City Wave@Munich -2-

んにちわCAPです。前回からの続きとなりまして、いよいよcitywave初体験の巻となります…。とにかく室内施設の為凄い音です。急流が流れる中、初心者クラスがスタートです。IMG_6704↑まずはプールの真ん中にスチール製のバーが設置されてレギュラーの方は向かって右側から、グーフィーの方は左側からエントリーします。初心者クラスといえども波の大きさは中級以上とさほど変わらないらしく、莫大な水量なので、初めてテイクオフ(?)するときはかなり緊張します。しかもすぐ後ろには洗濯機が控えてるのでこれまたドキドキです。

IMG_6707↑少しずつ皆んなが慣れてくるとコーチは人を詰め込んできます。おいおい詰めすぎだろってくらい!真夏の湘南を彷彿させる混雑ぶり。しかし当の本人(もちろんCAPも)目の前に集中し過ぎてて相手は全く気になりません。というのも、やはり普通のサーフィンとは異なり水が下から上に上がってきます。そして莫大な水量(=水圧)なので少しでも後ろ足荷重になるとアッと言う間に後ろに下がり洗濯機の餌食です。もちろん逆しかり、前足荷重を少しでも増やせばバーを通りこしてしまいます。実は凄い繊細な動き。これは慣れないと足の裏がツリそうです?
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=B42v1hEQWag?rel=0&controls=0&showinfo=0]↑この練習を幾度となく繰り返していくと波のフェイスを横に行きたくなるものです。しかし勿論ここにも落とし穴がありまして先述の足裏感覚をより研ぎ澄ましつつ、波のフェイスにボードのレールを入れて行くことは本家サーフィンとは違い「遊びが殆どない」という点から相当難しいのが本音です。
IMG_6711↑15分位経つとおもむろに命のバーが取り外されてしまいます?ここからはレギュラー(右壁側)/グーフィー(左壁側)の方々交互に出発します。まるでハーフパイプの練習みたいですね。この広さを1人で使えるようになるとますます横に行きたくなります。しかし初めて15分ではそうはさせてくれないです。ただ…慣れてくると1分くらいは乗り続けられるので、10秒~15秒で終わってしまう本家サーフィンとは比較にならないくらいの量をこなす事が出来ます。つまる所、アクションの練習ができるレベルになれば、本家サーフィンの上達にも相当大きな影響を及ぼす事が出来ます。ただアクションが出来るレベルになるまではちょっと大変ですが…
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=vkSLOtpgKzY?rel=0&controls=0&showinfo=0]↑こんな動きいつになったら出来るんだよ❗️ってほど軽快です。上級クラスはとにかく普通のサーフィンを見てるのと何ら変わらないアクションの連続です。練習しなきゃ。ただcitywaveの開発スタッフの方の話を伺うとサーフィンとの違うスポーツとして認識した方が良いと断言しています。どんなにうまいサーファーの方でも最初は難しいようで、頭の中でしっかりと切り替えて(もちろん体の使い方も)がとても重要との事。なるほど。過去の栄光にしがみつかず真摯に新しいスポーツに挑戦する気持ちという事ですな…。

IMG_6752↑ちなみに肝心の用具関連はやはりソフトボードが主流。フィンも洗濯機の中でも怪我をしないようにフレックスフィンを使用していました。特筆すべき点は初心者の方でも足を置く場所が分かるようにマーカーがされている点。これ結構重要だなって思いました。前後の体重配分が難しいからこそ適正なスタンス幅はとても重要です。板のチョイスは通常よりも10cm程短めでOK。

IMG_6808↑人工波には賛否両論ありますが、やはり身近な場所で気軽に出来るというのは素晴らしい事です。すでにここのcitywaveでサポートされているライダーの子供達は”本場のサーフィン”の大会でも素晴らしい成績を残しているようです。そんなcitywaveが東京にいよいよ上陸します。場所は品川区大井町。京浜東北線大井町駅から徒歩5分の立地です。8月11日のオープンに向けて準備を整えていますので是非遊びに来てください。もちろんCAPもガッチリ絡んでおります。

CAP

2005年から12年間。星野リゾートアルツ磐梯/裏磐梯猫魔スキー場のマーケティング責任者として、魅力開発、広報、営業、販促を統括。過去はBURTON SNOWBOARDの初心者専用ボード"LTR"の開発にも携わる。2017年5月より株式会社Sherpaに移りスノーを織り交ぜたインバウンズ誘客/集客コンサルタントを開始。引き続きFREERUNのライターも兼任。2018年7月からcitywave TOKYOのsenior adviserとしてアジア初の人工リバーサーフィン施設の運営責任者として従事。2019年6月よりスポーツファシリティマネジメントに移籍をしてより広範囲のアドバイザー業を開始。現在は福島のインバンウンズ集客最大化プロジェクトを進めつつ、シーズン中はオーストラリア メルボルンに本社があるmint tours(https://minttours.com)の専任ガイドとして日本の山を外国人に紹介している。 ------------------------ Twitter:@kei4cap Instagram:@kei4cap