_welcome fredi
過去にオリンピックのハーフパイプ出場経験を持ち、コンテストシーンからバックカントリーでのビデオパートの撮影、そして自らもレンズを構えるなど、様々なキャリアを持つフレディは、常にスノーボードが中心のライフスタイルを築いてきた。
「スプリットボードでバックカントリーに行くのが本当に楽しい。自然と調和し、山や氷河を滑り降りるクリエイティブな感覚が好きなんだ。雪山では慎重にラインを選び、雪質など斜面のコンディションや地形に合わせながらターンを楽しむ。そこに最もインスピレーションを感じる」
こうスノーボーディングの魅力を表現するフレディ。
_origins
フレディはスイス南西部に位置し4,000mクラスの山々と雄大な氷河に覆われたサースフェーで生まれ育った。14歳のときに初めてスノーボードを始めるとすぐに夢中になり、ジャンプできる地形があれば飛び、多くのトリックにもトライするなど当時はフリースタイルにスノーボーディングを楽しんでいた。
その頃も今もフレディにインスピレーションを与えているのは、スノーボードにストラップを付けて雪山を自由に滑り、目の前に現れる地形やヒットセクションにドロップインしてライディングすること。
そのスタイルこそ、自由で純粋にストークを感じることができるという。
_perspective
若かりし頃のフレディは常に完璧なジャンプをメイクするためにスポットを探していたが、40歳を迎えた今ではその日の斜面のコンディションや自然地形に合わせ、パウダーディにできるだけ多く滑ることに夢中だと話している。
彼のホームマウンテンのあるサースフェー周辺は氷河が多く、近年その氷河が温暖化の影響で急速に溶けていることは周知の事実である。
この状況は、彼の自然フィールドに対する考えに大きな影響を与え、人々が気候変動を真剣に受け止め、その対策を講じることを望んでいる。自身ができる温暖化対策を継続しながら、この氷河が存在する限りできるだけ多くの時間をその周辺で過ごし滑り続けたいというのが彼の願いである。
_fredi today
アウトドアが大好きで、早朝のハイキングをはじめ登山遠征からライダーとの撮影まで、多くの写真を撮影し続けてきたフレディは、ここ数年「Stomping Grounds Project.」のフォトグラファーとしても活動している。同時に、洗濯や料理、掃除、育児、宿題など家族との時間も大切にしている。すべてはバランスなのだという。
FWチームに加入したフレデリック・カルバーマッテン。これからも彼のスタンスでスノーボーディングの魅力を表現していってくれるに違いない。
ぜひフォローして、彼のライフスタイルや活動をチェックしよう!
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