1992年のデザインにインスパイアされたBURTONのレトロコレクション

12/07/2018

90年代はスノーボードで、特にBurtonにとって特別な時代だった。スノーボードの文化はスキー市場の枠に収まらず、スノーボーダーとしての自己表現はますます重要になってくるなか、自由を求めるフリースタイルは理想のスノーボードの形として、アルペンレースをすぐに追い抜いいった
スノーボードのパイオニアブランドとして、常に時代をリードしてたBurtonスノーボード、そして最強と言われた当時のBurtonチーム…..
Jeff Brushie、Craig Kelly、Keith Wallace、Jason Ford、若きTerje Haakonsenといった個性豊かなメンバーが集結したBurtonチームは、スノーボードシーンを全く新しい時代へと導いていった。そして、それまではわずかだった1mの手掘りハーフパイプが、3.6mの綺麗な壁まで成長し、Jeff Brushieはハーフパイプでワールドチャンピオンに輝いた。
時代は1992年。
Burtonのプロダクトチームは、当時を「まるでスノーボーディングの思春期だった」と、その時間と当時の製品を振り返り、スノーボードと共に過ごしてきた長い年月の中でも特に重要なシーズンとなった1992年にフォーカスしたのが今回のレトロコレクションなのだという。
当時人気のフリースタイルボードAirは、フリーライディングの新たなシェイプを追求するFamily Treeシリーズのグラフィックとして蘇った。
スキーヤーとは一線を画すため、当時のスノーボードアウターウェアは独自に進化していた。自然のなかで常に快適でいるために最大限の機能性、耐久性、ドライさ、そして動きを妨げないデザインを追求することは過去も現在も変わらないが、新しいコレクションには自動で内部環境をコントロールするLiving Lining™が採用されている。
さらにスノーボードにはFSC™認証コア、スーパーサップ®樹脂、bluesign®認証プロダクトであるアウターウェアなど、サスティナビリティへの取り組みも90年代には無かったこと。