BURTON
MEN’S STEP ON GENESIS
★サイズ: S ~ L
★カラー: BLACK
★価格: 55,000円
MEN’S SWATH STEP ON
★サイズ: 25 ~ 31cm
★カラー: BLACK× PRINT
★価格: 53,900円
この冬リリースされるニューギアの中から “滑りの達人” たちは何を選ぶのか?ギアを誰よりも使い込んでいるプロライダー達の声を聞けば使用感をより具体的にイメージできるだろう。ということで、14人のライダーに愛用するギアとチョイスした理由を聞いた。十人目は竹内正則。
「スプリットボーディング以外はSTEP ONを使用しているけど、光ヶ原のようなディープなパウダーでもまったく問題ない。そもそもSTEP ONでもストラップタイプでも、ベースプレートの上にある雪を掻き出し、ブーツの底の雪を落してから足入れするのは同じこと。STEP ONはその時点で装着が完了してるし、ブーツがバインディングにしっかり固定されるから、より足裏感覚に優れていると思う。
バインディングは、すごく軽くてシャープでレスポンスのいいX もよかったんだけど、新たにSTEP ONに加わったGENESIS の使用率が高かった。ハイバックのハンモックのソフトな足当たりが好きでね。ちゃんとホールドされているのに、波乗りのような感覚で足の自由度が高く、ルーズなタッチでボードをさばける。特にパウダーではムダな抵抗を与えずに雪面とのコンタクトをよりスムースにしてくれるんだ。今季からツマ先の両サイドのクリートが2ピース構造になり、より確実なホールドが実現したことに加え、着脱もよりスムースになってるよ。
ブーツもいろいろテストしたね。PHOTONは優れたホールド性ながら、しなやかなフレックスっていう表現がピッタリのモデル。硬くないからパウダーでも足首を自由に動かせるんだ。STEP ONブーツで唯一のアジアンフィットで、足型にもよると思うけど僕の足にはかなりフィットしてくれた。今回紹介するSWATHはダブルBOAで締め分けできるのが調子いい。そしてPHOTONよりも少しルーズな印象がある。基本的に僕はブーツをあまり締めないタイプだから、けっこうマッチしてた。ストラップの「ある」「なし」は個人的にそこまで違いがないと思うけど、滑る前にギュッて締めることが安心感に繋がる人もいるんじゃないかな。
STEP ONは2段階で留まるんだけど、少しくらい雪がブーツのソールに付いていても噛んでくれる。その1 段階目で滑るときもけっこうあるし、それで今まで一度も外れたことはないよ。ただ、ちょっと雪を踏んでる状態だから、滑り心地は少しだけ変わるんだ。撮影などでちゃんと滑りたいときは、僕は必ず2段階目まで足を入れるようにしてるよ」
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