今シーズン初戦となるこの競技会はJSBAで29年続く伝統の大会「RIDING ON SNOW KUROHIME」とのタイアップ。
セッターには鶴岡剣太郎を迎えた。
(JSBA公認コーチプロフィールより)
今回のセットの特徴は「ダブルバナナ」
そのポイントを聞いた。
鶴岡「ダブルバナナについては、単調なコースに変化を持たせたく、工夫した。これはプロ戦初の試みなので選手に刺激を経験して欲しかった。その他は緩斜面までスピードを乗せたコースにする意識をした。選手達がケガなく楽しめて良かったです。」
競技会は予選1本目。
大御所杉本(SG)はバインディングが外れるアクシデントにより1本目敗退。
波乱の予感である。
予選2本を終え、首位に立つのは、Men 清水(OXESS)とWomen 黒木(OGASAKA)。
本戦はKO(ノックアウト)方式のシングルフォーマット。予選タイムも重要だ。
急斜面を丁寧にこなし、緩斜面でまくる展開が多く観戦にも熱が入る。
結果は…
1位 黒木あかり(OGASAKA)
2位 金澤野愛(OGASAKA)
3位 三塚美幸
撮影に来ていた川口(OGASAKA)も喜ぶ。
1位 今井凌(KESSLER)
2位 戸田大也(AMICSS)
3位 武川慎(GRAY)
4位 長澤聖(AMICSS)
5位 清水大智(OXCESS)
6位 河島広輔(AMICSS)
1st Roundで師匠KIMUTOMO(KESSLER)を倒し見事優勝を飾ったのは今井(KESSLER)。記念すべき初優勝をしっかりと心に刻めたのではないか。
また、注目は3位 武川(GRAY)ルーキーイヤーの入賞でありながら、なんと中学生。
中学生のプロ戦入賞は初めてである。
4位 長澤(AMICSS)もルーキーイヤー。
今シーズンの競技会行方が楽しみになる初戦であった。