フリーライドに特化したドメスティックニューブランドIYKYK SNOWBOARDSが本格始動。

IYKYK SNOWBOARDS
(左)Sシリーズ
SIZE: 147, 158
PRICE: ¥99,000

(右)Fシリーズ
SIZE: 152, 156
PRICE: ¥99,000

“IF YOU KNOW YOU KNOW” 知る人ぞ知る。そんな意味深なブランド名を持つIYKYK スノーボードが今シーズン新たに登場する。このアイワイケーワイケーは群馬発信のローカルスノーボードブランド、アドラブルスノーサーフとの共同制作によってプロダクトを開発している。北海道、青森・八甲田、そして白馬を拠点に活動するエキスパートたちやパトロールのキャプテンなどがテストを繰り返して製品化。それぞれが雪山を知り尽くしたスペシャリストたちだけに、プロダクトに対する目は確か。彼らからの厳しいリクエストや指摘をフィードバックしてデザインされたボードラインナップは、フリーライドに特化したオールマウンテンボードが2種類用意されている。
Sシリーズと名付けられたモデルは、ラウンドテールの形状を持ち、ピステンバーンでの切れ上がるカービングからグラトリ、パウダーでの浮遊感あるターンまで幅広いフィールドで高い操作性を発揮する。その理由はラウンドシェイプでありながら、ローキャンバーは中心から後ろ寄りにデザイン。ノーズ側はローキャンバーから緩やかにフラット、そしてロッカー形状へ。テール側はローキャンバーからロッカー形状へ。そのオリジナル形状『フローティングキャンバー』によって、ボードを踏み込んだ時にノーズとテールが上がりパウダーでの浮力を生みだす。
もうひとつのモデルは、テールが割れているスワローテールを採用し、パウダーやフリーライディングに特化したシェイプのFシリーズ。156 のモデルでウエスト幅が27.9cmとワイドな設定。これほど太いウエストは深いパウダーでも十分な浮力を生み出す。またカービングでも高い操作性を発揮できるようにFシリーズのソール形状も同様のローキャンバーからノーズにかけてフラット、そしてロッカー形状へと緩やかに変化している。この特徴的なソール形状によってパウダーでのさらなる浮力を生み、高い操作性を実現。またスワローテールは、テールの内側までフルエッジ仕様になっているで雪をしっかりと切ることができ、ボードのヒビ割れや浸水も防ぐ。両モデルともにインサートホールが前後6個ずつ搭載されているため、乗り手の好みに合わせたスタンス設定が可能だ。
IYKYKはまだ誕生間もない、まさに『知る人ぞ知る』スノーボードブランド。感度の高いスノーボーダーを満足させる性能と特徴的なシェイプは今のうちにチェックしておくことを強くオススメする。

フリーライドからカービング、グラトリまで遊べるSシリーズの形状
パウダーで浮き、圧雪バーンのターンもかなり切れるFシリーズの形状
足下はローキャンバー、ノーズ側はフラット形状からロッカーへ。テール側はローキャンバーからロッカー形状。両モデルはこのフローティングキャンバーを採用
スワローの内側もフルエッジなので、スワローテールのデメリットであるテール割れやヒビを防ぎしっかり加重をかけ雪を切ることができる

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