30周年を迎えたScooterが辿り着いた“ノンストレス”という楽しみ。ニューモデル「Scooter|WD」

1990年代後半、日本のスノーボードシーンが急速に進化し始めた時代。その最前線で、あるブランドが静かに、しかし確実に“ひとつの道”を歩み始めていた。
それが Scooterだ。
流行を追うのではなく、“スノーボードに乗って雪山を滑ることをいかに楽しむか” その一点にひたむきに向き合いながら、30年という時間を費やしてきたブランドである。
Scooterの根底にあるのは、“走るターン”というコンセプトだ。自分の踏み込みで、たわませ、走らせる。
そのスピード感と反応の気持ちよさを最大化するために、数え切れないほどのテストを繰り返し、雪質、スピード、荷重、抜けのタイミングなど、すべてをデータとして蓄積し、微細な調整を重ねてきた。
そして「どうすれば、深いパウダーでより自由に滑れるか」というスノーボーダーの要求に応えるべく、また新たなモデルが誕生した。
Scooter Snowboard
WD
Price: ¥125,400 [日本製]
Size: 156

30周年を迎える「SCOOTER」がつくるスノーボードとは

Scooterの真価は、スペック表だけでは語れない。全てのラインナップに、一見してわからない異常なほどのこだわりが、各モデルに投入されている。
例えば、DAYLIFEに使われている薄いゴム製シート。これは木材の微振動を受け止め、ボード全体の挙動を落ち着かせるためのものだ。

こうした“語られなければ分からない工夫”が、Scooterのボードには無数に詰め込まれている。

グラフィックにおいても、色使いを派手にするのではなく、色の深みや見る角度によるグラデーションの変化など、高級感溢れる仕様になっている。
そして最終工程は、OGASAKA工場による最高峰の仕上げ。エッジ、ソール、表面処理にいたるまで、その完成度は、日本製ならではの精度そのものだ。

今季、Scooterは30周年記念モデルをラインナップに加えた。
性能はそのままに、特別なグラフィックで節目を祝う限定仕様。それは“過去を振り返る”ためのモデルではなく、この先の30年へ向かう意志表明でもあるのだ。

Scooterの原点、DAYLIFEが登場したのは1997-98シーズン。そこから乗り味は熟成され、もはや誰もが認める完成されたフリーライドボードとして親しまれている。左は2026-27モデルの155、右は30thモデル155


“ノンストレス”という発想から生まれた、まったく新しいパウダーボード

「とにかく、ノンストレスなパウダーボードを作ろう」
WDの開発は、極めてシンプルな発想から始まった。深雪でのスタック、刺さるノーズ、バランスを崩す着地、それらすべてを“回避する”ために、必要とされる理想的なカタチは?
その答えが、ワイド × センターロッカー × ダブルキャンバーという、これまでのScooterの経験から導き出した構造だった。
ワイドなウエストは、深雪でも板が雪面の上にとどまるための“絶対的な浮力”を生み出す。そこにダブルキャンバーを組み合わせることで、前後どちらに荷重してもノーズやテールが沈むことなくしっかりと粘ってくれる。またレギュラーでもスイッチでも安定した姿勢を保つことができる。
さらにセンターロッカー構造によって、ウエストが太いにもかかわらず、切り返しが重くならず、細かい操作にも素早く反応する軽快さを持ち合わせている。

特筆すべきは、ダブルキャンバー特有の“点で噛む”エッジングだ。通常のキャンバーのようにエッジ全体に力が分散するのではなく、荷重がポイントに集中することで、ハードバーンやアイスバーンでも驚くほどのグリップ力を発揮する。
パウダーで転ばないために生まれた構造が、結果として「アイスバーンでも転ばない」という副次的な効果をもたらしている点は、WDというモデルの大きな魅力のひとつだ。

センターロッカーのダブルキャンバー構造でワイドなウエストでも操作性が良く、パウダーの中を自由にコントロールすることができる
トップシートにはポリアミド加工を採用。しなやかなフレックスを活かしながら、優れた振動吸収性で安定したターンを可能にする
「パウダーでノーストレス」それがいかに魅力的なことかを実感しているスノーボーダーは多いだろう

ワイドでも取り回しが軽いから、自由に遊べる

156cmというミッドサイズに設定されたWDは、ワイドボードでありながら取り回しが重くならないよう、軽量設計が施されている。ブーツアウトの心配がないワイドシェイプで、思い切ってボードを立てたカービングも可能。深いエッジングでもドラグを気にすることなく、安心してラインを描くことができる。

実際のライディングでは、WDの“楽さ”が際立つ。深雪では、ノーズが刺さらず、常にボードが雪の上に浮かんでいるような安心感があり、着地時もボードが自然にリカバリーしてくれる。ツリーランや地形遊びのように、細かいコントロールが求められるシーンでも、センターロッカーの操作性が生かされ、ワイドとは思えないほどスムーズにボードを動かすことができる。

一方で、ハードバーンではダブルキャンバーの強いエッジングが生きる。アイスバーンでもしっかりとエッジが噛み、安心してスピードをコントロールできる。ただし、フラットで直進するような状況では、ダブルキャンバー特有の構造上やや暴れやすいという面もあるため、そんなシーンではエッジを軽く切り替えながら乗ることで、このボードのポテンシャルを最大限に引き出すことができる。

WDは、パウダーを“攻める”ためというより、パウダーを“安心して、自由に遊ぶ”ためといったニーズに合致するボードだ。
転ばない。沈まない。刺さらない。そして、どんな雪面でもコントロールできる。
WDならではのこの性能に大いに魅力を感じるスノーボーダーは多いはずだ。
Scooterが30年間積み上げてきた“マニュアルな乗り味”というコンセプトが、新しい形として結実したのが、このWDである。

全長156cmで幅は26.9cmと十分な幅で加速性も良く、安定感を常に感じることができる

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