雪板セッションイベント「YUDONOSAN YUKIITA CIRCUS 2021」


滑り手が好むフィールドやスタイルに合わせて、型、柄、カラー、素材といった仕様を選んで自分だけのビーニーをカスタムメイドができるLADE。そんなLADEが現在ベースとしている山形は湯殿山のブナ林にて、さる5月15、16日に芽育雪板の五明 淳とともに雪板セッションイベント「YUDONOSAN YUKIITA CIRCUS 2021」を開催した。
photo: Keiichiro Natsume

これまでは月山で行われていた同イベントだが、今年は湯殿山に会場を移し、さらに小松吾郎率いる地形研究会とPOW JAPANの協力のもと、あらたにパワーアップして行われることになったのだ。
5月中旬の美しく心地いい新緑のブナ林で、老若男女が雪板を手にユルくもアツいセッションを繰り広げた。
なかでも新世代の躍進が光っていた。特に1日目のフリーセッション、2日目のスラロームタイムレースともに夏目睦穂(10歳)が大人をぶっちぎって優勝。多くの参加者が集まり、かなり盛り上がったイベントは今年も無事に成功に終わった。

今回で8回目の開催となった本イベント、今後も山形の月山や湯殿山の残雪を利用して雪板で遊ぶセッションイベントの開催は継続していく予定だそうだ。
「重機を用いず人力で気持ちのいい新緑のブナ林でコース造成を行い、イベントの開催を通して年々減りゆく積雪量から自然環境について考えてもらうキッカケにもなれば」とは主催者のコメント。

そんなイベントの様子をまとめたショートムービーがアップされたので、是非、チェックいただきたい。