DAKINE:“ 信頼” と “ 持続可能性” を両立した、 DAKINE 初の本格ゴーグル始動

1979年、ハワイ・マウイ島でサーフギアのリーシュコード開発からスタートしたDAKINEは、やがて雪山の厳しい環境にも対応するスノーアクセサリーブランドとして進化を遂げてきた。ブランド名の「Da Kine」は、ハワイ語で「最高」を意味する言葉。極限のコンディションに挑むライダーたちを支える道具であることを使命とし、耐久性と信頼性を最重要視したプロダクトを生み出し続けている。スノーボーディングにおけるグローブやバックパックで築き上げた信頼は、昨シーズンにはスノーヘルメット、そして今季はゴーグルという新たなカテゴリへと拡張された。
その背景には、アメリカ・オレゴンを拠点とするDAKINE本社(現在はカリフォルニアに移転)に寄せられたショップからの声がある。「DAKINEのヘルメットと相性抜群のゴーグルを作ってほしい」。そんなリクエストを受けて、長年築いてきたフィールドギア開発のノウハウを活かし、ゴーグル開発プロジェクトが始動した。そして満を持して、今シーズンリリースされることになった。
ここで紹介する「SECTOR」は、3モデル展開されるDAKINEゴーグルシリーズの中間に位置するミッドレンジモデル。流行を押さえた平面レンズ構造と、大胆かつ機能的なセミフレームレスデザインが特徴だ。視界を広く確保しながらも、フェイスラインへのフィット感を損なわない設計で、DAKINEのヘルメットとのシームレスな連携も魅力のひとつとなっている。
最大の注目ポイントは、同ブランドが掲げる “RESPECTFUL PRODUCT” というプロダクトフィロソフィーの体現。フレームやインナーレンズには植物由来の「SOFT FLEX」を使い、ストラップやフェイスフォームには環境配慮型素材「SORONA」を採用し、ストラップ調整の素材や収納用のポーチまで、100%リサイクル素材で構成されているなど、サスティナブルな思想が徹底されている。
機能面でも妥協はない。レンズには「DK APERTURE OPTICS」と呼ばれる最新のハイコントラスト技術を搭載。光の三原色(赤・緑・青)の波長をコントロールし、地形の凹凸や雪質の違いを視覚的に際立たせる。また、曇りを防ぐ「5X ANTI-FOG」コーティングは、一般的なレンズと比べ約5倍の耐久性を誇り、より長くクリアな視界を保つことができる。「OTG(OVER THE GLASSES)」対応でメガネの上から装着可能な点も、ユーティリティを求める現代のスノーボーダーにとって大きな魅力だ。さらに、上下に設けられたベンチレーションがバランスの取れたエアフローを生み、長時間のライディングでも快適な使用感を実現している。
SECTORは、ただの中間モデルにとどまらない。性能、価格、そして環境配慮のバランスを高次元で融合させた、“ちょうどいい” がすべて詰まったプロダクトである。環境を意識するスノーボーダーにとって、未来志向のアイテムとして注目されること間違いなしだ。

DK APERTURE OPTICSは、最新のハイコントラストレンズ。光の三原色である赤、緑、青の波長をコントロールし地形をはっきりくっきり見せる
ゴーグルの上部と下部のフォームベンチレーションにより、バランスの取れたエアフローを実現している
フレームやフェイスフォーム、ストラップは、環境を配慮した植物由来マテリアルとリサイクル・マテリアルで作られている
DAKINEゴーグルにはバックルストラップを採用。楽に装着できるだけでなく、この素材においてもサスティナブルな素材を採用

 


DAKINE BRANDページ

今期のデジタルカタログはこちら。