨーロッパの影響を色濃くお味も濃いめ。ただオーストラリアのとは異なり日本人には飲みやすいお味です。ここまでの記事だといつもCAP食レポになってしまいますが今回もしっかりとお仕事で行ってるのです。それがこれ…
citywave pro WORLD TOUR!(URL) 実は2019年度からプロツアーが旗揚げされまして、イスラエルで第1戦を皮切りにウィーン、チューリッヒ、そして東京、アメリカ、ドイツと6戦で戦われる予定です。東京大会は7月15~17日(17日は予備日)の予定でして、運営全体やジャッジはたまた各種マーチャンダイジングの確認のために来たわけです。何もオリーブを食べに来たわけではありません。
大会は地元イスラエルサーファー vs citywaveのお膝元のドイツやオーストリアの選手の一騎打ちといった様相です。特に8月東京でこけら落としをした際に来日しているLenny の動きはサーフィンとスケート、スノーボードを融合させたcitywaveならではのサーフィンの未来像を演出していました。バックハンドスナップでここまでスプレーが上がるなんてありえません。観客は全員ズブ濡れです。
しかし、フィンがついてる「通常のサーフボード」で見せるライディングがまぎれもなく海でのサーフィンと変わらずかなりスタイリッシュです。。またcitywaveの素晴らしい所はそれを目の前で垣間見れる物理的な近さがあります。例えばスノーボードの大会とかですともちろん安全上の規定から遠くから観戦することが常です。それがここではまさに塩被りので観れるのですから、その迫力はかなりのものと思います。
視察の目的の一つしてcitywave特有のジャッジクライテリアも勉強する必要がありました。自分自信サーフィンもスノーボードもコンペ志向ではないのでそもそも何をジャッジするのかよく分かりません。しかしそこはヘッドジャッジであるJoseの一言で少し落ち着きます。「どんなスポーツでも格好いいのが一番なんだよ!」格好良い=スタイルを重視するのは古今東西どこも同じようです。いかつい顔のJoseはオーストリア人。この方超長くスノーボードのジャッジをしていたから驚きです。ISF時代、かのテリエが10代の頃サーキットを一緒に回っていたと。。。すげー。その後選手からジャッジに進んだ経緯があるようで、クレイグケリーや若かりし頃のピーダーバウワー(知らない人が多数でしょうな…。BURTONを代表するライダー)との写真を見せてもらい、スノーボード歴25年のCAPにとっては「レジェンド」でありました。「このいかつい顔のお陰でジャッジに不平不満をぶつける選手は殆どいないよ」よ笑っていましたが確かに怖い顔です。
citywaveのサーフィンはサーフィンとスケートが融合した新しいスタイルのサーフィンだと言い切れます。ご覧のようなB1、フロント3、ショービッツなどがパワーカービングの間に散りばめてるなんて、さながらゲレンデでクルージングをしながらグラトリを組み込んでいるようです。これも安定した波が形成できてるからこそ成せる技の数々。citywaveの醍醐味でもあります。
今回の旅は、自分の知っていた知識とあまりにも異なる事が多いです。まずイスラエルという国対しての見方。日本で報道されるイスラエルといえば「ガザ地区」「ヨルダン川西岸」の紛争風景です。しかしそれは本当に一部の事実であって海沿いのスポットは地中海の太陽をサンサンと浴びたビーチが広がり平和そのものです。そしてもう一つ。それはcitywaveのサーフィン+αの可能性が高い事。勿論テクニック的に相当高度になるのでしょうが、やはりsurf+sk8+snowboardの融合した新しいスポーツを見てるとこのスポーツの可能性の大きさを感じます。7月の東京大会に向けてしっかりと告知して多くの人に是非とも堪能頂きたいものです。
CAP