高さ、回転数、完成度――。
世界最高峰の舞台で求められるのは、単なるスペックではない。極限のスピード域で、踏み切りの一瞬を正確に再現できる構造体かどうか。その問いに真正面から応え続けてきたブランドがYONEXである。

世界のトップアスリートが選ぶ理由は、間違いなくYONEXがつくりあげるスノーボードの性能、独自の構造”にある。
YONEXのスノーボードが世界最高峰の舞台において確固たるポジションを築いている背景には、長年にわたり培ってきたカーボン技術と、日本国内生産による精密なモノづくりがある。
カーボン素材の裁断、積層、圧着、最終仕上げまでを一貫管理する体制。その精度は、ラケットスポーツで培われてきたノウハウの延長線上にある。単に“軽い”“硬い”ではなく、「どこでしなり、どこで戻すか」をミリ単位で設計する思想が貫かれている。
たとえば、トップライダーから「あと少しだけノーズの戻りを早くしたい」というフィードバックが届く。それに対して単純に硬さを上げるのではなく、カーボンのレイアップ角度や配置バランスを再設計し、しなりの“質”を変える。踏み込んだときの溜まりと、戻る瞬間のスピード。その両立を狙う。この“微調整の積み重ね”こそが、YONEXの強さだ。
ハーフパイプで高さを出すには、踏み切りのわずかなタイミング差が命取りになる。スピンでは、初速の立ち上がりがコンマ数秒違えば着地位置がずれる。そのシビアな局面で、「いつも通り踏めば、いつも通り返ってくる」という信頼がなければ勝負はできない。
YONEXのボードは、踏み込んだエネルギーが板全体に均一に伝わる構造を持つ。しなりが途中で逃げず、ノーズやテールまでしっかり溜まり、最後に鋭く返る。しかもその挙動が安定している。だからこそ、ライダーは板を疑わず、自分の感覚だけに集中できる。
しなやかに粘り、狙った瞬間に鋭く弾く。硬さ一辺倒ではない“質の高い反発”。これがYONEXらしさだ。
そして、今や世界の頂点で注目を浴びるREVやSMOOTHといった完成度の高いモデルを生み出してきた。YONEXの魅力は、単にトップ選手が使っていることではない。世界基準の要求を、日本の技術で応え続けていること。
さらにその技術はコンペティションだけでなく、一般ライダーの一本にも惜しみなく注がれていることなのだ。
26-27シーズン、その真価の象徴として注目されるのが「REV」と「SMOOTH」である。同じハイパフォーマンスカテゴリーに属しながら、目指すフィーリングは明確に異なる。
REVはダイレクトで爆発的な反発を追求。SMOOTHは粘りと弾きを融合させた総合完成度を追求。どちらも新構造「iCRIC」を採用し、ボード全体のエネルギー伝達効率を飛躍的に向上させている。世界最高峰の舞台で証明された技術が、そのまま26-27モデルへと昇華されたのである。
構造が生み出す、ダイレクトな爆発力 ― YONEX「REV」
戸塚優斗選手のアグレッシブで精密な滑りを支えるハイパフォーマンスモデル
REVというモデルの本質は、踏み込んだ力をいかに正確に溜め、いかにロスなく解放するかという一点に集約されている。
26-27モデルのREVは、アウトラインや基本シェイプこそ大きく変えていないが、内部構造は明確に進化している。核となるのは、新構造「iCRIC」の採用だ。ISOコアをノーズからテールまで一体化し、端部まで芯材を伸ばすことで、踏み込みエネルギーを途中で逃がさずボード全体へ伝達する設計へと刷新。従来よりも“溜まり”が深くなり、反発の立ち上がりが速くなった。


