19-20モデル headのハイブリッド形状 / それぞれのシェイプの特徴とは? DCT & POP編

19-20モデル head Snowboardsのハイブリッド形状には3つのタイプがあるがDCTとPOPの2つに分類される。
Hybrid Camber DCT
Hybrid Camber DCT 2.0
Hybrid Camber POP

である。

「Hybrid Camber DCT、Hybrid Camber DCT 2.0」
head独自のオールラウンドモデルとして、評判の高いシェイプである。ボードセンター部分の「ねじれ」にコンセプトをおいているシェイプである。ボード操作の95%はねじれることで行われる。車で言うところのハンドルと同じだ。一般的なダブルキャンバーのボードセンター部分はロッカー形状のため、ねじれにくい。DCTはボードセンターをフラット形状+細めのウェストに設定している。このことにより、ねじれやすいため操作性が高く(軽く)、ボード操作が非常にしやすいという効果がある。さらに、ダブルキャンバーの長所も備えていることもポイントである。ダブルキャンバー特有のエッジコンタクトが強く、一般的なキャンバーボードよりエッジが効く。つまり、カービングのエッジパフォーマンスが高いのだ。また、プレストリックなどのトリック性能が高いのも特徴だ。プレストリックの安定性が高く、ビギナーでも練習しやすい。パウダーエリアでのライディングではノーズを上げやすく、浮力を得やすい特徴も持つ。フリースタイラーであればスイッチでも浮力を得ることができる。

▲操作性が良い
▲カービング性能が高い
▲プレスなどトリック性能が高い
▲ターンのエッジパフォーマンスが高い
▲パウダーでの浮力を得やすい(ボードセンターからノーズを浮かせやすい)

★headが提案するフリースタイルにおいてのオールラウンドシェイプである。

以下、Hybrid Camber DCTを採用しているモデル

「Hybrid Camber POP」
一般的なキャンバー形状に近くキャンバーをフラットでつないでいる。キャンバー形状はスノーボードのスタンダードであり、トラディショナルな形である。その要素を残しながら踏み込んだ時に反り上がるノーズとテールはパウダーエリアでの浮力、スライドやプレストリック、オーリーのスムーズさを生む。基本滑走から複雑な3D地形に合わせやすい特徴を持つ。スタンダードスノーボードにパウダーと3D地形での遊びを取り入れた形状になっている。

▲スノーボード本来の滑走性を持つ
▲3D地形に板を合わせやすい
▲パウダーでの浮力を得やすい(ノーズとテールのキックを上げやすい)
▲オーリーがしやすい
★headが提案するスノーボードのド定番の形状、基本滑走能力+遊びを表現するシェイプである。

以下、Hybrid Camber POPを採用しているモデル

各モデルには、形状にプラスしてそれぞれのボードコンセプトに合わせたテクノロジーを載せている。好みの滑りやカテゴリー、レベルに合わせて選んでください。

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