秋田から群馬・片品村に移住し13年。このエリアを代表するフリースタイラー石山 徹のフルパート『SPERMA』が本日Youtubeより公開された。
今年34歳になった石山 徹だが、そのライディングスキルはまだまだ進化している。誰もやっていないオリジナルスポットを探しながら全国を駆け回り、ライダーとして1シーズン自分が動いた証しをこうしてフルパートに込める。
まだまだ自分自身も動ける。そして、そういう環境も身近にある。同世代や上の世代のスノーボーダーへまだまだやれるんだという姿を見せ、次世代にも刺激を与え続けたい。そんな想いを込めた石山 徹、渾身のフルパートがこれだ!
「最近のストリートの映像って、レールオンリーとか同じようなアイテムが多いと思ってて。それはその人のスタイルでもあると思うんですけど、自分的にはレールだけでなくウォールで飛んだり、ナチュラルで飛ぶっていうのも好きなんで、そういった多様性のある映像をミックスしてフルパートを作りたかったんです。それで昨シーズンは色んなクルーと動きました。それこそグーフィーズやWAKUWAKUだったり、INK MOVIEのマサ(佐藤正和)くんとか、色んな人たちと本州の山形や秋田、長野へ行って撮影しました。映像のハイライトのスポットは、片品村にあるスノーシェットで、ずっと狙ってた場所でした。細い電柱があることを知ってて、それに手をついたらヤベぇじゃんみたいな構想があって。実は前に一度やったことがあったんですけど、ランディングに岩があって、メイクできず腰をやられてしまって。それから夏に地形を再度チェックして。もちろん雪が降ったタイミングしかできないので、ここ数年は雪が着くタイミングを狙ってたんです。で、4年越しに再チャレンジしました。自分の中で結構やりきったくらい動いた結果がこの作品なので、自分的にはこれが今までで一番良い出来だと思っています。このフルパートを通じて多くの人に刺激を与えられたら嬉しいです」by 石山 徹
石山 徹 インンスタグラム