さらにREV独自の強化ポイントが、4本のカーボンシャフト構造である。バインディング下、前足・後足それぞれのインサートホール両側に配置されたカーボンシャフトが、足元の瞬発力を集中的に引き上げる。踏み込んだ瞬間、足元から鋭く立ち上がる反発。その軸がブレず、暴れない。
この設計によって得られるのは、単なる高反発ではない。“コントロールできる爆発力”だ。ジャンプでは高さを引き上げ、スピンでは初速を鋭くする。それでいて空中姿勢が安定し、着地でエッジが逃げにくい。ダイレクトでありながら、精度を伴う反応。それがREVの構造的な強みである。
そして、その性能を最大限に引き出しているのが戸塚優斗だ。高難度トリックを高い完成度でまとめ上げる彼の滑りには、踏み切りの正確さと空中での安定感が不可欠。そのシビアな要求に応えるための構造体がREVである。高速域でもズレないエッジグリップ。踏み込みに対して遅れのないレスポンス。一瞬の判断を迷いなく形にできる再現性。
REVは、単にハイエンドという言葉では収まらない。構造から突き詰めたダイレクト性能によって、ライダーの限界を押し上げるための一本だ。
YONEX
REV
Size: 150, 153, 156, 159
Price: ¥127,600
構造が完成度を引き上げる ― YONEX「SMOOTH」
平野流佳・工藤璃星選手が信頼を寄せる総合滑走性能が高いハイパフォーマンスモデル
SMOOTHというモデルの核心もまた、“構造”にある。
REVが瞬発力を研ぎ澄ました存在だとすれば、SMOOTHは粘りと弾き、安定と操作性を高次元でまとめ上げたYONEXの象徴的なモデルだ。
26-27モデルでは、その完成度をさらに押し上げる進化が施された。まずアウトライン面では、ウエスト幅を約5mmワイド化。これにより高速域での安定感と着地時の安心感が向上し、より攻めたライン取りが可能になった。ボードが面で雪面を捉える感覚が増し、強い踏み込みにも余裕を持って対応できる。
しかし、ワイド化による鈍さは感じさせない。その理由が、新たに採用された複合サイドカーブ「5R構造」だ。足元はやや強めのサイドカーブで細かな操作に即応し、ノーズ・テールにかけてはスムーズにつながる設計。ターン導入が自然で、エッジングが直感的に決まる。カービング中の安定感とトリック前後の素早い切り返し、その両立を可能にしている。


そして最大の進化が、新構造「iCRIC」の導入である。従来のCRIC構造が足元中心の反発効率を追求していたのに対し、iCRICではISOコアをノーズからテールまで一体化。芯材を端部まで伸ばすことで、踏み込んだ力を板全体で受け止め、溜め、そして返す設計へと進化した。
この構造が生み出すのは、“粘ってから弾く”という理想的なフィーリングだ。強く踏み込んでも途中で力が逃げることなく、最後までしっかりとエネルギーを溜め込む。そしてタイミングを合わせた瞬間に、スムーズかつ鋭く反発する。
さらに4分割されたハニカムコアを左右に寄せて配置することで、スイングウエイトを低減。回し始めが軽く、空中での軸が安定する。高回転でもブレが少なく、着地時の収まりが良い。この「粘りと弾きの質の高さ」こそがSMOOTHの真価だ。
その性能に絶対的な信頼を寄せているのが平野流佳選手、そして工藤璃星選手である。高難度トリックを組み込む現代フリースタイルにおいて、板に求められるのは単なる反発力ではない。踏み込んだ瞬間の安定感、空中での落ち着き、そして着地後の次動作へのつながり。SMOOTHはそのすべてを高水準で支えている。
REVが“爆発力”を武器に限界を押し上げるモデルだとすれば、SMOOTHは“総合完成度”で戦うモデルだ。
攻めたいが、暴れない。高反発だが、扱いにくくない。競技レベルの精度を持ちながら、フリーライディングにも自然にフィードバックできる。
構造から磨き上げられたバランス。それが、SMOOTHという名前の意味でもある。
YONEXの技術力がもっともバランス良く凝縮された一本。それが、進化したSMOOTHの現在地だ。
YONEX
SMOOTH
Size: 139, 143, 147, 151, 154, 155W, 158W, 162W
Price: ¥116,600
YONEX 2026-2027 最新TOPICS
>スピン性能を進化させた、新世代パークモデル「YONEX|STYLAHOLIC」
>女性ライダーのために磨き上げた、ハイパフォーマンス・オールラウンド「YONEX|SLEEK」
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