19-20モデル head Snowboardsのラインナップの中で、クルージングを楽しむモデルを紹介。まずは、head Snowboardsのクルージングボードと言えばTHE DAYである。パウダー用に開発されたモデルではあるのだがパウダーではない3D地形から初中級者バーンを気持ちよくクルージングするのに最適な仕上がりになっている。
以下、18-19モデルからの継続モデルであるTHE DAYを解説
19-20モデルより新たに登場するANYTHING LYTとEVERYTHING LYTというゲレンデクルージングモデルがある。head独自のDCTシェイプをターン性能を高めるためアシメトリーにデザインしたDCT2.0というシェイプだ。ヒールサイドターンが安定するというコンセプトにシェイプされ非常に素晴らしい仕上がりになっている。ヒールサイド側の有効エッジをトゥー側よりも長く設計し、ターンの安定性を飛躍的に向上させている。そして、サイドカーブを若干ゆるく調整している。これが大きな特徴だ。一般的なアシメトリーデザインのボードは、ヒールサイドターンを鋭角に曲がりやすくするためサイドカーブを深くしている場合が多い。より深いカービングを求めるのは上級者の域であり、上級者のためのボードである。DCT2.0を採用したANYTHING LYTとEVERYTHING LYTは、中級者層からステップアップしたいユーザーへのクルージングボードとなっている。
ターゲット層 ▲ターン前半から積極的に板を踏んでいけない ▲ターン後半でどうしても板がずれてしまうことが多い ▲転ぶのはヒールサイドターンが多い ▲ヒールサイドターンが苦手だ ▲綺麗なカービングをしたい ▲スイッチスタンスでも安定したカービングがしたい ▲中級者レベルから上級者へステップアップしたい
以上のようなことに悩んでいるユーザーには特に最適な仕上がりだ
ヒールサイドの有効エッジを長くし、サイドカーブを浅くすることでトゥーとヒールのターンを自然に感じる程度に調整している。有効エッジが長いことで十分な安定感を提供できる。技術が伴えば、板をたわますことができるので十分に深いターンが可能となる。ツインシェイプになっているため、特にスイッチスタンスでのヒールサイドは安定感を感じるはずだ。ダックスタンスでの基本滑走はもちろんであるが21、0など前振りのアングルでも十分に滑走できる設定になっている。
赤川隼多と村井美萌砂の映像を見て欲しい。ヒールサイドカーブについての安定性について話をしている。2つのシェイプから選ぶあなた好みのクルージングボードをぜひ、選んでほしい。
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